沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

梅雨のちょい見せ

2021年06月03日 | 映画

 お久しぶりです。6月に入って初の更新となります。梅雨真っ盛りの沖縄です。コロナ感染者数も300人前後で高止まりしています。小中高校の休校の可能性も出てきました。コロナで営業自粛も続き経済の疲弊はすさまじいものがあります。県民所得が全国最下位のここ沖縄での経済ダメージは計り知れません。立ち直れるかなー。それより、生き方を変えてポストコロナに臨んだほうがいいような気がしています。ただ生き方を変えるのは簡単にはできません。それ相応の準備をしていたものにしか。。。48歳8郎も常に変化する気持ちを忘れずにいようと思います。

 さて、今回は久々の更新となりますが大したネタはありません。ということで、これまでの8郎家の日常をちょい見せ的にお届けします。

 5月末に天体ショーがありました。月が地球の影にすっぽり入る皆既月食です。さらに月が地球に近づいて赤っぽく見えるスーパームーンと重なる珍現象だったそうで、1997年9月以来24年ぶりとのこと。8郎も仕事を早く切り上げ、家族3人で自宅ベランダ、いやテラスから鑑賞。愛機D300で久々に三脚撮影も行いました。でも、200㍉望遠では限界がありましたね~。時間のせいか完全な月食ではなく月が太陽の反射光をちょい見せしていたので、きれいな赤色とはいきませんでしたね。

 さらに全景(下写真)となると、ただの三日月ですね(笑)。でも久々に家族3人で夜空を見上げる機会となり楽しい一夜となりました。

 そんなスーパームーンと同じ日、マンションのお隣さんから素晴らしいお裾分けをいただきました。マグロのトロです。写真は妻が刺身にしたものですが、ブロックでいただきました。ご親戚の漁師さんからもらったものらしいです。ありがとうございます! マグロ好きの愛息10郎も喜んでいました。

 わさびを載せて、いただきま~す。ま、ま、まいう~(ウチナンチュなら「まーさん」使えば?)。

 つまみに合う酒もほしいということで、コンビニで見つけた「イムゲー(芋酒)を衝動買いしてしまいました。今回は多良川酒造です。一人勉強の合間にちびりちびりやっています(こら)。

 お隣さん初め、このマンションの同じフロアの方々は本当にいい方ばかりで、ここを終の棲家にしてよかったと日々思っています。とりあえずお隣さんには何かお返ししないとな~。

 

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 お次は宅シネマの話題をさらっと。と、その前に先月、日本中を悲しませた訃報について。

 俳優の田村正和さんがお亡くなりになりました。享年77歳。ドラマ『古畑任三郎』は多くのみなさん同様、8郎にとっても史上最も面白かったドラマです。このドラマの完成度の高さの背景にはもちろん天才脚本家・三谷幸喜さんの原作がありますが、名優・田村正和さんの唯一無二の存在感を抜いて語ることはできません。故・菅原文太さん、イチロー、SMAPなど国民的大スターがゲストで登場しても、けっして主役を譲らない田村さんの存在感がありました。脇役の今泉刑事役の西村まさ彦さんも最高でした。いつかDVD全巻そろえたいと思っていたのですが、いまやネット配信時代。DVD購入は断念することになりそうです(笑)。田村さんが逝去されたことは「昭和・平成」の美しいピースがまた一つ欠けたことでもあり、寂しい限りです。田村さん、たくさんの感動をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

 

 さて、そんな国産上質ミステリーのDNAが引き継がれた映画を1本ご紹介します。ちょっと古いのですが『謎解きはディナーのあとで』(2013年、土方政人監督)です。嵐の櫻井翔さんと美貌が絶頂期だった北川景子さんが主役。二人の駆け引きと、きちんと練られた謎解きストーリーが魅力です。ちょい見せしていた点が最後にすべて線としてつながる爽快感を軽いノリで楽しめます。8郎とじりー(おない年)の宮沢りえさんがあまりにしょぼい配役なのでおかしいと思っていたら・・・という楽しみもあります。最近でいえば以前ご紹介した『コンフィデンスマンJP』と似ていますね(金のかけ方も)。しかし連続ドラマ食わず嫌いの8郎、両作品ともドラマ版は一度も見ておりません(なので多くを語る資格もありません)。

【映画】謎解きはディナーのあとで【予告】

2013/08/03公開 監督:土方政人 出演:櫻井翔 北川景子 椎名桔平 中村雅俊 桜庭ななみ 要潤 鹿賀丈史 黒谷友香 甲本雅裕 大倉孝...

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 と映画を紹介したところですが、実はこのシリーズのスピンオフ『風祭警部の事件簿』(2013年)が8郎的には一番おススメです。上記映画のPRも兼ねて映画公開前日にテレビでスペシャル版として放映されたもののようです。TSUTAYAにDVDがありますので、なくなる前にレンタルしてみてください。いつもは脇役の風祭警部(椎名桔平さん)とその教育兼メイド係の光川(余貴美子さん)が主役です。伏線たっぷりのストーリーが映画以上に見事に構築されています。風祭警備の非現実な濃いキャラに付いていけないという人もいるかもですが、こっちを映画化したほうがよかったのでは?というくらい脚本の完成度が高いです。そして、何と言っても光川の母性愛あふれる行動が最高でした。謎解き要素だけでなく、風祭警部が白い服装にこだわる由来が明らかになる後半など、泣けてくるシーンもあります。原作者、脚本家の方の風祭警部に対する思い入れを感じます。冒頭のシーンは伏線回収のクライマックスとして最後にもう一度流れるのですが、その時に脚本の完成度にうなることでしょう。とてもいい映画、いやドラマでした! 美貌絶頂期の北川景子さん目当てなら、出番はちょい見せ程度にしかないので物足りないかもです。

 

 おまけのもう一本はイタリア産ミステリー映画『鑑定士と顔のない依頼人』(2013年、ジュゼッペ・トルナトーレ監督)です。独身の老鑑定士が主人公です。

映画『鑑定士と顔のない依頼人』予告編

名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、刺激的な謎をちりばめて紡ぐミステリー。天才鑑定士が姿を見せない女性からの謎めいた鑑定依頼に翻弄(ほんろう...

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 依頼人であるにかかわらず、なかなか鑑定人に姿を見せない女性依頼人が、その美しい容姿をちょい見せする辺りからストーリーは急展開していきます。その時点で、恋愛映画ととらえるか、ミステリー映画ととらえるかで、評価は大きく分かれるでしょう。「超絶どんでん返し」と評される一方、「究極の胸糞映画」という評もあります。ミステリーとして見ていた8郎的には胸糞とは感じませんでした。個人的にはオチは最初から読めたのですが、老鑑定士が自らが騙された真の理由を知る瞬間は見ものです。分かってても鳥肌が立つシーンです。ということで勝手に評価85点を差し上げます。男性より女性のほうが早くこの筋書きを見破るでしょうね。あーこわ。

 

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 さて、久しぶりのおいしゅうございましたシリーズです(83㌔オヤジの外食が止まりません。誰か止めてください。人間ドックが近いんです!)。

 那覇市のラーメン屋「もとなり」「つけ麺」(800円)です。ピリリと辛口でおいしゅうございました。

 しかし帰宅後、めっちゃ下痢に襲われました。汚い話で申し訳ないのですが〝校門〟がヒリヒリするほどでした。もちろん衛生的なものではなく、単に香辛料が8郎の体に合わなかったということです。とてもおいしかったので、今度は休みの前日(笑)に行こうと思います。

 有名食堂「三笠」「ちゃんぽん」(600円)にも初めてトライしました。普通においしかったのですが、まぁ、ウチナンチュからすれば名前を付けるまでもない、ザ・家庭料理ですよね。8郎が外食メニューとしてもう頼むことはないでしょう。ということで記念写真をアップします。沖縄好きの観光客の方はどんどん注文してほしいと思います!

 70㌔の世界、いずこ!

 

 最後に、2回目のヒゲ脱毛に行ってきたので、その処置直前の様子をちょい見せして終わります。

 こわ! そして別にちょい見せする必要なし!(注:白いクリームは皮膚麻酔です)。

 みなさんの夢の中にスケキヨが出てこないことを祈って、今日はこれにて。