ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

静かに座禅を行いながら生命力を高める

2011-03-05 08:31:30 | 座禅

 私たち人間の生命体がある部位は、眼の中心部の奥にある、上丹田にあるとされています。 毎日。静かに胡座を組みながら、座禅を行っていますと、脳を優しく刺激するとともに、気の小周天の通り道である上丹田も、刺激を受けます。

 座禅を始めたばかりですと、硬く強く刺激しますが、時間の経過と共に、次第に優しく刺激をしてくれます。

 運動をして体力の限界を超えるような鍛え方をすることがありますが、このような鍛えられ方は、心肺機能や筋力は鍛えるかも知れませんが、決して生命力や生命体を鍛えているかどうかは、分かりません。

 静かに座禅をしながら、優しく上丹田を刺激するのを通して、ああ、きっとこの優しく刺激することが、生命体を刺激し生命力を高めるのだなあと、感じるのです。