波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

卒業は雨上がりのように

2018-03-07 01:13:49 | 家族
こんばんは、白黒茶々です。
3月1日は、静岡県内の多くの高校で卒業式がありました。 たつぴもその日、学び舎の浜松大平台高校を巣立っていきました。今回はその時の彼の様子をお伝……… えっ、「その前に彼の進路はどうなったか知りたい」ですって?
そういえば、たつぴの誕生日のときの日記で、彼が受験に挑んだところまではお伝えしたのですけど……… その間に「滑る」や「落ちる」といった対受験生禁止用語を使わないスキー噺などはしたのですけど、その結果については全く触れていませんでしたね。 受験終了直後の彼に「もし落ちていたら、どうする?」と聞いてみました。そうしたら「泣く」と。ま、まあ、最初はそうするでしょう。肝心な、そのあとの行動は「部屋に引きこもる」って、おいおい。 そのままニート化するのだけは、カンベンしてくださいよ。

2月初旬の志望大学の合格発表の日に、たつぴのもとに速達が届きました。 気になるその中身は……… なんと、見事に合格していました たつぴ、おめでとう。 晴れて4月からは、法多山大学(通称)の学生となりますね。とにかく、高校卒業後の進路が決まってよかったです。
入試以降は高校に行く用事がなかったので、彼はほとんど家でゴロゴロして過ごしていました。 そうしていても、時間はあっという間に過ぎてしまうのですよね。



浜松大平台高校の卒業式は、3月1日と決まっていたのですけど、なぜかその日だけは雨の予報となっていました。 気象庁は、その日をどうしても雨にしたいのですね。 いや、3年前の入学式も雨だったので、卒業生の中にアレがいるのでしょうか?雨男・雨女は、オマエか オマエか ………す
そんな感じで、白黒茶々地方は前日の夜から春の嵐に襲われたのですけど………



卒業式が始まる直前には過ぎ去り、青空までも見られるようになりました。 こうなったら、雨男・雨女疑惑を撤回します。疑ってしまってゴメンナサイ。



ちょっと遅れぎみなのですけど、河津桜の花が咲いた浜松大平台高校では………



校門前に卒業式の看板が掲げられていました。たつぴもついに、この日を迎えることになったのですね。



そして、校内のアリーナに在校生、私と箔母さんを含めた保護者が入り、卒業式は始まりました。
「卒業生が入場します、どうか拍手でお迎えくださいませ」
その中にたつぴを見つけ、カメラのボタンを押したのですけど………



遠慮してストロボなしで撮ったら、こうなってしまいました。 これならモザイク加工する手間がはぶけて……… いや、失敗作です。 今度こそ上手く撮るので、もう1回入場してもらいたいです。



………なんて言っているうちに、卒業式のメインともいうべき卒業証書の授与が始まりました。校長先生の前に次から次へと卒業生がやって来て、証書を受け取る形式は、ベルトコンベアーというか、金太郎飴のようにも思えてしまいます。



そのような中にも、たつぴの姿が
その学年は4クラス160人余りだったので、授与そのものは30分ほどで終わりました。あとは校長式辞、来賓祝辞、在校生による送辞などを経て、卒業生代表からの答辞へと続きました。 その答辞は、元生徒会長のY君が受け持つことに。

生徒会長の重責を担ったこともあって、彼の高校生活はいいことばかりではなかったそうです。壁にぶち当たったり、人間不振に陥ったり、孤立無援になったり……… それらの苦い経験を、Y君は答辞の文面に織り込んでいました。しかし、彼は決して一人ではなかったのです。その後の経験で、人と心で繋がっていることを知り、恩師の言葉にも救われたそうです。彼が高校生活で得たものは、宝物となったのでした。
いい話でした。Y君の答辞に、多くの生徒がすすり泣き、私もうるっときてしまいました。

そのあとに、校歌斉唱がありました。 吹奏楽部の生演奏で大平台高校の校歌をフルコーラスで歌える機会は、他にはもうないでしょう。私もお付き合いするので、特に卒業生の皆さんは思いっきり歌ってください。 あ、よかったらパソコンやスマホの前の皆さんもご一緒にどうぞ。さん、はいっ
 そよか~ぜ~の、かおりのなかに、くる~まれ~て~、いま、せいしゅんのわた~したち~………
※保護者で歌えちゃうのは、白黒茶々さんぐらいですよ。勝手に覚えたことをいいことに、読者の皆様にも強要したらいけませんよ。(編集部注)



そのあとのことは箔母さんに託し、私は職場に戻りました。 たつぴを含めた卒業生は、いったん教室に入り………



箔母さんのスマホには、恩師の担任とたつぴの2ショットも収められていました。



さらに、これぞ卒業式の定番 ともいうべき、校門前の看板のところでの記念写真も。



あと、河津桜の前でも。コーディネーターの箔母さんの要望で、普段は閉じている前ボタンを外した姿もさせられたみたいですね。 何にしても、彼の制服姿を見られるのは、この日が最後となります。

卒業式から「蛍の光」や「あおげば尊し」が消えて久しいのですけど、私はそれらを歌っていた世代です。 今回の卒業式では、校歌のフルコーラス以外は歌うところはなかったのですけど、「卒業証書の授与」や「(卒業生代表からの)答辞」など、要所の場面で卒業を彷彿させるBGMが流れていました。
それらの中でも、レミオロメンの「3月9日」は心に染みて、あれ以来私の頭の中でずっと流れています。 もともと、レミオロメンのメンバーの共通の友人の結婚式のために書き下ろした曲なのですけど、背景となった季節や歌詞に卒業を思わせる要素が多々あって、今では卒業式の定番ソングになっているそうです。
それから、GReeeeNの「遥か」もグッときますね。 こちらの曲は、映画「ROOKIES -卒業-」の主題歌でもあり、旅立ちをテーマに家族の大きな愛を描いたバラードでもあります。映画も卒業をテーマにしているだけあって、その曲は卒業の風景とマッチしています。
これらのような素晴らしい曲が作られたので、もう「蛍の光」や「あおげば尊し」が歌われなくて寂しいなんて言いません。



たつぴを含めた卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。卒業は、苦楽を共にしてきた仲間と別れるのですけど、新たな出発にも結び付いています。 浜松大平台高校の校訓の「未来を拓く」の通り、皆さんは未来に向かって羽ばたいていってくださいませ。


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コメント (2)
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