goo

問題文はさらに長くなる

ここのところ、入試の問題文はどんどん長くなっています。

国語の文章にとどまらず、理科や社会の問題文も長い。で、その長い問題文があまり意味がなく、読み飛ばせるものであるのなら、まだいろいろ対応の方法があるかもしれませんが、最近のはそうではない。

今年はコロナ禍でなかなか受験対策が進まなかっただろうと思った学校は、いわゆる思考力、読解力というものを試そうとしていて、長い問題文の中にヒントや解答が隠れているようにできている。

そうなると、その長い文章は読まなければいけないわけですが、その対策をしっかりとってこないと、なかなか点数がまとまらない、ということになるのです。

早くから塾に通い、組み分けテストの嵐にさらされると、どうしても試験時間が間に合わない。クラスが上に上がらない、というので、小手先の対策に走りやすくなる。問題文を読まずに、問題を読むだけで何とか答えを出す、というようなことを練習することになるのです。

で、それでとれるテストもなくはない。しかし、そうでない入試問題に当たれば当然、点数がまとまらないということになります。

だから、早くから塾に通って小手先の対策をせず、まずはじっくり文章を読めるようにすることが大事なのです。5年生からで受験勉強は充分、とお話していますが、一方でそういう読解力というものはやはり4年生から身につけるに越したことはない。

やるべきことをちゃんとやる必要は当然あるのです。ただ、やはり真の力というのを身につけさせるべきでしょう。そうでないと、中学に入った後に苦労しますから。


Newフリーダム進学教室からのお知らせ
2021年フリーダム進学教室 春期講習案内
2021年フリーダム進学教室 新年度募集






2020-2021 合格手帳 4・5年生用12ー1月号のお知らせ

2020-2021 合格手帳 6年生用12ー1月号のお知らせ


ここで理解を深めよう

「映像教材、これでわかるシリーズのご案内」(田中貴)

今日の田中貴.com
5年生からの中学受験

5年生の教室から
難しいときはじっくり時間をかける

算数オンライン塾
1月24日の問題






にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5年生は志望... 考え続ける子 »