私は座禅を始めた当初は、いつも半身浴を行ってから部屋を暗くして、座禅を1時間行っていました。 座禅を始めてすぐに眠くなってしまうような体の調子がイマイチの時は無理をせず、さっさと寝てしまい、目が覚めたらすぐに布団の上で、座禅を行っていました。
最近は仕事場から帰ってくると、すぐに眠くなってしまいますので、さっさと寝てしまい、たいていの場合、深夜に起きて風呂に入り、半身浴を行って上半身びっしょり汗をかいた後に、汗が落ち着くまで団扇で扇いでから、座禅を行います。
今改めて考えてみますと、半身浴を行って下腹を温め、下腹にある臍下丹田も十分温まります。 したがって、胡坐を組んで座禅を行うときに、吐く息をゆっくり体の中へ吐くのですが、体の中の気の流れは、かなり滑らかになっています。
下腹を温めないで座禅を行うよりも、下腹の臍下丹田を十分温めてから、座禅を行ったほうが、丹田の活性化を促進させるためには、よいのではないかと感じます。
半身浴を継続的に行うことにより、体の経穴(鍼とか灸のツボ)が活性化し、特に背中の骨と皮膚が近接している部分で、ひやりと冷たい冷気を感じることがあります。 これは気を感じる第一歩です。
吐く息を体の中へ吐くことにより、おでこの頭蓋骨と皮膚の近接している部分や、頭部の頭蓋骨と頭皮の近接している部分でも、気の動きを感じることになります。 静かに息を吐きながら座禅を行っていますと、微妙な体の変化を私達に、感じさせてくれるので。 そんな微妙な変化を楽しみながら、1時間の座禅を行います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます