波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

今季初滑り成功なるか?

2013-01-09 00:01:02 | 家族
こんばんは、箔ですワン。
お正月ムードは終わり、世間では通常の生活にシフトしつつあるのですけど………



そのような中で、なぜかおれっちはこのような格好をさせられたのだ。 お父さんは「お正月を迎える前にお母さんが買ってきたのに、着させるタイミングが掴めなくて」とか言っていましたけど、それが今ですかい 今回のタイトルが、ネタの初滑りに繋がらないことを祈るのだ。
そういえば、そのお父さんたちは今季の初スキーをするために、茶臼山高原(愛知県豊根村)のほうに行っているのだ。 お父さ~ん、そちらの様子はどうですかワン?



はい、白黒茶々です。
茶臼山は風がないうえに晴れ渡っていて、スキーをするのには絶好のコンディションとなっております。 昨年こちらに来たときには、スキー教室に入ったたつぴは、ゲレンデの麓のほうの緩やかなコースは滑れるようになり、次はリフトで頂上まで行く決意をしていました。果たして、その次の機会に当たる今回はそこまで行き、さらに無事に滑り降りてくることはできるのでしょうか?

………とその前に、調整と確認の意味も兼ねて、前回滑ったコースを滑ってみました。そうしたら、そちらのほうはカンペキでしたよ。 よしよし、少なくとも後退はしていないみたいですね。そうしたら、次はいよいよリフトに乗ってみましょう



乗り込むところは難なくクリア。 あとは降りる際に気を付けるだけですけど、そのとき私の脳裏には、自分が初めてスキーに行ったときのことが思い浮かんでいました。

私は二十歳の頃に、仲間に誘われて初めてスキーに行きました。 そして初めて乗ったリフトは、三人掛けのトリプルリフト。一緒に乗り込んだのは、私を含めた全員が初心者でした。 その際に私は、真ん中に座っていました。そして、いよいよリフトは頂上に差し掛かりました。そうしたら、私たちの記念すべき第一歩は………
まさに降りようとしたその時、両サイドの人がぶち落ち、彼らにつられて私もぶち落ちてしまいました。 おまけに、リフトを緊急停止させるという惨事に。
かなり目立つうえに迷惑もかかるので、今回はこの事態だけは避けなければなりません。そして、私たちは頂上に行き着きました。果たして、たつぴの初登頂は



「リフトから降りたら、しっかりと立って滑り降りる 」という私の助言と支えがあったからでしょうか?彼は無事に降り立つことができました。 第一関門はリフトに乗るところなので、この第二関門は突破したことに。そうしたら、次はいよいよ本格的なコースに出ます。スキーは技術より度胸が重要です。なので、ビビったらそこで終わりなのです。たつぴは自分の力を信じて、思いっ切りいけ

彼はそちらのほうにも果敢に挑み、見事に滑り降りていました。よかった、 途中で動けなくなって泣き付かれたら、どおしようと思っていたのですけど、その心配はなさそうですね。



………と、私が思い始めたところで、たつびの滑りは止まってしまいました。彼は終盤のちょっと急な斜面で、横歩きをし始めたのです。しかも、何回もヘンな体勢で崩れ落ちますし。私はその都度、彼が起き上がる手助けをしてあげたのですけど、かなりの時間を要しました。 山頂から50分ほど経ったでしょうか?ようやく私たちは、箔母さんの待つところにたどり着くことができました。これにて午前の部は終了です。



昼食や休憩を済ませてから、たつぴは二回目の滑走に挑戦することにしました。こちらも、リフトのほうはすんなりといき、コースのスタート地点では、持ってきたデジカメでまわりの風景を撮る余裕も。



そのあとの滑りのほうも、順調ではありませんか 午前の部とは、別人28号のようです。………って、この称号は確かか昨年、私が箔母さんから賜ったような。
そうそう、たつぴのほうは、一回目のときに躊躇した地点で一コケしただけで、麓までわずか10分ちょっとで滑り降りました。

「いい感覚を持っているうちに、もう一回滑ってみようか?」三回目はノーミスで滑って気持ちよく終わらせたいと、私は思っていました。 ところが………

途中までは別腕アトム……… 「って、呼び方が違うのでは?」ですって?ま、まあ細かいことは気にしないで。とにかく、たつぴは絶好調だったのですよ。そして彼は、前回まで手こずった難所に差し掛かりました。ここさえ突破すれば、初心者コースを制覇したも同然 たつぴ、気合い入れて挑みなさいよ~

ところが彼はそこで立ち止まり、わざわざニガテ意識を呼び起こしていたのです。 こうなってしまうと、なかなか先には進めません。そのうち彼は力尽きてその場に崩れ落ち、なかなか立ち直れませんでした。さすがにその情けない姿は写真には撮りませんでしたけど、私がいくら起こし上げようとしても、彼は復活しませんでした。

ここで、またしても私の脳裏には、悲惨だった初滑りのときの様子が浮かんでいました。リフトで頂上まで運ばれた私はその後、スキーを心得ている人からマンツーマンで指導を受けていました。しかし、すぐに崩れ落ちてしまい、なかなか先に進めませんでした。 そのうち、スキー先生は私に愛想を尽かし、私を見捨ててスタコラサッサと滑り去ってしまいました。 「あ、あ………」こうなってしまったら、自力でゲレンデを降りるしかありません。しかし、どうやって?私は斜面を横切るように滑っていき、方向転換は地面に寝っ転がっておこない、時間をかけてやっとのことで下山したのでした。その時は「寒いしあちこち痛いし、早く帰りたい 」と言っていたのですけど、その後滑れるようになったら、転じてスキー大好きーに。
そうそう、肝心のたつぴのほうは………

立ち直る気配はまったくありません。 このままではラチがあかないので、結局スキー板とストックは私が持ち、彼は歩いて下山しました。



スキー場をあとにした私たちは、帰りの道中にある日帰り温泉施設の、とうえい温泉に寄っていきました。こちらでは、スキーで冷えきって余計に疲れた身体を、お癒しくださいませ~

今回のたつぴは、最後の最後でリタイアした形になるのですけど、一回でもリフトに乗ってコースを完走することができたので、ヨシとしておきましょう。 それに、あと一歩及ばないで悔しい思いをしたほうが、来季が楽しみになりますし。北海道日本ハムファイターズ、来季こそは日本一になってくれ
あれっ?ちょっと話が横道にそれてしまいましたけど、来季のたつぴは、コースアウトすることなく、自力でスイスイ滑れるようになってくれることを願っています。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 「私はスキーよりこたつのほうが好きー」という方は、こちらに投票してやってください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする