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子どものため

親は子どものためになるだろう、と思っていろいろなことをします。

中学受験そのものも、やがて子どもの将来にプラスになるだろうと思って、お金や時間をかけているわけです。

ただ、日々、子どものために、と思って口にしていることが、子どもの本当のためになるかどうか、は良く考えてみないといけない。

子どものために、と思っても子どもの立場で聞いてみると、そう聞こえていないことが結構あるものです。

先日、ある社長さんが、

「お客様のためになると思ってやっている行為は、ともすると、自分たちが売りたいものをただおすすめしているだけ、ということになりかねない。」という話を社員にしていました。

「本当で言えば、お客様の立場に立って、本当にこの商品は必要なのか、おすすめするべきなのかを考えていかないといけない。例えば、これはお安いです、といっておすすめしても、その方は「安いものはいらない」と考えておられるかもしれない。だから、よくよくお話を伺ってみてからでないと、そう簡単におすすめできるものではない。」

と言われていました。

子どもとお客様は同じではないでしょうが、やはり、単に親が子どものためになる、とだけ考えていても、それが本当に子どものためになるのか、ということは一考の余地があると思うのです。

別に子どもに注意するのに遠慮することはないが、しかし、子どもが本当にわかるのか、子どもにとってそれはプラスになるのか、ということは考えながら話をされた方が良いでしょう。

話をする分、ぜひ子どもたちの話も良く聞いてあげてください。

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