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出題の意図はいろいろ

4年生の保護者のみなさまへ  
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各校の各科目の問題を見ていると、それぞれいろいろな意図を感じることがあります。

例えば、新興校で偏差値の躍進を続けている学校。

決して、難しい問題は出さない。しかも、情報公開をしっかりしています。そうなると受験生は受けやすくなる。こういう問題が出る、ということが明確になり、その問題がある程度解ける、ということになれば、学校に魅力がある限り、受けたいと思うでしょう。

で、そういう入試に合格してきた子どもたちというのは、少なくとも基礎力はしっかりしている。となれば、あとは学校が鍛えれば良い、ということなのです。

受験しやすくする、という点と基礎力さえ備われば、あとは学校でいかようにも伸ばす、という自信が見受けられます。

一方、難関校と呼ばれる学校で、なかなか難しい問題ばかりを出す学校があります。

まあ、こんな問題小学生が解けるのか、と一般には思われがちかもしれませんが、それなりに精進を重ねてきた小学生なら十分に解けるでしょう。

こういう学校の狙いはズバリ、頭の良い子が欲しいのです。コツコツやるということも大事だが、しかし、それなりにひらめいてもらわないといけない。そういう子どもたちの間に入って、自信をなくすようではダメなので、それなりの気概を持って入ってきてもらいたい、と考えているところがあります。

そうやって、問題の意図を探っていくと、我が子に合う学校かどうかは見えてくるところがあるでしょう。我が子の資質を伸ばす学校はどこなのか、偏差値では決まらない、というのはそういう違いがあるからです。






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