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第一志望をあきらめるな

模擬試験の結果が出て、どうも芳しくない成績だとどうしても弱気になる。

本人もそうだし、お父さん、お母さんもそうでしょう。

「やっぱり、この子には無理かしら」みたいな感じが頭をよぎる。大人はいろいろ経験しているし、データの見方もわかっている分、さらにそういう感覚が強くなるでしょう。

が、長い間子どもたちを見てきて、それでも逆転する子はいるのです。

どういう子が逆転するだろうかといえば、まず最初にあがるのが「今まで勉強しなかった子」。

しかし、さすがに最後の3~4ヶ月、必死になって勉強を始める。やっぱり合格したいと思うからでしょう。なんだ、そんならもっと早くからやればいいのに、と思うけれど、まあ、それでもやる気になったのだからそれはそれで良い。

で、そういう子は勉強してないのがするのだから、できるようになる。当たり前でしょう。しかも最後に追い込みが利いて、最後の最後に合格ラインを突破してしまったりする。

もうひとつのパターンが勉強方法を変えた子。
そこそこまじめに勉強してきたが、なかなか成績が上がらない。で、最後、過去問を見て、「これができればいいんでしょ?」と割り切り、自分で問題を解くことに専念し始める。塾にも行かなくなる。なぜ?塾の宿題よりも過去問をやったり、覚えたりすることの方が手応えがあるからでしょう。

上の子の受験を経験された方が良く言われることだが、
「最後は過去問とその直し、あとは暗記ですから」
って、その通り。それをちゃんとやれば、やはり手応えを感じてきて、成績が上がってくるパターン。

なので、まだまだあきらめてはいけない。

これから、まだ3~4ヶ月あるのだし、ここが一番伸びる時期なので、(つまり、もう後がないということではあるのですが)、第一志望をあきらめてはいけません。


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