goo blog サービス終了のお知らせ 

沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

急いだキャンプ@金武

2017年11月12日 | キャンプ、車中泊

  秋晴れが続く沖縄です。このような神々しい朝日が起こしてくれます。この光景に、2017年の家族キャンプ決行を決意した8郎です。

 しかし、急いで計画しキャンプ場を予約したものの、当日の天気は下り気味。さらに10郎が37度を超える微熱を起こしました。中止も考えましたが、10郎が「行きたい」というのと、この日を外したらもう今年は予定が組めないだろうという思いもあったので、強行することに。結果的に10郎の熱もそれ以上あがらず楽しく過ごせました。

 場所は急ぎ決めたため、安・近・短を重視して、4回連続4度目となる金武町のネイチャー未来館にしました。いざ、出発。

 国道ではサイクリストの姿がちらほと。名護市を主会場に行われるツールドおきなわという大会と重なっていました。

 1時間弱で到着したネイチャー未来館にもサイクリストの姿がたくさんありました。ツールドの休憩場になっていたようです。15時を過ぎるころにはほとんどいなくなりましたね。ファミリーコースとはいえ、レース。急いでいたのでしょうね。

 テントサイトは9番。本当は河口に最も近い1~6番辺りを狙っていたのですが、団体客に先を越されていました(泣)。でも、目の前から垂らし釣りができる、炊事場も近い、と気持ちを切り替えることに。一番懸念していた風もそう強くは吹きませんでした。いざ、テント設営です! 

 しかし、過去4回で使ったことのないタイプのテントとサンシェードが支給されたので、妻と二人、しばし茫然。設営方法に関するトリセツもなく、困りました。しかし、アイパッドでネット検索すると、設営方法をていねいに説明するYOUTUBEを発見。活用させていただきました! 急がばネット検索、ですね。

 ところで、ここ(9番)の地盤の硬いこと、硬いこと! ほとんどの場所で、数㌢下にかなりの石が埋まっており、ペグを完全には打ち込めません(支給されたペグもほとんどが曲がっていたこともあり)。妻と二人、大苦戦。柔らかい場所を探しながら、なんとか整えましたが、設営後、しばらく手にしびれが残っていました。

 そんな中、10郎は自撮りを満喫。ちょっとは、手伝えっつーの! 写真の左端に偶然移ったわが頭の毛のなさに驚いた44歳のおっさんです。写真は真実を写すとはよく言ったもの・・・って、こら~。

 結局、サンシェードと合わせて2時間近くかかりました。いつもながら疲れた~。

 前日の仕事帰りに、急ぎメイクマンに駆け寄って、10郎のチェアを新調していました。980円です。

 早速、夕飯の準備です。牛フィレステーキを焼きます。今回は急遽決めたキャンプだったので、いつも以上にお手軽に済ませようと、恒例の煙の出ないロータスグリルではなく、先日のグラキャンでデビューしたスキレットを持ってきました。鉄鍋なので余熱効果にも期待。 焼き始めると、香ばしいニンニクの匂いが広がります。ところで、肉とニンニクって、刺身と醤油以上の黄金コンビだと思いませんか。

  今回材料を調達したのは浦添市屋富祖の中央ミートという店。T字形の骨の左右にサーロインとフィレが並ぶTボーンステーキもあったので購入していました。どこがTなのかよく分からず、大きなカルビのような気もしましたが(笑)、お味は想像通りにおいしゅうございました。エリンギもおいしかったっす。

  冬至を過ぎ、ここ沖縄でも急ぐかのように18時になると暗くなります。ランタンなどの照明が幻想的な雰囲気をつくります。

 お菓子などを食べたあとは、妻子はテントの中へ。風が冷たくなったこともあります。8郎ジャンパーを羽織り、一人垂らし釣りでウイスキーです。「知多」をロックでいただきました。

  さて、釣りですが、えさが取られる感触はあるのですが、手ごたえと呼べるほどの反応は全くありませんでした。20時を過ぎたあたりで8郎も寝ることに。

 テントの中での3人横になっての記念撮影です。 まだまだあどけない10郎。いつまで親に付き合ってくれるかなぁ~。

 妻は地面の角度や石が気になって眠れなかったそう。8郎は過去に比べると一番快適でしたね。とはいえ、午前3時半に目が覚めてからは眠れませんでした。

 起床後、釣り竿を確認してみると、一匹も釣れていませんでした。たたずむ竿が悲し気です(笑)。やはりもっと河口付近の場所でないと厳しいですね。そこにテントを張っていた団体客の方に聞くと「大きなガサミが数匹釣れました」とのことでした。よし、次からはそこだ!(笑) 

  さて、朝食の準備です。先日のどぅしぐわぁグラキャン同様に、妻子にもペペロンチーノを食べさせてあげようと張りきります。今回の具はシーフードです。エビやイカ、アサリなどが混じっている冷凍パックを購入していました。妻が好きなマイタケも入れ、オリーブオイルで炒めます。

 炒めると、具はいったん脇へ。火元が一つしかないからです。スキレットに砂などが入らないよう段ボール箱をふた代わりにして地面へ。次はパスタをゆでる番です。急げ!

  鍋も小さいものしか持ってきていないので、パスタもサンエーでこのようなものを購入しておきました。

  入りました! 感激。

  茹で上がったパスタと具をからめます。 唐辛子も投入。

  バジルをかけて出来上がり! 

 オリーブオイルとニンニクの食欲をそそる匂いにつられ起床した10郎。寝ぐせ全開です。

 家族3人でおいしくいただきました。短いパスタも全く違和感ありませんでした。

 さ、あっという間に片付けの時間です。なぜか、ランタンの袋を頭にかぶり、イギリスの近衛兵(このえへい)になる10郎です。

 設営では遊んでばかりだった10郎ですが、片付けでは、テントの骨組みの解体など積極的に手伝ってくれました。日ごろの工作が生きているのか、ポールを折りたたみ、収納するのも慣れた様子。父ちゃん母ちゃんはうれしかったぞう! おかげで片付けは1時間もかかりませんでした。

 

 愛車エクストレイルへの詰め込みまで手伝ってくれました。

 3人で力を合わせたために撤収はどのサイトよりも早かったようです。9時過ぎにはチェックアウト。

 帰りがてらどこかでお茶でもしようと、妻が検索したうるま市石川のカフェへ車を走らせます。急がばネット検索、ですよ。名古屋から移住してきたオーナーが外人住宅を再利用して開業した「イル・デ・パン」というカフェです。名古屋名物の味噌カツやきしめんが食べられるのだとか。

 到着。確かに、昔懐かしの外人住宅でした。

 しかし、個人的に、外人住宅より驚いたのは、道隣りに墓地が広がっているということでした。サーフボードと墓地という組み合わせはなかなかの違和感です。

  年齢不詳の男性が応対。開店2分前でしたが、おしっこがしたいという10郎のために急いで開けてくれました。出されたメニューを見ると、やはりザ・名古屋。そんなに高くもないですね。

  妻が注文したきしめん。透き通ったかつおだしでした。湯気に煽られるかつおぶしを見て10郎が「たまねぎが動いている」とびっくりしていました(笑)。確かに玉ねぎの皮みたいでもあるね。

  8郎は味噌カツカレー。おいしゅうございました。でもカレールーと味噌のコンビネーションは黄金とは言えませんでした。思い切りぶつかり、相手の長所を消す感じがしましたね。悪く言うわけではなく、もったいないような気がしたまでです。

  一番人気という味噌カツ定食を頼んだ10郎。「おいしい」とかぶりついていました。食いしん坊父ちゃんに奪われてなるものかと、珍しく急いで食べていました。

  シュークリーム(200円くらい)も注文。大変コスパのよいお店でした。外観はサーファーをイメージしたような作りで客層は固定化されていそうですが、大衆向けだと思います。みなさんもぜひ。

 急ぎ決断した2017年のワンデイキャンプ。帰宅後はとても疲れましたが、妻と「行ってよかった」と共感。10郎の熱も上がらずに助かりました。急ぎ成長する子供に待ったはありませんから、これからも挑戦しようと思ったときは迷わずに実行したいと思います。

 日付が変わるまでに寝床に就こうと、急いで書き上げました。誤字脱字、ご勘弁を。

 今日はこれにて。


蟹と蠅のキャンプ@金武

2016年11月22日 | キャンプ、車中泊

 2年ぶりのキャンプに行ってまいりました。ご報告いたします。

 週間天気予報が見事に外れ、あいにくの曇り空。家族そろっての久々のアウトドアに期待と不安が高まる中、目的地の金武町ネイチャーみらい館へ高速を走らせます。

 10郎は早速、居眠り。父のNIKONのスカーフを首に巻き、不思議な恰好です。なんでも「ドラゴンボール」に出てくるキャラクター、人造人間17号のまねだとか。ネットで検索すると「ああ、そういうことね」という感じです(笑)。家では、黒いタオルをかぶってセミロン毛にします。

 ネイチャーみらい館に到着すると、かなりのキャンパーがいました。事務所の方によると、半分超が予約で埋まっていたらしいです。にぎやかで何よりです。

  8郎家はこのキャンプ場で過去2回、風に悩まされた反省から、スタッフに「風の弱いところ」を最優先に抑えてもらいました。指定されたのは西よりの場所です。しかし、結果的にこの判断は裏目となりました(泣)。なぜなら、今回、風はほとんど吹かなかったのです! さらにこの場所は、近くに大きな茂みがあるせいか、蠅がぶんぶん飛んでいるのです(怒)。ハエコナーズが3つくらい必要かと。さらに、1㌔ほど離れた養鶏場から時折、糞尿?のかほりが届いてくるのですよ。風が吹いていたら違ったかもしれませんが・・・。次回からこのサイトはなしですね。番号でいうと30番近辺です。

 とにもかくにも、テントとタープの設営は1時間弱で終了。ファミリーキャンプ5回目となると慣れてきたものです。特に妻の手際のよさが際立ちました(笑)。10郎は早速、アスレチックに移動し、うんていにいそしみます。もう余裕で完遂です! みてください、この自信に満ち溢れた表情を。 

 その後は、父子最大の楽しみである釣りへと。当初8郎が予約しようとしていた「港と川に近い」サイト近くで糸を垂らします。このサイトにテントをはっていた親子は8郎家より先に糸をたらし、椅子に身をうずめながら、のんびりと竿先を見つめていました(くぅぅ、8郎が望んでいたのはまさにこのスタイルだったのですが!)。 

 しかし、川の神様は8郎父子を見捨てることはありませんでした。30分ほど粘って「もうだめだ。バーベキューの準備があるから戻ろう」と10郎と糸を手繰り寄せると、なんだかかすかに重いのです。ぐぐっという引きはなかったので、魚ではなく枝でも引っかかったなと思いながら、手繰ると、なんと、カニが一匹引っかかっているではありませんか。

 沖縄のワタリガニことガザミです。甲羅は10数㌢ほどでしたが、ハサミをもつ腕は2倍超の長さがありました。10郎も喜んでいました。なんとか父の面目を保てました。

 さあ、早めの夕食、バーベキューです。自宅からロータスグリルを持ち込みました。3人なのでこれで十分。煙が出ない機能にも期待していたのです。今回のテーマは「お手軽」なので、肉はリウボウで買いました。和牛と豪産で3千円ほどです。

 おいしゅうございました。野菜は焼くのに時間がかかるので、次回からはサラダにすることに決めました。網の全スペースで肉を焼いたほうが効率的ですね。そうそう、網の買い替えも検討しようっと。ロータスグリルの純正品の網は網目が粗くて薄い肉ならすきまから落ちてしまうのです。

 食事後、10郎が「カニさんがかわいそうだから逃がしてあげよう」というので、そうすることに。「焼いてみよう」と思っていた父ですが(酷)、息子の情操教育を優先しました。えいや。

  さらば、ガザミよ。

 午後6時を過ぎると、暗くなってきます。ガス使用のランタンをともします。ランタンの暖かな明かりは、一気にキャンプの雰囲気を増しますね。LEDではだめですね。買ってよかったと思う一品です。

 日が沈み、チューハイを飲みながらまどろんでいると、闇の向こうから珍客が。ヤドカリです。阿嘉島の宿にもいましたなぁ。

  「もう怖くないよ」と素手でつかむ10郎。そのドヤ顔、最高だね!

  8郎はウイスキーにも手を出しました。でも寒くはなかったので、チューハイのほうが晩酌には合いましたね。

 午後9時前には就寝。時折雨がぱらつきました。周囲は午後10時くらいまでかくれんぼをしている子供たちがいて、うるさかったのですが、伊平屋の静けさよりはましでした(笑)。 

 ケミ蛍と鈴をつけて挑んだ夜釣りは結局、一匹も釣れませんでしたね(泣)。

 さて、雨や湿気、そして夜釣りでなかなか寝付けなかったので起床は午前7時すぎ。まわりのキャンパーらはもちろんすでに朝ご飯タイムでした。8郎家は「お手軽」だけにパンとインスタントスープで済ませました。ランタンと一緒に購入した小型ガスバーナーも重宝しています。

  片付けの時間となりましたが、せわしい両親をしり目に、テント内で寝転がる10郎です。 「テントは片付けも大事だよ」と何度言っても動きません。反抗期です(笑)。

  結局、両親のダブル説教に直面し、いやいやながら手伝うはめに(笑)。しぶしぶタープの解体。

  しぶしぶレンタルマットを返却します。やればできるじゃねーか。

 そして再びうんていに。相当好きですな。そのエネルギーを片付けに生かしてほしいものです。最近は逆上がりも余裕でできるようになりました!

 ということで、大した話題もないのですが、久々のキャンプ、楽しく過ごせました。今度は来年のGWあたりかな。そのときは10郎はもう小学生です。子の成長は早い・・・。

 

 帰りがてら、首里の沖縄ラーメン「通堂」で黒焦がしニンニクラーメンを食しました。おいしゅうございました。UPしますね。

 早いもので11月も後半。まだ全然寒くないので師走を感じませんがね。 

 今日はこれにて。


寒さと爆音のキャンプ@金武

2014年12月10日 | キャンプ、車中泊

 先月に続き今年2回目のキャンプを同じく金武町のネイチャー未来館で楽しんできました。楽しかったのですが、表題の通り、二重苦との戦いでもあったのでご報告いたします。

 今回はテントサイトを施設側にしました。トイレとシャワー室が近くて便利でした。愛車エクストレイルも目の前に駐車(本当は禁止ですがみんなそうしています)。持参のタープは設営しませんでしたが、これがよかった。疲労感はこれまでに比べ格段に下がりましたから。

 テント設営後は、前回に続きバタンキューしたかーかー(泣)を置いて、近くを散歩。ターンムの栽培で有名な田園地帯です。のどかだー。野鳥も飛んでいました。

 しかし、近くで歩道工事が行われていたためか、川に赤土が流出! こんなに出していいのですかー!? 10郎と楽しみにしている夜釣りにかなりの悪影響ではないですかー(怒)。予想は的中することに。 

 そんなことを知ってから知らずか、父の肩でご機嫌の10郎。この日の日中は気温は低いものの、太陽が出て空気も乾燥して気持ちよかったっす。

 川岸に下りると、なぜか冷たい水に足をつっこむ10郎です。この後、右足も入れました(笑)。何かを試したかったんだろうね。アウトドアだから、あまり怒らないでおこうと思ったのですが、テントに帰ると、かーかーには叱られたね(笑)。風邪を引きやすくなるからね。実際、帰宅後ぜんそくをこじらせ、保育園を1日休みました。 

 キャンプ場に戻ると、10郎は最近ハマっている「タイタンの戦い」ごっこに興じます。「タイタンの戦い」とは今から30年前のハリウッド映画で、神と人間のハーフ、ペルセウスがアンドロメダ姫を怪獣クラーケンから救うため、幾多の冒険を繰り広げるギリシャ神話的な冒険活劇です。8郎も小学生時代に父に連れられ、おそらく当時の国映館で見たのですが、あまりの面白さに25年たった30代後半に「いつか自分も息子と見よう」とDVDを購入したくらいです。それを数ヶ月前に10郎に見せたところ、父同様にハマってしまったのです(早!)。いまでは、剣と盾に相当するものを手にしては、目をつぶったままメドューサの首を切る名シーンを再現するのが日課となりました。場所がキャンプ場であっても変わりありません! えいやー、ギャーッ (メドューサの断末魔は父が担当)。

 さて、夕飯の準備です。なかなか火が着かなかった前回の反省を踏まえ、今回はガスバーナーをレンタル。これで、家で切ってきた具材を煮込んでカレーを作ります。今回のテーマは、「お手軽キャンプ」ですから!

 カレーが仕上がる午後5時半ごろにはあたりは暗くなりました。気温もどんどん冷えてきたので、早めの夕食に。高級牛肉を使った、かーかー特性カレーはおいしゅうございました。

 10郎も3杯おかわりしたね。

 シャワーを済ませたあとは、テントの中でのお菓子パーティーで、やっとこさの家族団らんに。その後、かーかーがシャワーを浴びに行っている間の10郎はというと・・・懲りずに「タイタンの戦い」です! いつまでやるばーっ(寝る直前までやり、朝起きた瞬間から始まります) えいやー、ギャーッ (父)。

 夜になりました。満月です。つまり、釣りに最適な大潮です。

 本当は10郎とやりたかったのですが、あまりの寒さと釣り場がテントからちょっと遠かったので断念。2人は先に寝かせました。オキアミを3匹つけた手軽な落とし込み釣りです。しかし赤土のせいか、何時間たっても目の前の川から全く反応なし(しかしエサはなくなっていました。糸をたぐるときに落ちたとは思うのですが、エサ取りがいたのかなぁー)。寒さで疲労が倍増します。 

 そんなとき、暗闇のなかから、全く予想しなかった第二の敵が現れたのです。

  ババババババー、ブブブーーーーン! キキーーーーッ! 

 な、な、なんと、車の爆音です。 川向こうの林のさらに奥で、どうやら暴走族がドリフトを始めたもようです。午前3時ですよ! テントに戻ると妻は起きてびっくりしていました。10郎も寝苦しそうに寝返りを打っています。1時間以上も続いたので、8郎は我慢ならず、携帯から110番してやりました。対応した警官は「電話口からも爆音が聞こえます。パトカーをむかわせます」との心強い回答。本当に向かったかどうかは分かりませんが(サイレンは一切聞こえず、パトランプの赤い光も見えませんでした)、30分ほどして暴走族は7、8台連なりどこかへ去っていきました。まったく迷惑千万なやつらです。 

 爆音で魚がさらにビビッたのか、川面は音ひとつせず。仕方なく午前5時ごろ、海に近い前回のポイントへ移動しました(妻子をテントに残しているので20分だけと限定)。するとエサ投入数分で糸がピクピク反応! 結局、約20分程度で釣れたのはヤマトビーの幼魚だけでしたが、「最初からここにすればよかった」と反省も時すでに遅し。午前6時半、ウオーキングする人が増えはじめたので、あえなく納竿となりました。

 翌朝、10郎は寒さに負けず、元気いっぱいに起床。寒さで眠れなかったという母を寝かせ、遊具で遊びました。

 今年最後のキャンプを終えました。釣りができなかったのは残念でしたが、これもまたいい経験。来年のうりずんの季節にはまた計画したいと思います。苦手なアウトドアに参加してくれた妻にも感謝です。 

 さて、クリスマスや年末年始を控えていますが、来年1月のFP3級の試験勉強に本腰を入れなければなりません。合格発表は2月以降ですが、やり切った感とともに1月末の与那国ダイビングへ出発したいものです。

風と戦うキャンプ@金武

2014年11月05日 | キャンプ、車中泊

 今年初のキャンプを、初の金武町ネイチャーみらい館で楽しんできました。早速ご報告いたします。写真が多いので長文になります。

 愛車エクストレイルのトランクいっぱいに荷物を載せ、午前10時半に自宅を出発。目的地へ向かう途中でランチを済まそうと、ネットで探したカフェへ足を運びました。同じく金武町の屋嘉にある「くばま」です。金武湾に面したところにあり、景観が売りのようです。確かに美しい海が目の前に広がっていました。

 店内もきれいでオシャレな感じです。ロフトには大型スピーカが置かれていて、BGMがなかなかの音量で流れていました。8郎には許容範囲でしたが、うるさいと思う人もいるはず。机上にかわいいミント?の花瓶が置かれていたので、撮影。沖縄の秋が伝わるでしょうか。

 FOODはパスタがメーンのようだったので、2人とも注文。お味はまあまあというところですね。基本は、コーヒー飲んでゆっくりするところみたいです。

 腹を満たして、いざ、ネイチャーみらい館へ。

 チェックイン時間の正午すぎに到着。受付ではぽっちゃり型の愛想のいいお姉さんが対応してくれました。希望のテント区域が叶わなかったことを問うと、「3連休でほぼ満席なんです。すいません」とのこと。過去2回ともひとけのないキャンプだったので、今回はにぎやかでいいかなーと気を取り直し。ちなみに、「木炭を買いたい」と告げると、「となりに売店があるのでそこで」とのこと。売店に移動し、木炭を買おうと呼び鈴を押すと、先ほどのぽっちゃり姉さんが出てきたので、思わず笑ってしまいました。

 さあ、テント設営を急ぎます。過去2回の反省を生かし10郎と遊ぶ時間をつくらねば! しかし、台風20号の影響で風が強く、タープは2回ほど途中で崩れる始末。寝不足もあり、イライラしましたが、かーかーと力を合わせ、3時間かけて何とか設営完了です。自前のタープと同じメーカー(ロゴス)のテントだったので、デザイン的にはマッチしていますね。相変わらずタープがたるんでいますが、前回よりははるかに完成度が高まっています(笑)。

 過去2回と違い、周りにもキャンパーがいてにぎやかでした。

 設営後にバタンキューしたかーかーを置いて、10郎と二人、施設内の遊具施設へ。10郎の有り余った体力を発散させます。

 30分ほど遊ぶと、小腹がすいたので、受け付けの近くにあるパーラーでアイスを食べることに。しかし、ログタイプのおしゃれなパーラーに売り子さん姿が見えません。よく見ると窓口に「御用の方はこのチャイムを」とあるではありませんか。まさか、と思いつつ、押してみると、受付の方角から、あのぽっちゃり姉さんが走ってくるではありませんか(笑)。働き者です! ぽっちゃり姉さんが入れてくれた黒蜜アイスを二人で満喫しました。

 いったんテントへ戻ることに。写真右の小さな背中は、30分ぶりに母に会いたくて走る10郎です。その走り、昨日の運動会で見せてほしかった…。

 しかし、川岸で釣りをして遊ぶ兄弟をみるや、10郎は川岸へ方向転換。木の枝を見つけては何かもぞもぞと細工をしてはじめました。確認すると、な、な、なんと、枝に細い木の皮のようなものを巻きつけ、釣竿をつくっているではありませんか!! 「10郎もこれで釣りする」と。すごいなー、君は! 確かに家では、プラスチックのバットに紐をくくりつける遊びを何度も繰り返していたね。子供の日常的な遊びをなめたらいかんと痛感しました。 

 カヌーで遊ぶ人たちも。10郎、いつか乗りたいねー。

 テントへ帰ると、かーかーは「頭痛がする」とのこと(悲)。薬を飲ませ、10郎と二人、今度は近くの漁港散歩へ。釣りをしている人も多かったですね。海風が気持ちよかったっす。イカの断末魔的な墨が残る防波堤で、ポーズをとる10郎。ウルトラマンに出てくる悪役ベリアルのまねだとか。

 父子二人、釣りをしたくなったので、テント裏の川岸でとーとーの竿をセッティングすることに。こんな近くでできるなんてこのキャンプのいいところです。釣具屋による時間がなかったので、えさは魚肉ソーセージだけ。鈴とケミホタルを付け、長期戦に備えます。こんな安易な仕掛けで簡単につれるとは思いませんが、鈴の音がなるのを待つだけでも楽しみ~。

 夕方になるとかーかーも復活したので、早速BBQにとりかかることに。しかし、風が強くてチャッカマンがなかなか点火せず(点火すらしないならお前の存在価値はなんだばー)、丸1時間をむだに。8郎の右手は腱鞘炎寸前です(泣)。苦肉の策として、子鍋に入れた複数の着火材をテント内でライターにより火をつけ、燃え尽きないうちにグリル内に移すという荒業に。それが何とか成功し、やっと木炭が赤くなりました。さあ、火が消えないうちに急げー。

 なんとか、フィニッシュの焼きそばまで遠赤外線は続き、3人でたらふくいただくことができました。しかし、まさか火を付けることがこんなにも大変だとはっ。風おそるべし。勉強になりました。

 食後、まどろんでいると、暗い川の方からチリリン♪と待ちに待った音色が! 10郎と二人、懐中電灯をもって駆けつけました。竿先のケミホタルも揺れています。急いでリールを巻きました。暗闇から現れたのは、ガーラでもチンでもなく、フグ(悲)。釣果には残念でしたが、10郎とドキドキワクワクを共有した瞬間は楽しいものでした。ありがとう、フグ君。感謝の念をこめて、川に投げ返してやリました。しかし、干潮になっていたのを知らず、水に落ちるボチャッではなく、地面に落ちるボタッという音が聞こえたのは気のせいでしょうか。気になって暗い川面をのぞいてみたら、微動だにしない白い腹のようなものが見えたのは気のせいでしょうか…。

 ※22時過ぎには、またもやチリリン♪。たぐってみると小さなヤマトビーでした。ついでに小枝も巻き込み、糸がからまったため、あえなく納竿となりました。 

 かーかーと10郎がトイレに行っている間に、8郎は一人晩酌。コンビニで買った国産ウイスキー「山崎」です。何でもNHKの朝ドラ効果で、売り上げも倍増だとか。確かにうまい。ビールのように満腹感に襲われることもなく、これにして本当によかった!

 夜がふけるにつれ、風は強まる一方。1年前の伊平屋キャンプを思い出させます(涙)。かーかーと相談の上、タープは外しておくことに。テントは、自前のロゴスの強力ペグ(下写真)を追加で打ち込んで、設営を強化しました。

 風はやんだと思ったら、突然叩くような強風を打ち付けたりの繰り返し。8郎と妻は安眠できませんでしたねー。伊平屋に比べると、温度が低かったので、まだよかったのですが。 

 朝起きて確認すると、2本打ち付けたペグは微動だにしていなかったので、多少、感激です。この青いやつらがいなければ、8郎家のキャンプは大変なことになっていかもしれません。

 10郎だけが爆睡していました。どこでも眠れるというのは大事な才能だよ。どんなときでも朝はまた来て、一日が始まるのだからね。しっかり寝てないと闘えないぞ。父と母は疲れが全然抜けませんでしたよ。

 テントから出ると午前7時すぎの朝日。やっぱりキャンプで見る朝日は格別だ! 来てよかったと痛感するSCENEでした。 

 以上、8郎一家、キャンプ第3弾のご報告でした。いろいろ苦労しましたが、キャンプなりの充実感はほかのレジャーでは味わえません。家族の絆が強まるのを感じます。また、自前のテントもいっそう欲しくなりました。第4弾は、来年のうりずんの季節に、まだ利用したことのない東村の「つつじエコパーク」を想定しているのですが、今回のネイチャーみらい館が予想以上に快適だったため、もう一度ここを利用するかもしれません。「つつじ」は山の中なので釣りができないのもありますし…。とにもかくにも、こうやって計画を立てることからキャンプの楽しみは始まっているのかもしれませんね。


キャンプ第2弾@国頭

2013年10月24日 | キャンプ、車中泊

 遅ればせながら取得した今年の夏休みは5連休。前回の伊平屋に引続き、家族3人でキャンプを楽しんできました。場所は国頭村のやんばる学びの森です。伊平屋と違って海はなく、まさに森の中です。

 レンタルテントの設営を自ら手伝う10郎です。男の本能なのかなー。頼もしいぜっ。将来はアウトドアな男になれい!

Photo_4

 今回は、タープ、ガソリンランタン、チェアーなどを購入。いずれもキャンプを彩ってくれました。やはり自前の道具はいいですね。テントもいつか買おうっと。

 夜はもちろんBBQ。肉のほかに、ししゃもやホタテ、マグロのカマも焼きました。ちょっと豪勢です。でも、妻と二人買いすぎたと反省。調理に時間がかかるは、全部食べられず、しかも後片付けにも手間を要したからです(泣)

Photo_5

 翌朝もテント周りの片付けにほとんど時間をとられた8郎と妻。10郎は遊具場からこちらを恨めしげに見つめていました。すまん!

Photo_6

 今回の反省点は、何と言っても設営や調理に時間をかけすぎたこと。次回からは、特に調理には時間をかけないようにして、10郎と遊ぶ時間をつくろうと決めました!(利用した学びの森のチェックインが午後3時と遅いことも要因に。もっと引き上げてくれないかなぁ~)

 それなりに収穫のあったキャンプ第2弾を追え、国頭の森をあとにしました。

 帰途、東村のカフェ「帆風」でランチ。愛想のよいお姉さんが一人で切り盛りしているようです。清潔で好感のもてる店でした。

Photo_5

 遊び足りなかった10郎のために、恩納村の県民の森に寄り道。久々にランクルのラジコンを走らせ、長いすべり台を二人で滑りました。さびていてなかなかスムーズにはいかなかったけれど、いい経験になりました。子供は体を動かす遊びが一番楽しいんですね。

Photo

 帰宅後、8郎も妻もつかれがどっしり(笑)。夕飯を作るきにもなれず、名護の「たんぽぽ」でテイクアウトしていたカツカレーを食べました。おいしかった!

Photo

 やっぱり、やんばるは最高です。年内に第3弾も決行したいなぁ。

 ところで、あと3週間に迫った簿記2級試験がやばいっす。塾の先生には「正直な話、現状では難しいです」と言われました。試験が終わるまで、ブログも休ませていただきます。40歳、背水の陣を敷いて必死で頑張ります!


初! 伊平屋キャンプ

2013年09月25日 | キャンプ、車中泊

 伊平屋島キャンプをしてきました。台風19号の影響でフェリーが前日まで全便欠航だっただけに、90%あきらめていたのですが、当日朝、港事務所に確認すると「全便出ます」とのこと。妻と決行を決意し、今帰仁村の運天港にエクストレイルを走らせました。もちろん我が家の王子が主役です。

Photo

 3年ぶりに上陸した伊平屋島は、8郎が感動した当時と何ら変わらぬコバルトブルーエメラルドグリーンの海で迎えてくれました。妻も感動した様子。連れてきたかいがありました。

Photo_12

 次はいつ来るか分からないので、3人で記念撮影。王子も元気いっぱい。

Photo_3

 予約していた海沿いのキャンプ場「アイランド米崎」で宿営の準備。管理人さんは、強風にもかかわらず、8郎家がやってきたことにビックリしていました(笑)。なんと、その日の利用客は8郎家だけ。史上最大の貸切です!

 レンタルのテントはほとんど管理人さんに建ててもらいました(謝)。テーブルは新調したものです。

Photo_7

 BBQの準備をしながら、テントから歩いて10秒の海で投げ釣りもセッティング。逆風なのでやりにくかったですが、無人の浜で期待も高まります。もし、タマンがかかったら…間違いなく竿ごともって行かれるでしょう(笑)

Photo_10

 タマンはつれませんでしたが、初のコトヒキ(方言名:クワガナー)が。25㌢くらいかな。名の由来とおりグワッグワっと鳴いていました。

Photo_9

 早速さばいたのですが、それを側で見ていた10郎が「まだ目が生きてるよ」と言ったので、多少かわいそうな気もしましたが、これも人間の性(さが)。野生の教育だと心に言い聞かせ(笑)、内臓を取り出しました。天の恵みに感謝するしかありません。下写真は、コトヒキさんを焼きあげる炭火にしっかりと風を送る10郎。食う気満々です(笑)  実際、おいしかったですよ~。Photo_11

 夜がふけるにつれ、あたりは真っ暗に。ジェイソンが登場しそうな雰囲気です(怖)。強風もあって、妻は「怖いよ~」を連発。初のキャンプでキャンプ嫌いになってしまわないか心配しましたが、そこは愛息10郎がテントの中でも大騒ぎ。闇のなかを明るくしてくれました。新調したLEDランタンもそれなりに活躍。

Dai_2

 親戚の肉屋で買った牛肉をたらふく食べ、テントで就寝へ。とはいえ、強風が全くおさまらず、テント内は風音が鳴り響き、なかなか寝付けません。

 午前4時ごろに目が覚めた8郎は、もう眠れそうになかったので、愛機D300で星空を撮影。ほぼ満月もあって、写りはイマイチでした。魚眼レンズがほしい!

Photo_23

 風が収まらないまま、夜は明けました。前夜のハッスル疲れか、爆睡の10郎。

Photo_13

 朝食はパン。新調したシングルバーナーでお湯を沸かし、スープとコーヒーを。このバーナーは小さいながらも火力があって使えますね。はんごうくらいまでは炊けるそうです。写真の、左奥のクーラーボックスの上にあるやつです(って、見えね~)

Photo_20

 最終日は、最大の目的、米崎ビーチでの遊泳に挑戦。東側は過去に泳いだことがあるのですが、メインの西側は初めてです。海の青さだけでなく、砂のきめこまかさに衝撃を受けました。足が包み込まれるように沈むんです。まさにパウダーサンドです!

Photo_16

 10郎と二人、30分ほど水遊びを満喫。とーとーを恐竜にみたて、背中に乗った10郎はのび太気分も満期。休憩中の二人の背中を、かーかーが撮影。このショットの専門カメラマンとなっています。

Photo_18

 大満足の伊平屋キャンプでした。10郎よ、君が中学生くらいになって、思春期を迎えたころに、もう一度来ようか。とーとーが誘ったらOKしてくれるかな。

Photo_24

 最後に野甫展望台からの絶景を一望して、島を後にしました。

Photo_25

 運天港では、じいじいとばあばが出迎えてくれました。10郎に会いたくて仕方なかったようです。本部町のカフェ「Gyutto」に案内してくれました。何でも、電車のジオラマがあり、10郎が喜びそうだからと。本当だ、走ってる、走ってる!

Photo_22

 ランチは塩ラーメンのみでした。角煮まぶしご飯がついています。美味しかったのですが、個人的には多少塩が強めだったかと。

Photo_21

 10月には遅めの夏休み連休が待っています。またどこかに繰り出す予定です。

 さて、簿記2級の勉強も、工業簿記に入っていますが、ペースがなかなか上がらず、焦っています。10月が勝負だと気を引き締め、頑張ります!