沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

サバけない旧正月

2021年02月18日 | 釣り、素潜り漁

 2021年の旧正月もコロナ禍ではありますが、久しくインドアが続いていたので、家族3人、釣りドライブに繰り出しました。目的地は浜比嘉島です。下写真は大漁旗たなびく浜漁港の光景です。

 このような晴天!

 国道330号を北上中、分離帯のフェンスが一部なくなっているところを通過。先日の沖縄・浦添市で起きたダンプカーの多重事故の現場です。ダンプが倒した門柱の下敷きになった20代のお母さんと1歳の男の子が犠牲となりました。あまりに悲しい事故です。ご冥福をお祈りします。車って一歩間違えば凶器ですね。

 高速も当然ながらずっと第一車線を走る安全運転で、2時間かけて浜比嘉島に到着。浜漁港にたなびく大漁旗に、海人ってまだこんなにいるのか、とちょっと驚きましたね。これから港釣りをする8郎もあやかりたいと手を合わせました。コロナ禍なので滞在時間はわずか10秒! 

 お隣の草野球場に移動し、10郎のピッチング練習。息子が野球に目覚めてくれたら、と思っていたのはもう2年前。今では息子から「釣りよりピッチングがいい!」と言い出すくらいなので、うれしい悲鳴です。野球ってすばらしいですね! 父ちゃんも君のボールを受けられるだけ受けておきたいんだ(中学生になって120㌔投げだしたらもう取れませんので)。母ちゃん撮影。

 とはいえ後から動画を見ると、ピタ止めしているつもりの父8郎、完全に体が動いていましたね(泣)。息子の球をしっかり受けるためにも、父がボールさばき、ミットさばきを覚えなければなりません。

 そうそう、記録に残しておくことがひとつ。ここで、10郎の野球チームのメンバーの家族一行に遭遇したのです! キャンプしにきたのだとか。車で走行中に10郎を見つけたので走ってきたのだそう。沖縄って狭い(笑)。

 一行と楽しく懇談、情報交換したこともあって、釣り開始時間が遅れました。

 迷ったあげく、いつもの港に決めました。向かい風が強く、釣りの環境としてはBADでしたが、もう午後3時過ぎ。時間がないので仕方ありません。前回車中泊同様、右端の特等席(のはず)をゲッツ。

 投竿からわずか5分で鈴に反応が! 引き上げてみると、このようなハゼ系?の小魚が1匹(笑)。家族3人「ちっせ~」と声を上げて笑いました。この小魚、おなかがパンパンだったので卵を持っているかもと思い、さばかずに逃がしてあげたのですが、なにせ針を取る道具もなく無理やり引っこ抜いたので、健全な状態で戻せたとは思えません(酷)。海中にすーっと沈んでいった小魚の眼が忘れられません・・・。元気でいるといいなぁ~。

 カップラーメンを食べるためにコールマンのガスバーナーでお湯を沸かします。ネットで見た「サバ缶を使ったメスティン炊きご飯」も作りたかったのですが、風の強さに断念。仕込んでいた材料はそのまま持ち帰りました。

 寒さに凍えながらヤカンが鳴るのを待つ母子。こんなシチュエーションもたまにはいいよね。

 ヤカンに水投入から数えること23分(長!)でできた赤いきつねを堪能する10郎。「温まる。おいしい」とのことでした。

  ほぼ坊主(2つの意味で)の父8郎は釣りの必須アイテム缶ビールに手を出します(これがなきゃ釣りする意味がないって)。そんな運転席でくつろぐ2つの意味で坊主の目の前を、市営バスが通過! こんな港の先まで回ってくるんですね。Uターンしてるだけかもですが、驚きました。

 えさを変え、待つこと3時間。結局、釣れたのはさっきの1匹だけ。強風といつもながらのてーげー(方言で適当)な仕掛けが敗因だと思われます(泣)。

 満潮時間の午後7時半を前に撤収~。辺りはすでに真っ暗でした。帰路のハンドルを握ったのはもちろん妻です(謝)。

 ありがとう、浜比嘉島! また来ます。

 

 小雨の中、1時間かけて帰宅。サバ缶炊き込みご飯に取り掛かります。仕込みはしてあるので、炊飯器に入れてスイッチ押すだけです。30分ほどで炊きあがりました。いいにおい。 

 ネギを乗せて完成~。

 10郎に味の感想を聞くと「味はというか・・・」としばし沈黙。その後、父を思いやったのか「シャケはおいしい」とひとこと。サバって言ってるあらに!

 心優しきボーイです👦

 アウトドアのあとで言うのも何ですが・・・。やっぱり我が家が一番落ち着きますね(アウトドアを気取る実質インドア家族です!)。そう思わせるのもアウトドアの醍醐味なのでしょうね。

 再び訪れた爆弾低気圧の影響か、はたまた小魚の怨念か、頭痛がしますので今日はこれにて。 


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