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どんな力が求められているか

中学入試は独自入試で各校が入試問題を創ります。

したがって、その内容を研究していくとやはり求められている力がいろいろあることに気が付くでしょう。

偏差値が高くても、難しい問題を出さずに基礎力ができているかに注目している学校がある。

一方大学受験校では、理系進学者を増やすために、理科の計算問題を中心に出題している学校がある。

レポートが多い学校ではやはり記述力を求めている。

そういうことが、はっきり読み取れるのです。

だからそれに向けて勉強を進めていくことが必要になる。塾の組み分けはどちらかといえば全方向に向いているので、絞り込めていない分、いろいろなことをさせられている。

6年生になったら、やはり志望校に向けて、出題内容を精査した上で勉強を組み立てていく方が良いと思います。

その対策の流れはこれから中堅校にも広がっていくでしょう。


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3月21日の問題

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中学受験は親主導

中学受験は、基本的に親主導だと思っていた方が良い、と思います。

始めるときに、本人が「中学受験をしたい」と言ったとしても、それをスタートさせたのは親である、という点。

中学までは義務教育ですから、高校に行くなら受験しないといけない。だから受験率は非常に高い。しかし、加熱したと言ってもまだ中学受験率は20%に満たない。

つまりそれをスタートさせたのは親なのです。だからやらせた以上、最後までしっかりフォローする必要がある。

撤退するのも、親が決めることがほとんどでしょう。しかし、それが子どもの意に沿うものであるとは限らない。

だからコミュニケーションが大事なのです。

子どもはまだ12歳に満たないのだから、いろいろ思うし、考える。行動に思慮が足りないことなどいくらでもある。

それを前提に組み立てていくのは親だ、と思ってください。

それが難しいと思ったら、むしろ高校受験にしてしまった方が良いと思います。


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ついていけないからといって合格できないわけではない






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合格したのに落ちこぼれた子

合格した子どもたちは、基本的にあまり大きな差があるわけではありません。

入試の成績はみんなそれなりに良かったでしょう。

しかし200人入れば、その後は1位から200位までの順番がつくわけで、その差が次第に広がっていく。

入試後の遊び癖もあるでしょうし、部活やその他の活動であまり勉強する習慣がつかなくなった、などいくつかの要因はあるでしょうが、やはり差は確実についていく。

特に自分でそれを取り返しにいかないと、どんどん差は開くばかりになる傾向にあります。

まあ、それなりに自信をもっていたのに、そういう状況になって、やる気がでないということもあるでしょうが、やはり1年1学期で決まるといっても過言ではない。

なので、もう卒業式も終わるころでしょうから。そろそろ新学年に向けてエンジンをかけていきましょう。


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ストレスを解消するのに習い事やスポーツは有効

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3月19日の問題

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学校別の入試傾向を研究する



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空白の3か月にしないためには

6年生の1学期を、空白の3か月という場合があります。

カリキュラムが前倒しされたものの、6年の1学期は復習ということで、いろいろな復習が回ってくるものの、相変わらず毎月のカリキュラムや組み分けテストに追われる。

しかし、いざ、夏休みに学校別対策が始まったら、「もっとやっておくべきことがあった」ということで思わず、「あの3カ月がもったいなかった」ということのようです。

せっかくカリキュラムを前倒しにしたのだから、さっさと過去問なり学校別対策なりを始めればいいものを、ここで妙な復習回が続くので、結局、ゆっくりやっていても同じになってしまう。

だから考え方を変えなければなりません。

この時期からはもう組み分け対策よりも「志望校に向けて」何かをするという意識をもって学習内容を考えていく必要があるのです。

例えば国語の読解問題の練習は、もうこの時期過去問をやってもまったく問題がないでしょう。

ここから学校別の対策に少しずつ手をつけていくべきです。そのための方法を考えてください。家庭で学校別対策を少しずつ加えていくとか、それが難しいなら集合授業を抑えて、個別指導を加えていくなど工夫が必要です。

1学期でも少しずつ志望校対策は進めていきましょう。


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子どもの話を聞く

受験勉強中、親は子どもの話をいっぱい聞くべきです。

別に大した話でなくてもいい。なるべく子どもたちに話をさせる。

例えばこの問題はどう解いた?というのも大事。

途中経過を批判するためにやるのではありません。例えばひとつの問題の筋道をしっかり覚えられている、というのはなかなか大したものだが、それはやはり聞いてあげると記憶から呼び起こされてくる。

そうすると、ああ、あそこで間違えたのか、と本人がわかってくる。

それは話を聞いているうちにだんだん明確になってくるのです。

どちらかというと大人がああしろ、こうしろということが多いのですが、まずは子どもの話をたくさん聞いてください。

なるほど、いろいろなことを考えている、とわかりますから。


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結果はコントロールできないが、過程はコントロールできる

先日、ダルビッシュ有投手が「どうやってプレッシャーをはねのけているのか?」という質問に対して、
「結果はコントロールできないが、その準備や過程はコントロールできる。自分はその準備に集中して全力を尽くし、周りが何を言おうと気にしない」という内容の話をしていました。

これは本当にその通りだと思うのです。

勉強をすれば、結果が出るか? これはそうかもしれないし、そうでないかもしれない。当日の問題によっては結果が出ないかもしれない。他の子どもたちが頑張っていれば、やはり合格に届かないかもしれないのです。

でも、自分ができることは準備ですから、そこをがんばる。集中する。子どもたちもそれで良いと思うのです。準備を一生懸命やる。で、結果はもちろんいろいろあるから、それを受けてまた準備を考える。

結果と準備は結びつけないといけません。何が必要なのか、何が不要なのか。時間は限られているので、できることを選択していかないといけない。しかし、その上で最善の結果を出すように準備をする。

ただ、結果については気にしない。その結果を受けて、また次へ。これは入試でも同じです。人生が終わるわけではない。まだ先が延々と続くのだから、その結果を受けて次の準備に踏み出せばよい。

ここはぜひ、みなさんがそういう考えのもとで準備を進めてもらえれば良いと思います。

大人は何となく「勉強すればできるようになる」と考えがちですが、本当はいろいろな要素がある。子どもががんばっていたのに、結果が出ないということだってありますから、その準備だけを見て上げることが大事です。


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勉強のやり方がわかってない?

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どうやって睡眠時間を確保するか

早く寝せたい、とはいえ、塾から帰ってくるのが9時をまわり、そこから食事してお風呂入って、で、もう少しなんかやって、なんてやっているとあっという間に11時。

いや、12時に近くになってしまう場合もあるでしょう。

しかし、次の日はまた学校があり、朝勉も考えているとすれば、それはちょっと無理なスケジュール。

夜遅くなら朝勉はなし。逆に朝勉をやるなら、夜はなるべく早く寝る。

私は朝型を勧めていますし、小学生の場合はその方が良いと思いますが、すでに疲労興奮に入っているとなかなか寝れないのも事実。

だったら少しはやっておくか、というのも悪い方法ではないでしょう。

ただ睡眠時間は絶対に確保したい。背が伸びなくなっても困るし。

昼寝も良い方法です。とにかく何とか睡眠時間は死守しましょう。


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急がない塾だってある

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学年が上がるとそれなりに自覚が出てくる



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正確に解く技術

塾のテストは、なるべく多くの問題を盛り込むことになっています。

当然のことながら、差が開くようにするためです。みんなが良くできる、あるいはみんなが良くできない、は困る。

だから多くの問題を盛り込んで、差が開きやすいようにする。だからやさしい問題も多い。

しかし子どもたちはみんな急いでいるから、そのやさしい問題を間違える。なので、うまく成績が伸びない、ということが多いのです。

今、基礎を固めている段階で、ともに大事なのが正確に解く技術。

ちゃんと問題文の内容を理解し、それを式にして、ちゃんと筆算をして解く。

ただこれだけのことをある一定の時間で正確にやりこなす技術を身に付ける。それが成績安定につながります。

難しい問題を解くのは、それができてからの方がプラスになる。なので、まずは正確に解く技術を磨きましょう。


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試験の成績で一喜一憂するなと言われても

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ポケットONEノートのすすめ

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集団における位置は変わりにくいのは確かだが、それも井の中の蛙と知るべきで

ひとつの集団にいると、その中での相対的位置、というのは変わりにくい面があります。

だから組み分けのクラスもなんか変わらないなあ、みたいに続いていく。

だから最初のクラスは大事だから、がんばれという意見もあります。これはある意味的を射ているところがあって、中学でも同じことが言える。

中1の1学期の結果で何となくその学校での相対的位置が決まることが多いので、まあ最初に飛び出した方が良い、というのはその通りです。

ただ、それも井の中の蛙的なところがあって、全体でみるとまだまだ上がいるし下がいる。

そこを当然しっかり考えていかないといけないので、いろいろ柔軟に準備を進めていく方が良いでしょう。

実際に中学で低迷したが、心を入れ替え、高校で頑張って志望校に合格した例は数知れず。

今年の東大の合格者にも結構いるのです。


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反抗期は甘えでもある

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隔年現象

東大の合格者が発表されました。

各高校の合格者数がいろいろ報道されているようですが、大学受験には隔年現象があります。

東大受験だと、少なくなったとはいえ浪人が出てくるので、現役が振るわなかった年は、浪人がたまるから次の年に成績が上がる。

だから伸びたように見えるが、実際の割合は学年的には変わらない。まあ、1年早かったか遅かったか、というところはあるでしょうが…。

ところが面白いもので、これに対応して中学受験の数字も変わることがある。ある年数字が減るというのは、東大の合格者数が少なかったから、という読みが案外当たっていたりする。

しかし、これはあまりにつまらない。

次の年にはしっかり変わるので、長期的な変化でなければあまり気にすることなく、むしろ子どもに合うかどうかをしっかり考えてあげましょう。


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夏休みまでに国語力を上げたい

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