箔の呪い！？

こんばんは、白黒茶々です。
今回は、最近ウチのお母さんの身に起こったことを綴ります。
ある夜のこと、お母さんが遅くまで起きていたら、向かいの箔部屋から彼の声が聞こえてきました。箔は夜寝る時は常にその部屋のハウス（ゲージ）の中に入れられることになっていました。



「お母さん、起きているならかまってくれ～なのだ」
と言っているようにも聞こえたのですけど、お母さんは耳に手をやって「あ～～～～」聞こえないフリを決め込んだのでした。ちなみにその時、私はすでに夢の中にいたので、その間を取り持つことはできませんでした。　
ヒスヒスヒスヒス………
闇夜にこだまするスピッツの鳴き声、いや、この場合は泣き声でした。　こうなると、お互いガマン比べです。
「ふあぁ～～～、そろそろ寝るか」
ついにお母さんは箔の猛撃を押し切りました。今回は彼女の勝ちのようです　双方とも戦い（？）のあとは思いっ切り休んでください。

ところが、翌朝のお母さんは非常に疲れた表情をしていました。なぜかというと………
「箔のヒスヒス声が耳に残っている状態で寝たら、小鳥の大群に襲われる夢を見た」
というのです。「そうか………」そこでようやく私はある定義を立証することができたのです。　それは………
「スピッツのすすり泣きの声は、小鳥のさえずりに似ている」
モヤモヤしているお母さんをよそ目に、私は一人で勝手にスッキリしていました。　これは新たなトリビアに加えてもいいでしょう



それから数日後、今度は私が箔の吠える声を携帯に収録することに成功しました。　この携帯は録音した音をそのまま着信音にすることができるので、さっそく呼び出し音に………、いや、悲しいことですけど電話は滅多にかかってこないので、今回はメールの通知音に設定しておきましょう。　そしてその日のうちに、職場で記念すべき箔の呼び出し音が初めて鳴りました。
ワンワンワン………
「何か聞こえるよ」そこで一緒に働いている義理のお兄さんがいいところに気付いてくれました。
「これは何？、チャボの声かな」
ガ～ン 「チャ………」そ、そんな………
これはさすがにトリビア追加はカンベンしてもらいたいです。　さらにそのことに追い討ちをかけるようなことが………　箔のありがたい（？）お告げと共にやって来たメールは、迷惑メールだということが判明したのです。　もう、こちらが泣きたいくらいです。

お義兄さんの耳がおかしいのか、箔の吠え声がおかしいのか今回はハッキリしなかったということにしておきます。どなたか、スピッツの吠え声がハッキリと犬の声に聞こえたらぜひご一報ください。