波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

白黒茶々家が信州を訪れた理由

2010-10-06 00:01:02 | 旅行記
こんばんは、白黒茶々です。
昨年の家族旅行のときにも触れたのですけど、「旅行は計画したときから始まっている」という格言(?)は、今回のものにも当てはまっています。 その昨年は九州の熊本で馬刺しを堪能し、みんなして「また食べたいね」なんてことを言っていました。 そこで私は「確か馬刺しって、信州でも食べれたような……… じゃあ、来年はそちらに行こうか」と提案しました。 その「馬刺し再会」計画に、遊園地の日本モンキーパークなどの肉付けを施し、今回の旅行の行程表ができあがったというワケです。
そうしたら、信州のどの辺りで馬刺しを食べるかっていう話ですよね。前回からの続きで、下諏訪の宿から1時間ほどかけて、白黒茶々家がたどり着いた先は………



松本市の女鳥羽川沿いにあるなわて通りです。その道の両脇には、古本屋や煎餅屋、たいやき屋など味のあるお店が軒を連ねていて、小腹がすき始めた私たちを誘惑してきました。 しかしこのあとに、この旅行の本題となる馬刺しが控えているので、まだ買い食いしてはいけませんよ。



その「なわて通り」の中心には、こちらの四柱神社が鎮座しております。社殿そのものに歴史的な重みを感じるのですけど、箔母さんとたつぴは、そこに集う鳩に夢中なご様子で。 鳩豆を手に持っていたら、なんと、手乗り鳩に成功しましたよ それにしても、警戒心のない、いや、人懐っこい鳩ですね~



「なわて通り」の次に私たちが向かったのは、松本城でした。 ちなみにこの城門は太鼓門といって、かつては城内に時を知らせるためにこちらに太鼓が置いてあったそうです。12年ほど前に復元されたこの建物。その内部には、スピ仲間のゆりちゃん&ららちゃんのお兄さんが工業高校時代に数人で製作し、その後こちらに寄贈されたという松本城の特大模型が納められているそうですけど、その日は閉まっていて見ることができませんでした。
その太鼓門を潜り、ぐるりとお城の反対側にまわると………



「ナニコレ珍百景」で珍定された犬小屋のお城が。 松本城をモデルにしたというこのお城は、私の地元の浜松市にあるそうですけど、私はまだ確認できていません。 いや、今は本物の松本城の話をしているところでしたよね。 では、本題に戻ります。



先ほどの犬小屋松本城と比べてみて、いかかでしょうか?このアングルから見る大天守と乾小天守、それにそれらを繋ぐ渡り櫓の景観は、私からもオススメです。



松本城を前にしてテンションが上がってきたところで申し訳ないのですけど、お城の有料区域の本丸に入る前に、腹ごしらえをさせていただきます。 私たちが立ち寄ったのは、店内からもよくお城がよく見えるそば庄 ちなみにこのお店は13年ほど昔に、私は結婚前の箔母さんと入ったことがあり、その時もお城を見ながら蕎麦をすすりました。



さあ、メニューが出てきましたよ 今回私が注文したのは、ざるのとろろ蕎麦と、馬刺しちゃん では、さっそくいただきま~す。
う~む、蕎麦は地元信州の十割蕎麦で、香りがたまりませんな。 そして、この旅行の主役の馬刺しは、柔らかい歯ごたえにさっぱりとした味で、昨年の熊本のものに負けずとも劣らない、美味しさでした。



腹がふくれたら、いよいよ松本城に迫ってみることにします。 このお城は、武田信玄の支配下にあった頃から存在した深志城がもととなり、そこに豊臣秀吉の配下の石川数正が入り、さらに彼の息子の康長が拡張・整備したものです。 また、17世紀初期に建てられた天守は実戦に備えた構造をしていて、現在は国宝にも指定されています。



さらに、天守の中に入っていきますね。これは、四階の簾に囲まれた空間で、篭城時には城主が居座るようになっていました。 また、この建物には、よじ登ってきた敵兵に石や熱湯を浴びせて攻撃する石落しや、中から鉄砲を撃つために開けられた鉄砲狭間などがあり、かなり実戦向きなのですけど、こういう建物に限って一度も戦に巻き込まれたことがないのです。 それよりも………

この松本城もお城ブームのあおりを受け、犬山城以上の見物客が押し寄せていました。 そのおかげで、本来見学用には造られていない天守は、二階の途中ぐらいから登閣渋滞が起き、なかなかそこから先へは進めませんでした。 入口にあった「見学時間60分」の案内は、このことを言っていたのでしょうか?



その登閣渋滞で最もツラいのが、この幅が狭くて急な階段です。 このような階段は一気に上りたいのですけど、途中で突っ掛かることもしばしば。頼むから早く、いや、落ちないように上ってくれ~



やっとのことでたどり着いた最上階も、やはり混んでいました。 それに加えて、窓が小さめに造られているので、外の景色を眺めるのも一苦労です。



そして、再び外へ。 建物内は自分のペースで見学することはできませんでしたけど、逆にじっくりと味わうことができたので、ヨシとしておきましょう。

私たちはそのまま帰路に就きました。 予定では駒ケ根市にある光前寺(※HPを開いた途端に鐘の音がゴ~ン と鳴るので、ご注意くださいませ )に行き、そこに奉られている悉平太郎(※こちらでは早太郎)を拝んで今回の旅行を締めるつもりだったのですけど、松本で時間を喰って帰りが遅くなってしまったので、泣く泣く断念しました。
そして、飯田からは渋滞を避けて山道を走り、途中で夕食を取ったりしながら、夜の10時頃には箔らが待つ自宅にたどり着きました。

今回の家族旅行も、白黒茶々家の思い出の1ぺーじに刻まれました。 もちろん来年も行くつもりですけど、そうしたら今度はどこに行くのかを決めなければなりません。 そこに至るまでは、何かのテーマに則れば早いのですけど……… ひょっとしたら今回の旅行の中に、そのキーワードが隠れているかも知れませんね。 とにかく来年の家族旅行も、楽しいものになりますように~


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コメント (12)
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