沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

温泉の里で霧キリまい (後編)

2008年09月06日 | 県外 8 Scene

 二日目(28日)の夜、楽しみにしていた夕食に向かいました。初日の料理に大満足だったPhoto_14め、いやが上にも腹が鳴ります。テーブル席の個室へ案内されました。

 クジラ肉の鍋やヒラメの薄造りなど、普段食べることのできない料理に舌鼓を打っていると、部屋付きの女性が「メインは料理人がこちらで直接お作りいたします」とのこと。しばらくするとガラガラと台車を引いて粋な料理人が現れました。料理人は「綿あめを使って当店自慢の『雲海鍋』をおつくりいたします」との言葉通り、鍋に白い綿あめをいれ(!)、その上に、豊後牛のロースを乗っけるではありませんか。 「なるほど、白い綿あめがもくもくとした雲海をイメージしているのだな。確かにゆふいんはずっと曇っているわい」とくだらぬことを考えていたハチロー。その間に妻が取った写真が右です。最近、ハチロー以上にミューを使いこなす妻が取った力作。どうです! 料理人に後光が差しているかのような迫力のある構図(笑)。残念ながら料理用にマクロモードのままだったのでピントは合っていませんが…。お味も最高でした!

 温泉旅館の夕食をなめてはいけないと、と痛感した35歳です。

 腹を満たしたあとは、夜の街に繰り出そうと、雑誌で見つけたBARに向かいました。「STIR.(すてあ)」という隠れ家的なお店です。普通の雑居ビルの二階にありました。さすがにD300を取り出すのは気が引けたので、ミューで撮影(下写真)。

Photo_16

 アルコールがからきし駄目な妻もバレンシアを完飲! 恐らく薄めに作ってくれたのでしょう。渋いバーテンダーとの話も弾み楽しいお酒でした。バーテンさんによれば、ゆふいんにも沖縄マニアが数人いて、三線の練習をしたりしているようです。沖縄ブームよ、永遠なれ。

 そして夜が明け、最終日(29日)。午後二時にはゆふいん駅を出発するので、あまり時間Photo_3がありま せん。再びレンタカーを借りて、湯平(ゆのひら)温泉街へ向かいました(右写真)。ゆふいんとは違ってリゾート色はなく、石畳せせらぎが残る公衆浴場が基本の温泉街です。とても静かで、時間がとまっているかのような雰囲気でした。

 イコール何もすることがない、ということで(笑)ふたたびゆふいんへ。そして、ハチロー夫妻、最後の賭けに出たのです。それは狭霧台(さぎりだい)でリベンジを果たす、ということです。狭霧台とは、ゆふいんが見渡せる高地にある展望台で、旅行初日にも行ったのですが、霧・キリ・きりで、まったく何も見えなかったのです。でも、阿蘇の神様が最後にほほえんでくれのたのだから、ゆふいんの神様だってきっと…と二人は信じ、レンタカーを走らせました。

 そして到着しました。

 遠く沖縄からやって来た庶民派夫婦への、ゆふいんの神様の施しがこれです。 

Photo_4

 何もみえないやないかぁ~い。ルネッサ~ンス!

 まるで雲の上にいるかのようでした…(注:それでは観光にならない)

 長くなりましたが、以上がハチロー夫妻の2008年夏休みでした。いろんなことがありましたが、初の温泉旅行、楽しめました。不況の世の中、格安パックながらも県外旅行をさせていただける状況に感謝しなければなりませぬ。

 皆さん、ゆふいん、オススメです! 旅行の目的地に悩んだときはぜひ選択肢に。

 もはや言うまでもなく、「週間天気予報の事前チェック」は忘れずに…。

 昨日は朝四時半まで飲んでいたものですから(in伊是名島)、もう限界、寝ま~す。


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