沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

不器用なバレンタイン

2021年02月23日 | 映画

 すっかり忘れていた今年のバレンタイン。近年はジェンダーの台頭なのか、世の中でチョコを配る光景がめっきり減りましたね。8郎個人的には歓迎です。なぜなら、特にうれしくもないのに礼を言わなきゃならないこととお返しを考える手間が省けるからです。こんなおっさん、いやですね(笑)。だって、不器用ですから。

 しかし、我が家では妻がしっかりチョコケーキを買っていました。いつも忘れっぽいところを8郎に指摘される妻ですが、こういうセレモニーだけは絶対に忘れることはありません。不思議です。「パティスリーアッシュ ユウジ」という宜野湾市の人気店らしいです。ネット情報によると、オーナー兼パティシエのユウジさんは国内最大規模の洋菓子作品展「ジャパン・ケーキショー東京」の実技コンテスト「トップ・オブ・パティシエ2011」(チョコレート部門)で優勝した経歴があるようです。器用なのでしょうね。おいしゅうございました。

 セレモニー系を苦手とする不器用8郎。家庭内不和を招かないよう、来月のホワイトデー、忘れないようにします(笑)。 

 ちなみに「パティスリーアッシュユウジ」さんの公式サイトはこちらです。

https://h-yuji.site/message.html

 

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 さて、コロナ禍の最大の娯楽である宅シネマ。隙間時間を見つけては楽しんでいます(隙間というには2時間使っていますが)。最近面白かったものをご紹介します。下写真は映画鑑賞のお供、ビールとつまみです。ビールはワイングラスに入れるとおいしさが増します。つまみは、年々衰える筋骨に少しでもタンパク質を与えようと、アーモンド小魚にしています。不器用な健康管理法です。。。

 トップバッターは『鉄道員(ぽっぽや)』(1999年、降籏康男監督)です。今さら紹介するまでもない名作ですが、BS録画で20年越し初見の8郎、じんわり来るものがあったので、一度観た方でも久々に観てほしいなと思います。鉄道オタクが喜ぶ鉄道ネタではなく、昭和世代向けの「お迎え」の物語です。

 元祖〝不器用〟こと故・高倉健さんの渋さはもちろん、大竹しのぶさんの名演技にも泣けました。そして昨年コロナで亡くなった志村けんさん。コントで磨いた酔っぱらいの千鳥足は天下一品! いい味出していました。いまだに亡くなったのが信じられませんね。

 登場人物たちのザ・昭和の愚直な生き方が、効率を信奉する平成・令和世代に受けるとは思えないので、語り継がれる時間は残り少ない作品かなと勝手に思っています。昭和世代で見てないという方、早く見ておきましょう。昭和を、そして、いずれ自分にも訪れる「お迎え」の時から人生を振り返ることができる映画です。

 

 お次は久々に観た三谷幸喜監督作品の、コメディ『記憶にございません!』(2019年)です。アマゾンプライムです。政界が舞台ですが、テーマは家族愛ですね。

  

 主役の中井貴一がよかった。記憶を失い不器用になってしまった総理大臣を好演していました。首相補佐官のディーン・フジオカも適役でした。どんでん返しにしようと思えばできたようなストーリーですが、希代の脚本家、三谷氏の意地?で、ちょっと軟着陸させたようなオチでしたね。10郎は天井を見上げて大爆笑していましたよ。

 本作は隠れキャストを探すのも楽しみの一つ。鑑賞前にパッケージなどでキャスティングの確認をしないで見たほうが面白いと思います。政権批判を繰り返す厚化粧の女性キャスターの配役が誰か、8郎が気づいたのはクライマックス直前でした。

 

 残りはサクっと楽しめるエンターテイメント2作です。ご家族での鑑賞もオーケー。まずは『サバイバルファミリー』(2017年、矢口史靖監督)。矢口監督は、綾瀬はるか主演『ハッピーフライト』が超面白かっただけに、好きな監督の一人です。

 世界的な停電が発生したために、東京から鹿児島まで徒歩で移動することになった家族の笑いあり涙ありのロードムービーです。お父さん役の小日向文世さんが、サバイバルな状況下では何もできない現代のリーマン父親を好演していました。思春期の娘との口喧嘩シーンは爆笑ものですね。8郎も妻子からこう見られているのではないかと、ちょっと考えてしまいました(笑)。デジタル社会で日々生きるリーマンおじさんに、いきなり電気なしの生活で家族をリードしろと言われても、そりゃ難しいですよね。最後はほんわかするので、とてもお勧めです。地味に80点を差し上げます。母役の深津絵里さんはきれいさを失わず年を重ねている感じですね。そうそう、沖縄出身の大地康夫さんの登場もうれしかったです。

 

 最後は『コンフィデンスマンJP』(田中亮監督)シリーズです。詐欺師集団が繰り広げるこってこてのどたばたエンターテイメントなので、難しいことは一切考えず、どんでん返し連発の展開をジェットコースターのように楽しめます。キャストも豪華です。ドラマから派生したようですね。まずはシリーズⅠの『ロマンス編』(2018年)

 お次はどんでん返しにさらに磨きをかけたシリーズⅡの『プリンセス編』(2020年)です。ラストは、妻が「まさか・・・」と絶句するほどのオチでした(笑)。

 2俳優の自死や助演男優の不倫問題などで、呪われた映画とまで言われるようになった本シリーズ。映画中のセリフもひとつひとつ意味深に感じてしまうのは8郎だけでしょうか。だけでしょうね。だって不器用ですから。

 みなさんもおすすめの映画があれば、教えてください。

 

 いやぁ~、映画って素晴らしいですね!(いつも不器用に登場する水野8郎)

 

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 最後は、久しぶりに「おいしゅうございましたシリーズ」です。浦添市内のそば処「まんねん」にお邪魔しました。ラーメンのスープに沖縄そば麺をいれたような感じです。おすすめは塩スープの鶏そばのようですが、8郎は軟骨ソーキそばのしょうゆを選択しました。だって不器用ですから。

 セット(850円)なので、炙りソーキ丼(ミニ)水餃子も付いてきました。70㌔の世界、もはやいずこ! 箸使いも不器用だけに、あっつい水餃子を器に落とし、あっついだし汁のしぶきが顔にかかってしまった47歳です。

 お味はというと、おいしゅうございました。駐車スペースも数台あるので、市外の方でも、不器用な方でも気軽に来店できます。興味のある方はぜひ。

 

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 さて〝取りに行く〟と掲げた2021年。ブログを更新するなら必ず記しておこうと考えているジャンル「資格試験」です。常に絶対合格を意識しようという思いからです。ということで、興味のない方はここでページアウトください(9割の方がアウトしそうですね。笑)。

 今年こそ7月予定の1次試験に合格するという前提で、10月の2次試験対策にも手を出していると書きました。2次対策はまだ始めたばかりですが、範囲が7科目と幅広い選択回答式の1次試験と違い、どっぷり記述式という2次試験は、効率的な時間配分を苦手とする不器用な自分に向いていると感じています(もちろん今は全く解けないのですが・・・)。1問ごとの分析・解答にかなりの時間を要するので、一度取り掛かったら数時間は机から動けないというのも、サボタージュが得意な8郎を拘束するという意味でも合っています(笑)。

 そんな2次試験対策を年間日程に入れると考えると、少年野球のコーチを休業宣言してよかったと、改めて思いますね(汗)。同時に10月いっぱいまで野球を休まざるを得ないということを意味していますが。ほかのお父さん連中に負担をかけることにもなるので、勉強頑張らなきゃ!

 

 不器用だけに急に終わります。今日はこれにて。

 


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