平成7年1月に起きた阪神・淡路大震災のときには、活断層の動きで建物そのものの被害があり、またそれに伴う火災が私達の眼を。映像を通して焼付けました。 震災後の何ヶ月後に、私は知人と現地を訪ね、その実態を見ることができました。
そのときには私が住むところには、特別な被害もなかったので、義援金を送るとかだけで、自分の問題とは捉えていなかった面がありました。
今回は、地震の揺れでの被害よりも、津波による被害のほうが多く、また福島の原発が被害を受けることにより、私達は実質、計画停電という電気を節約することを、余儀なくされています。 そのために、私たちの住む東京では、地震の揺れでは被害は出なかったものの、計画停電という初めての試みを体験することにより、被災地の方々との距離が狭まった感じが致します。
またそのことにより、より一層の親近感から、被災地の方々との意識を共有する感覚にも、自然となってきているのです。 そのことがまた、自然発生的な義援金活動に、つながってきているのではないかと、思っています。