goo

6年2学期から預かる子

6年の2学期から塾にやってくる子どもたちがいます。

それぞれ、課題を抱えているから、それを解決するためにやってくる。ダブルスクールになる場合もありますが、大事なのは課題を克服する時間があるかどうかだけです。いろいろなアプローチから勉強することは悪くはないわけで、その中でどう課題を克服していくかを考えます。

例えば麻布を受けたいと言った子は、算数はできるのだけれど、とにかく記述が不得意でした。

それなりに問題文を読んで考えることはできるのだけれど、それを文章にすることができない。社会や理科でもそういう問題が出てくるから、とにかく文章を書けなければ得点できないのだけれど、文章にならない。

そこで、過去問を使いながら、少しずつ書き始める練習をしました。まずは本人が考える内容を聞き出す。この問いに対してどう考えるのか。

本人はポツリ、ポツリと語るのでそれをひとつずつメモにする。3つぐらいメモができると、それを文章にまとめるわけですが、どういうわけか、そうなると書き出すのです。

つまりきっかけが出てきていないだけの話なので、あとはそのきっかけをどうするか、を考えました。指導する人が試験会場にいないのだから、自分に問いかけてもらうしかない。

なので、自分で先生になったつもりで問いかける練習を始めてみました。

最初はうまくいかなかったところもあったのですが、時間を積み重ねるうちに、だんだん書き出せるようになった。そして、いったん書き出すと、それなりにまとまるようになる。

後半、学校別の摸擬試験でもそこそこ点数がとれるようになり、無事合格しました。

合格するためにいったい何をするのか、具体的な課題をまず決める必要がありますが、それをどうクリアするか、具体的な対策を考えてあげれば、まだまだ伸びる子どもたちは大勢います。

ぜひ一緒に考えてあげてください。


フリーダム進学教室 無料体験登録はこちらから

フリーダム進学教室 新連載 学校訪問シリーズ
New第6回 田園調布学園

今日の田中貴.com
算数にこだわれ

6年生の教室から
摸擬試験の選び方

中学受験 算数オンライン塾
8月20日の問題






にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする