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合格点の取り方を考える

各中学校の配点を見ていると、4教科すべて100点というのは案外少ない。

やはり算数と国語に傾斜している学校が多いようです。算国100点満点に対して理科社会は50点満点 70点満点 75点満点など、いろいろ。

そして中学受験の場合、足切りはまずないといっていいでしょう。

足切りというのは、各教科で合格点を設定する。4教科合計で合格点を越えていても、例えば算数の合格点を越えていない場合は合格させない、というようなことはありません。

したがって合格点は4教科、もしくは2教科の合計だけで決める。だからどういう点の取り方であったとしても、合格点を越えれば良いわけです。

現在過去問が進んでいると思いますが、過去問をやりながら、どういう風に合格点を越えていくか、はしっかり考えて対策をしていった方が良いでしょう。

例えば算国100点、理社50点で300点満点の学校の場合。だいたい200点前後がひとつの合格ラインになるでしょう。だからこの200点をどうとるかを考える。

算数70点、国語60点、理科35点 社会40点で205点みたいなイメージですね。

そして算数を70点とるためには、あと何をするか。社会を40点にするためにはどうするか。

そういう対策を2学期の勉強に盛り込んでいくことです。

例えば国語の得意な女の子だと、だいたい国語は70点はとれる。でも算数があまり得意ではない。だとすれば、その分を社会で取り返す、という考え方もあるでしょうし、なんとか算数を60点にまとめるために、基本的な問題を確実に得点する練習をする、という方法もあるでしょう。

子どもの現在の状況を考えて、合格点を取るためにどういう作戦をとるか。

子どもたちと一緒にぜひ考えてみてください。

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