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ここから夏休みまでの時間の使い方が大事

4月に入ってから夏休みまでの間の3か月間を空白の3か月、と言います。

どうしてこういう言葉が出てくるようになったのか、と言えば、それはカリキュラムの前倒しによるもの。

フリーダムのように6年1学期までカリキュラムが進んでいるところは、特にこういうことは言われない。

しかし、半年以上前倒しをして4年生からやってきたところは、すでに受験カリキュラムというのが4月前に終わっている。だから、ここから総復習に入るのです。

この総復習が結構ガンで、まあ、いろいろ手を変え、品を変え出てくるのだけれど、「せっかくカリキュラムが終わった」ということを利用しない。

結局半年遅れのフリーダムとあまり変わらない終わり方をするのです。カリキュラムが終わったら、もちろん復習も大事だけれど、やはり学校別の対策に進んだ方が時間の使い方とすればよいわけですが、やはりそこは集合塾の弱点で、みんなが同じことをやった方が良いので、復習回が繰り返される。

で、組み分けもあるから、それにつきあっていると、せっかくの前倒し効果が半減してしまうのです。

まあ、別に前倒しをしなくてもいいのだけれど、せっかく時間もお金も使って前倒しをしたのだから、そのメリットは享受すべきで、だから早めに学校別対策を始めたら良いのです。

しかし、これはあまり賛成されていない。そんなことをやったら自信をなくすとか、まあ、いろいろ言われるわけですが、しかし、やらなければいけないことを全部やるほど時間に余裕があるわけではないので、優先すべき内容からどんどんやっていった方が時間の使い方としては良いわけです。

ということで、ここから夏休みまでの間に、早めに学校別対策をそれなりにスタートさせましょう。このGWにせっかく学校別の対策授業を受けた子もいるはずで、だったらその意識をさらに実践に活かしていくべきではないでしょうか。


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