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物語の背景がわからない

現在、中学受験の物語文は、別に小学生を念頭に書かれたものばかりではありません。

したがって、その物語の背景はいろいろ。

以前は戦時中のものが多かったのですが、近年は一気にそれが減って、今の子どもたちがなるべくわかる世界になっているのです。

それでも背景がよくわからないということはよくあることで、登場人物がなぜこのような行動をとったのか、理解できない、ということはよくあることです。

読めばわかるわけではないところが、小学生の大変なところ。

だからしっかり背景を説明してあげなければいけない。

一緒に本文を読んであげると、本人が何がわからないか、だんだんわかってくるので、一緒に解くのは結構大事なことです。


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複雑な理科計算が必要な学校は限られる

フリーダムオンラインブログ
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夏休みの学習は自宅だけという選択

田中貴が主宰するフリーダムオンライン 2年間で中学受験を完成します。





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家庭のプランニングが重要

塾の教材を見せてもらっていると、そう大きな違いはないというか、分量が多いだけに、どこもホントにやりきれるか?というところがあります。

で、これは中学受験の宿命みたいなところで、塾は対策し、学校は対策外の問題を出そうとする、から学習すべき範囲がどんどん広がってくる。

最近はそれがちょっと限界を超えたかな、という感じがします。

だから、学校もこれまでの問題をよく吟味しながら出題しているところはあり、学校の出題傾向で絞り込むことがやはり有効な対策であることは間違いない。

しかし塾はなるべく全員に同じことをさせたいので、どこまでそういう対策を後ろに引っ張れるのか、ということを考えがちなのです。

そういう状況なので、家庭のプランニングが重要になってくる。

ここは必要、ここは不要というのをある程度見極めて準備を進めることがとても大事で、プロの先生に相談することも有効でしょう。


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男子校、女子校のメリット

中学受験 算数オンライン塾
5月20日の問題

慶應進学館
自らの傾向を知ることも大事





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何事も真似から始まる

速さの問題でグラフを描きましょう、平面図形の問題で自分で図を描きましょう、という話をよくします。

しかし、最初からなかなかうまくいくわけがない。

グラフって何? かえって図を自分で書いたら、何が何だかわからなくなった、ということもよくあります。

で、やはりそこは初学者なのだから、真似から始める。

まずは解説のグラフを写す、あるいは図を写す、ということから始めるのです。

これが、最近量をこなさせる勉強で割とないがしろにされる。

すでに解説に書いてあることをなぜ写す必要があるのか、そんな暇があったら、他の問題をやりなさい、ということになるのですが、しかし、だからできないのです。

子どもたちは、何事も真似から始めるからうまくいくのであって、その時間を大切にしましょう。


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睡眠時間に気をつけて

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夏の計画は端折るために作る

夏期講習の募集がスタートしていますが、まず夏の計画をしっかり立てないといけません。

しかし、この計画を立てるのが結構大変なのです。

で、それをやらなくて済む方法が、塾の言う通りにやる方法。

塾の言う通りに講習を取り、塾の言う通りに宿題や課題をやる。

それで多分他のことはまったくできないでしょう。

で、過去問は? 不得意部分のフォローは?

みんなと同じことをやったのだから、手が回らないに決まっているのです。

ここが問題。

夏の計画を作るのは面倒なのですが、ここをがんばることで、時間を効率良く使えるのです。今夏期講習はセットになっているのだから、お金だけ払って休むことだってできる。

え、もったいない?

本当にそう思いますが、個別のように一部だけ取る、ということはできないので、まあ、あとは休むしかない。

それでも貴重な時間を自分の勉強に役立てるなら、それはそれで良い方法だと思うのですが・・・。


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第574回 6年生は今の時期、算数と国語をがんばれ

中学受験 算数オンライン塾
5月18日の問題



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ハードになるのは当たり前、ではない

受験勉強はがんばらないといけません。

とはいうものの、それはそれなりに限界もあり、また、しなくて良いこともたーくさんある。

にも関わらず、やはりハードが当たり前、歯を食いしばってがんばれ、みたいなことになると、沼はどんどん深くなる。

だから、以下に合理化するか、言葉は悪いが手を抜くか、ということも考えて行かないといけない。

今の出題範囲は、普通に考えると最低中学2年までは及んでいるので、それを全部カバーすることはあまり考えない。

むしろ志望校に合わせて絞り込んでいくことで、必ず合理化はできるのです。

ここをぜひ覚えていてください。

ハードになるのは当たり前ではありません。


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校地の広さ

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継続することで培われる力もある

漢字でも計算でも、暗記でも、そうなのですが、とにかく少しずつしかし毎日にやる、ということは飛躍的に力を伸ばします。

例えば1日3題の計算を毎日やれば1年で1000問以上の問題を解くことになる。

1日4個のことがらを覚えれば、1年で1500近くのことが覚えられることになる。

つまり少しずつ、しかしずっと継続することができれば、実は大変なことができるのです。一気にたどり着くことはできなくても、少しずつ目標には近づいていくことなる。

実は一気に問題が片付くことはあまりない。問題を分けて、少しずつ解決していくと、最後に全部解決する、ということは結構あるもので、そういう意味で継続する力を養って、その効果を知ることができれば、子どもたちの人生はまだまだ長いので、いろいろなことができるようになるでしょう。

まず1つ、毎日やる、ということから始めてみると良いかもしれません。


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どうすれば成績は上がるのか?

中学受験 算数オンライン塾
5月16日の問題

フリーダムオンラインブログ 
模試の結果から改善点を整理しよう


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志望校ができるとやる気は起きる、ただし・・・

志望校が決まると、ふつうはやる気が起きます。

ここに入りたい、と思えば思うほど、がんばるようになる。

ただ、それは本人が入りたいと思わないといけない。

親はここが良いと思っても、子どもがそう思っていないと現実的にはなかなか進まないでしょう。

だから、そこを先に考える必要がある。

とにかく塾についていかないと、という流れになっていて、成績が出たところで学校を決めよう、はあまりうまい方法ではない。

それでは成績が出ないからです。

先に学校を決めていく方が良いが、本人たちも本当はまだピンと来ていないことが多い。

だからこそ、リアルに学校を見に行くことが大事で、それができるようになって本当に良かったと思います。


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6年生は組み分け対策をしない

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
先生と過去問を解くと、ミスは確実に減ってくる






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良く問題を読むと・・・

社会の改訂があって、いろいろ最近の問題を見せてもらったのですが、何となく難しそう、と思ってしまうような感じにできあがっているものの・・・。

良く読んでみると、割と基本的な知識でできる問題が少なくない。

まあ、良く読んでいると本文にちゃんとヒントが出ていたり、それなりに誘導してくれるから、ああ、そういうことね、という感じで解ける問題も多いのです。

ただ、知識は基本的あるいは標準的ですむが、問題文をちゃんと読みこなす、ということはやはり必要なことで、やはり国語力が上達していないといけないところはある。

だから、国語の勉強を大切にしてください。

つい、組み分けは、「国語は漢字だけ」になりやすいが、ちゃんと国語力がついてくると、別に何をしなくても、模擬試験ではそこそこ点数が取れてくる。

そうなると他の教科にもちゃんとプラスが出てくるのです。

目先の点数に目を奪われずに、じっくりと読解力に磨きをかけていきましょう。

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そんなにずっと勉強ばかりしてられないって

中学受験 算数オンライン塾
5月14日の問題



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子どもはできると思わせて育てる

子どもたちは当然、人生経験が少ない。だからつらいときにいろいろ辛抱して努力を続けることはなかなか難しい。まあ、大人でも難しいでしょう。

しかし、自分ができると思っていれば、多少なりとも違ってくる。だから基本的にできると褒めていかないといけない。片目をつぶっても、「できる」と思わせなければ、子どもの意欲はなかなか成長していきません。

その意味で、組み分け試験は最悪なのです。最近の塾はクラスにとどまらず、席まで決めるから自分の順位が痛いほどわかる。

そうなると、褒められる子はそう多くはない。むしろ「できない」と思ってしまう子が多くなる。かつ、それが続けば「どうせ、できないし」という気持ちになってもおかしくはないのです。

だから、小さい時は、むしろそういう状態から引き離しておいた方が良い。わかるか、わからないか、ぐらいにとどめておけば、わかっているときにはしっかり褒めてあげることができる。何番であるか、偏差値がいくつであるか、は本当はどうでもいい。わかればそれで褒める。君はできるなあ、と言ってあげればいいのです。

それでもやがて模擬試験を受けてくると、順位や偏差値にさらされるでしょうが、それでもそこまでに「自分はできるはずだ」という気持ちがあれば、何とか乗り越えられる。しかし、そこまでに打ちのめされていると、
「まあ、どうせこんなもんだから」という感じになってしますから、あまり先が楽しくなくなる。

お父さん、お母さん、先生から「できるねえ」と言われるだけで、子どもの気持ちは救われるところが多々あるのです。

成績のことを多く言うよりも、意欲が持てる言葉をかけてあげてください。


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範囲のない試験に強くなれ






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複数回入試の罠

1回で入学定員全部を決める学校は本当に少なくなりました。

複数回入試の学校がかなり増え、単日入試だった学校も複数回入試へ舵を切っているところが多くなりました。

ただ、複数回入試にすると、当然受験機会が増える分、他校との志望順位の兼ね合いが出てくるのです。

だから当然募集定員より数多く合格させることになるわけですが、それでも失敗する。

まして、3回とか4回に分けてしまえば、いろいろ狂いは生じるわけで、それがこなれてきて、「まあ、こんな感じで」というところになるまでには数年かかるのです。

だから、学校はそれなりに慎重に判断をせざるを得ないところがあるが、しかしそうしない学校もあり・・・。それが受験生の迷惑になるのは、やはり論外の学校でしょう。

子どもの唯一のチャンスなのだから、やはりそこはある程度練られた学校の日程に挑戦した方が無難であることは間違いありません。


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プリントか、本か

中学受験 算数オンライン塾
5月12日の問題

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2023 夏期講習案内

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