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お試し受験で落ちた後、第一志望に合格するまでの話

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お試し受験はなるべく落ちない方が良いわけですが、しかし、まあ、失敗することはある。

その男の子は、第一志望に向けて勉強を続けていました。目標は偏差値63ぐらいの大学附属校です。

で、その前に埼玉のある受験校をお試し受験することにしました。当日、特に大きく変わった様子もなく、本人も無事に試験を終えたと思っていたわけですが、結果だけが無事ではなく・・・。

「不合格?何をやったの?」

と聞いてみても、特にお母さんも本人も思い当たるフシがない。名前を書かなかった?いや、ちゃんと書いた。問題、ちゃんと読んだ?読んだよ、とそれぞれやりとりがあるが、結局何かをしでかした、という訳でもないらしい。

そこで落ちるなら、第一志望なんてとんでもない、ということなのですが、しかし、これが小学生の受験でもあるのです。

子どものすることですから、何かやっちまった、のでしょう。その何かがまた起きる可能性があるが、それが今のところつかめない以上、何かを勘違いしたのだ、ということで結論をつけるしかない。

「まあ、もう一回確認作業からだね」

というので、塾に来て、やさしい問題の解き直しから始まり、知識の確認、過去問の練習、予想問題の演習とひとつひとつ積み重ねていきました。が、特に大きな問題はない。

「これは何かの間違いだろう」

最終的に本人にはそう結論づけさせました。土台お試し受験だから、別に通う学校でもないから、結果自体は見なくても良かったところではあるわけですが、しかし、これはむしろ結果を見て良かったと思います。

何かあったことは間違いないわけだから、それが何かを丹念にチェックできたし、本人もそういうこともあると気を引き締めたこともある。

その2週間があったからこそ、無事に第一志望に合格できたのだろうと思います。

入試前日、本人と話をしてみたところが

「今回はああいうことのないように、がんばってきます」

と言っていたので、それなりに落ち着いて受験できたのでしょう。

結局、彼の入試は1勝1敗と2校受けて終わりました。

最後の2週間、まだやることはありますから、気を抜かずがんばっていきましょう。


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