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要求が止まらなくなる親

6年生ぐらいになると、自分なりにやりたいと思うことが出てきます。

それが親から見るとだらしなく見えたり、ちゃんとやっていないように見える。

で、小さい時からのくせでいろいろ口を出す。

それが子どもにはうるさく感じられる。だから、親の言うことを聞いているようで、聞いていない。

聞いていないのがわかるから、また腹が立つ。で、また口を出す。

行くところまで行くと家庭内バトルに発展します。お父さんが帰ってきたがらなくなったりする。

子どもにも問題があるし、親にも問題があるわけですが、小さい時から育てている分、親は子どもが大きくなったことを受け入れられない面があります。

そのくせ、常識的な判断は求める。時間が来たら勉強するもの。学校の宿題は先にやっておくなんて当たり前、だと思っているから、それをやっていないとまた腹が立つ。

つまり、子どもは中途半端に成長しているわけで、それは当たり前の話なのだが、その中途半端が気に入らないわけです。

悪いことをすれば注意すべきだし、叱らなければいけない。一方でどうでもいいこともあるにはある。

だから、思ったことをすぐ口にしないことです

自分の子どもだから、ついそこを考えない。ぱっと感じたら、ぱっと言ってしまう。言ってしまうとなかなか後戻りできません。

子どもは中途半端に成長するものです。

だから、親の方の対応がそれを上回らないといけない

子どもはかくあるべし、みたいなイメージを作り上げてしまうと、親のストレスはもっと大きくなりますから、まずそこから脱する。

そして、どうすればよいか、考える。あるいはお父さん、お母さんで相談してもいいかもしれない。そうやって話していくうちに、子どもの成長を受け入れる余裕と、さらにそれを伸ばすアイデアが生まれてくるでしょう。

そうやっていくうちに、親も子どもの気持ちがわかり、子どもも親の気持ちがわかってくるものです。




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