こんばんは、白黒茶々です。
人気アニメが映画化されることはしばしばあるのですけど、その周期は作品によって異なります。 「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」、「名探偵コナン」、「プリキュア」シリーズは毎年創られていることもあって、皆さまのなかにはそれらを観賞することが年間行事になっているという方もいらっしゃると思います。 その一方で、現在大ヒット上映中の「天気の子」も含めた新海誠監督の作品は、3年を目安に製作されているみたいです。 そのような中で、白黒茶々家の家族全員が推している「ONE PIECE(ワンピース)」がこの度映画化され、8月9日から公開されています。
「ONE PIECE」とは……… 悪魔の実を食べたことによって全身ゴム人間となったモンキー・D・ルフィ(声・田中真弓)は海賊王となるために、8人の仲間とともに世界のどこかに隠されているというワンピースを探す旅をする物語です。 そんな彼らは海賊なのに、その旅の途中で出会った困っている人のために諸悪と戦ったり、助けてもらった人に恩返しをしたりするのですよね。そのような勧善懲悪や浪花節の要素も含まれていて、観るほうもついつい惹き込まれてしまいます。
その人気アニメが映画化されたのは3年ぶりで、そのタイトルはズバリ 「STAMPEDE(スタンピード)」。 それは、(群衆が)先を争って逃げ出すこと、総崩れ、大敗走、どっと押し寄せること、殺到、衝動的な大衆行動、………などを意味する英語なのですけど、今回の作品は予告編でルフィが「海賊万博だ~ 」と叫び、過去に「ONE PIECE」に出てきた海賊が総出演するほどの大騒ぎになるみたいですね。 映画化された段階で、我が家は行くことが決まっていたのですけど、そうしたら次はどのタイミングにするのかですよね。 たつぴが大学の夏休みに入ってからは、バイトや友達との付き合いなどがあって、スケジュールを合わせるのがより難しくなりました。それでも、できることなら私と箔母さんがお盆休みに入ってからがいいですね。 それならば、8月12日の朝なんていかがでしょうか?えっ、その日たつぴは午後からバイトが入っているですって? 映画を観終わったらバイト先まで直接送っていくようにするので、その日にしなさい このような流れで、白黒茶々家の映画観賞の日程は決まりました。
「ONE PIECE」のような話題作となる人気アニメの映画は、公開前から映画館以外のところででも、PR活動やタイアップが盛んにおこなわれます。 コンビニではそれにあやかったパンや一番くじ、対象商品で「ONE PIECE」関連の粗品をプレゼントしたりして………
さらに丸亀製麺では、悪魔の実を思わせるような「ニガニガのかき揚げ」や「カレカレのかき揚げ」といった限定品が作られたりしました。 それらを購入すると、映画の缶バッチが貰えたりするのですよ ちなみにニガニガのかき揚げには、ゴーヤ、ちくわ、玉ねぎなどが入っていました。
そうしているうちに、ワンピースデーこと8月12日になったので、約束通り家族全員で県境を跨いだ豊橋市にあるユナイテッドシネマ豊橋18にやって来ましたよ この日は余裕をもって朝一番の上映より30分ほど早く来てしまいました。そうしたら、まずはチケットを購入しておきましょう。
ところが、そのチケット売り場には長蛇の列ができていたのです 私はお盆休みの映画館を甘く見ていました。 このままでは、ワンピース映画のチケットが売り切れてしまう いや、なんとか入手できたとしても、自由席なので3人並んで観られなかったり、端っこに追いやられたりする恐れが……… 次の上映に変更しても、たつぴのバイトの時間に間に合わないこともないので……… 待っている間に、私たちの心境はこのように変化していきました。
というコトで、2番目の上映に変更 そのスクリーンは200席ほどあって、私たちは中段の中央付近のいい席を余裕で確保することができました。 それでも、上映時間の直前には、残りの席もほぼ埋まっていました。あとは本編が始まるのを待つだけなのですけど、やはり近々上映予定の他の作品を、予告編のように紹介させていただきます。
まずは「ダンスウィズミー」です。「ウォーターボーイズ」などを手掛けた矢口史靖氏が監督を務め、自身初のミュージカルに挑んだコメディー映画とのことです。 一流商社に勤務する鈴木静香(三吉彩花)は、催眠術師によって曲が流れた途端に歌って踊らずにはいられなくなるという催眠をかけられました。 翌日から静香は、テレビから流れる音、携帯電話の着信音、駅の発車メロディーなど、ちまたにあふれる音楽に体が勝手に反応してしまうように。 なんとか術を解いてもらおうとしたのですけど、催眠術師はどこにもいませんでした。さあ、どうする静香
三吉彩花さんは、500人のオーディションから主役の座を射止めたそうです。 コメディー色もあって、ミュージカルに苦手意識がある人でも、スルッと入り込めるそうです。 映画「ダンスウィズミー」は、8月16日から公開されています。
次は「二ノ国」にございます。現実と隣り合わせなのに全く違う、もう1つの世界「二ノ国」。 高校生のユウ(声・山﨑賢人)と親友ハル(新田真剣佑)は、幼なじみのコトナ(永野芽郁)を巡る事件をきっかけに、2つの世界を行き来することになります。
主人公たちが暮らす現実世界「一ノ国」と、隣り合わせにある魔法世界の「二ノ国」。その二ノ国には、同じ顔のもう一人の人間が存在し、命がつながっていると言われています。 現実と二ノ国の2人のコトナに命の危険が同時に迫る中で、3人と「二ノ国」を巡って究極の選択を迫られるのですけど、果たして………
原作は「妖怪ウォッチ」でお馴染みのレベルファイブの代表でもある、日野晃博氏。監督はスタジオジブリ出身の百瀬義行氏で、音楽は久石譲氏。 中心人物たちの脇を、山寺宏一、伊武雅刀、ムロツヨシといった豪華キャストが固めています。 この「二ノ国」は、8月23日から公開が始まっています。
そうしているうちに、私はポップコーンとジュースを手にしたのですけど、大きなスクリーンのほうには、それらに手足の生えたポップコーン男とジュース男が映し出されていました。 あと、ビデオカメラ男と、パトランプ男も 彼らによる「ノーモア映画泥棒」の注意喚起の映像が流れたら、いよいよ映画の本編が始まります。
前作の「FILM GOLD(フィルムゴールド)」と同じように今回の映画でも、来場者には数量限定(?)で、小冊子のプレゼントがありました。 しかも「海賊万博」にあやかって、10089巻(バンパク)というのがなんとも。
ちなみにその内容は、「STAMPEDE(スタンピード)」の原案やネーム(大まかな下書き)、さらには登場人物の特徴や解説などとなっております。
海賊船のアルカディア号……… ではなくて、サウザンド・サニー号に乗って、ルフィ、ゾロ(中井和哉)、ナミちゃ(岡村明美)、ウソップ(山口勝平)、サンジ(平田広明)、チョッパー(大谷育江)、ロビン(山口由里子)、フランキー(矢尾一樹)、ブルック(チョー)の9人(トナカイや人骨も含む)の「麦わらの一味」は、大海原を航海していました。 そんな彼らのもとに、世界中の海賊たちが集まる「海賊万博」の招待状が届けられました。 さらにその目玉イベントには、元祖海賊王のゴールド・ロジャーにまつわるお宝が用意されているというのですけど………
海賊万博の主催者のブエナ・フェスタ(ユースケ・サンタマリア)にはよくないウワサがあり、ロビンは「怪しい、これにはワナがありそうだ」と疑ったものの、ルフィは行く気マンマン 一行は海賊万博の開催地となるデルタ島に向かいました。
その島には「最悪の世代」のを始めとした、世界中の海賊たちが大集合 ジュエリー・ボニー(木内レイコ)、バジル・ホーキンス(宗谷樹頼)、バギー(千葉繁)、ボア・ハンコック(三石琴乃)、ジュラキュール・ミホーク(掛川 裕彦)、………など、過去に「ONE PIECE」を賑わした海賊が続々と登場するのですけど、途中から観始めた私にとっては知らない者ばかりでした。
ルフィたちが祭りを楽しんでいる時に、司会者のドナルド・モデラート(山里亮太)と歌姫のアン(指原莉乃)が取り仕切り、いよいよ宝探しが始まりました。
海賊たちは先を競って、そのお宝があるという天空に浮かぶ宝島を目指すことに。麦わら一味は、それに対応するようにフライング仕様に改造したサニー号に乗ってひとっ飛び
ところが、その天空の宝島はダグラス・バレット(磯部勉)という大男によって破壊されてしまうのですよね。 さらに、お宝を手にしかけたウソップも半殺しにしてしまいましたし。 彼はかつてインペルダウンに投獄され、黒ひげ(大塚明夫)さえも警戒していたほどの男なので、油断なりません。 それだけでも最悪なのに、あらゆるものを合体させる「ガシャガシャの実」の能力者でもあるというのですよ そんな彼は「俺の強さは、俺一人だけが勝つためにある 」と豪語しました。対するルフィは「仲間がいるから俺は強い 」と言っていますけど、こちらのほうが共感できますよね。 そんなバレットとルフィたちとの勝負の行方は………
今回の「ONE PIECE」映画は登場人物が多いうえに、人間関係も複雑に絡み合っているので、説明するのが難しいです。 そこをなんとかして、大雑把に語ってみると……… 今までに出てきた最悪の世代や王下七武海の海賊が集まったところに、彼らの天敵ともいうべき海軍が乱入し、革命軍も付いてきて、ごっちゃになる……… と、でも言っておきましょうか。 そのような中で、ルフィはバレットとの死闘を繰り広げるのですけど……… そのような大迫力で緊迫した場面で、あろうことか私は睡魔に襲われ、意識朦朧となってしまったのです。 決して退屈だったというワケではないのですけど……… ほら、自然界にも同じような習性を持つ弱い動物がいるじゃないですか 天敵に遭遇したら、自身の身を守るために仮死状態になるヤツが。
※命の危機に晒されたときに無防備な仮死状態になったら、死んでしまうじゃないですか!(編集部注)
あ、それから、劇中にはパンダマンなるモブキャラも何回かでてきたみたいで、箔母さんはそのような遊び心のある仕掛けが好きで「5人見つけた」と言っていました。
戦闘シーンで私が眠くなってしまうのは、条件反射によるのかも知れませんけど……… とにかく、映画「ONE PIECE・STAMPEDE」はいろんな意味で盛りだくさんで、お得感満載な作品となっております。 直近の人気映画ランキングでは3位となっていて、私以外の方たちからも高い評価を受けています。小冊子の10089巻(正確には巻壱萬八拾九)は300万部なので、今映画館に行って手にできるかは微妙なのですけど、それにひき続いて第2段、第3段の来場者プレゼントも用意されるそうです。 現在、全国の映画館で公開されているので、気になられた方はそのままの勢いでお駆け込みくださいませ。
「実は白黒茶々さんは『カシカシ(仮死仮死)の実』の能力者である!」という仮説を立てられた方は、こちらに投票してやってください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます