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うるせえなあ

6年生にもなるとこのような発言が目立つかもしれませんね。

今まで比較的従順だったお子さんが反抗するようになると、まあ、頭にくるでしょう。「だれが今まで育ててやったと思ってるの!」くらいの気持ちになっても、仕方のないところでしょうね。

ところが、これは成長の一環なので、これがないと困るんですね。

子どもの反抗期は小学生4年生から6年生の時期、それから中学2年から3年の時期と山が2つくらいあります。

最初を第一次とすると、これは今まで一人でやることには自信がなかった。親の保護の中で生きてきた子どもたちが、「自分でもできるのではないか?」と思うようになる時期。だから親からいろいろいわれると、不快感が出てくるというものです。

ところが冷静に考えてみると、まだすべてひとりでなんてことは難しい。だから一過性。ちょっと置いておくと、また「お母さん」と擦り寄ってくるところがあります。

だから、「うるせえなあ」に腹が立っても、いろいろ言わない。
「あ、そう」じゃ「やれば」ぐらいでほっておく。

そうすると、本人は落ち着かない。あれ、悪かった?まずい?疑心暗鬼になるので、そのうち勉強したり、ご機嫌伺いにやってくるかもしれない。

だから親が距離感をとってあげるのがいいのです。

そして、ここが大事なところですが、子どもは成長しています。ひとつとして同じところにはいない。

だから、小さいとき、かわいかったときのイメージはとっとと捨て去ることです。
今のお子さんと向き合って、どういう距離感が必要なのか、考えてみると、答えは自然と出てくるでしょう。
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