ハチロー妻が今日からパートに出始めました。市内の病院での事務職です。以前から学校に通い医療事務の資格をとっていましたが、ついに「雇用」のお声がかかったのです。久々の出勤に出向いた妻(少々緊張の面持ち)を見送りながら、OFFだったハチロー、ある事を思いつきました。
「そうだ、パエリアを作ろう」です(笑)。
「男が女のために作る料理」として有名なパエリア。ハチローが最初に出会ったのは会社のビーチパーティでした。日頃は料理などとは無縁そうに見えたJ先輩が、一人バーナーに向かい作り上げたパエリア。鍋料理なのか雑炊なのか、和風なのか洋風なのか、おいしいのかおいしくないのか、などなど全く予想もつかなかった初パエリア。一口食べてみて「うまい」と感動したのを覚えています。飲食店などの勤務経験もあるJ先輩いわく「実は手のかからない料理だばーよー」という言葉がさらに印象に残っていました。
それで、妻にいつか作ってあげよう、と約束したのが何年前か前のこと・・・。それ以来、妻の物忘れを指摘するたびに「自分(ハチロー)だってパエリア作るって言いながら何年たってるから・・・」と逆襲にあうこの数年間でした(泣)。夫の威厳を取り戻すその時が来たのです! 上写真はサンエーにて購入した具材。エビ、ホタテ、アサリ、トマト、玉ねぎ、ソーセージといういたって馴染みのある物ばかり。その中で、初めてみたのが香辛料のサフランでした(柔軟剤ではありません)。ビンの中にさらにビニール袋で包装されていました。真っ赤な繊維のようなものなのですが、食材を黄金色に染めるんですねぇ。不思議なヤツです。
レシピはアウトドア関連の本を参考にしました(キャンプでも人気のメニューなので載っているんです)。レシピどおりにやったとはとても言えません (ムール貝は売ってませんでした、白ワインの代わりに久米島の久米仙を使用)が、炒めて混ぜて炊くこと約1時間・・・。ついに完成です!(右写真)。※ピーマンだけでは緑が足りないので、最後に万能ネギをまぶしました(!)。接写、いや拙者、日本男児ですから。
ほんのりと魚介類のダシとコンソメの風味が交じり合い、思っていたよりも優しい味となっていましたね(もっとワイルドなものを予想していましたが)。そしてフライパンの底に出来ていたおこげもおいしゅうございました。初出勤を終え帰宅した妻も「美味しい」と言ってくれましたよ。ぱちぱちぱちぃ。
反省点は二つ。エビの殻は剥いておけばよかったこと、ソーセージはもうちょっと短く切ればよかったこと、です。どちらも食べにくかったのが理由(笑)。
初回にしてはまずまずの出来だったので、次回はもっと大きなエビ、ムール貝、そして白ワインなども使い、本格的なものに挑戦したいですなー。
男の料理、他のメニューがあれば、教えて下さーい。
下写真は今日の夕暮れ。うろこ雲が広がっていました。
さて、昨日からずっと鼻水ピーピーのハチロー。妻には言えませんが、パエリアにも数滴垂らしたような気がします。やはり風邪のようです。明日まで2連休なのが何よりの救いですなー。皆さんも薄着をしないよう気をつけましょうね。