他の方に半身浴を勧めると、肩まで入らないと入った気がしないとか、カラスの行水だからとか、そんな余裕がありませんと答えが返ってきます。 私も半身浴の話を聞いたときまでは、カラスの行水で3分も浴槽には、入ってはいられませんでした。
当時どのようにして毎日汗をかくことができるだろうかと、考えていたときでした。 走ったとしても、すぐに右膝に水が溜まってしまうし、3日坊主になるのがおちだなあと、漠然と考えていた時期でした。
ある時仕事の話をしながら、お客さんからそれとなく、半身浴の話を聞いたのです。 湯面をお臍のちょっと上になるようにお風呂に入れば、上半身が頭の先まで汗でびっしょりになりますよ、という話でした。
お風呂の入り方をちょっと変えるだけで汗がかけるのなら、これ以上のことはありません。 しかもお風呂は毎日入るわけですから。 私は早速、話を聞いたその日の夜から、半身浴を実践しました。 それ以来、肩までお湯に浸かることはありません。
半身浴のときは、お風呂のフタをして、その上にタオルを2枚ほど用意をし、汗をかいたら拭くようにします。 何故か、いつも新聞や雑誌を読みながら、入るからです。
冬は寒いので、両手を湯船に付けたりします。 上半身は、どんな場合でも肩の力を抜いて、頭のてっぺんが天から引っ張られているような感覚で維持します。 椅子の上に座っても、胡座を組んでも同じです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます