刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

菓寮 伊藤軒(カフェ/甘味処)

2019年12月21日 18時40分11秒 | 喫茶,カフェ
伏見から山科に抜ける道、深草谷口町の信号を100mほど東へ向かった北側にある甘味処。
この近辺は昔から産業廃棄物や建設関係の会社などが数多くあり大型トラックの往来も多い
ガテン系通りの中に咲いた花一輪といったイメージである。



創業150年を超える老舗和菓子店のカフェ部門となり店舗は1F奥となる。
ちなみに1Fはいってすぐは開放感あるを菓子販売スペース階段横には体験ブースも
備えた近代的でオシャレな店舗である。





什器に木を効果的に用い懐古主義に走らずに温かみを今に融合させている空間で大きなガラス
面から庭を眺めらる21世紀の癒しを演出している。

せっかくの和菓子専門店と思い きなこ餅540円とドリンク(水出し緑茶550円)を注文



きな粉とアンコこれに粘りある餅が加われば三冠王であり老若男女間違いなく舌鼓である。



ただ!和の定番甘味である粒アンは実は某苦手な部類となるが今回のきなこ餅、敵はきな粉
であった!
きな粉が口の中の水分を奪い取り餅と相成って咳き込むこと数度、苦手なあんこが救世主と
なったには皮肉なもの!

きな粉餅以上に印象的であったのが水出し緑茶、宇治の被せ茶を使用しているとのことで
真夏の乾ききった身体にのどごしいい上品な甘みと渋みが身体全体を潤してくれる幸せを
提供してくれた。

大きめの駐車場も完備しスタッフの対応も良好でこのあたりのガテン系のイメージから想像
できない緩やかな喫茶空間である。
某のおすすめとさせていただきたい!


HP→https://www.kyoto-itoken.co.jp/

「京都市伏見区深草谷口町28-1」
コメント (2)
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