刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

麺屋 猪一はなれ(ラーメン)

2019年12月01日 18時30分19秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
烏丸高辻から東へ300m入った南側、佛光寺の南東にある人気ラーメン屋さんの2号店。
行列ができるラーメン屋さんである。

表に提灯は出ているものの出店していないときは飲食の店舗かどうかさえわかりずらい
落ち着いた”面持ちのお店である。





カウンターとテーブル席で構成される店内は店頭と同じく大変ベーシックで飾り立てた
華やかさはないが殺風景とは違うある意味ぜい肉が排除されたような質実剛健な店内で
某としては好感持てる店内である。



A4のモノクロ1枚もののおしながきで詳細が英文を交えきっちり記された内容はこの店の
方向性をうかがわせることができる。





追い鰹そば(白醤油)800円
海苔、チャーシュー、たけのこ いずれも大きなサイズで透明度の高いスープに浸っている。
自家製小麦系麺はやや細直麺で小麦の香り際立ち蕎麦のような食感を保ちつつしっかりラー麺。
京の都もち豚”のチャーシューは脂身の甘さと芳醇な赤身とのバランスが上品かつ上質でこの店で
やれることは全てやりました!と訴えてくる作品である。

スープも上質で鰹の旨みと白醤油のほんのりした酸味とコクが年末に降る雪のごとくシンシンと
美味しさが積もっている。これは料亭でいただく出汁のようなスープである。

和の麺のこわだった上物のラーメン、付随するとろろ昆布の投入も味のアクセントとなって
美味しさの楽しみが増す感じで歓迎できる。

大変いい仕事をしているお店で行列の意味も食べれば納得がいく。
間違いなくオススメ店”とさせていただきたい!


「京都市下京区泉正寺町463 ルネ丸高1F」
コメント
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