昨日、親しくしている元棟梁から1年ぶりで電話がありました。 棟梁とは親しくしてはいるのですが、何か気に食わないことがあると、電話をかかって来なくなり、そんな時には友人から電話があるのを、待つことにしています。 かつてそういうことが1回あったからですが。
私は、いつもと変わらぬ態度で、いつも会っている雰囲気で対応します。 嬉しい電話と思いきや、多摩総合医療センターの病室からでした。 ちょうど仕事もひと段落して今日は早くに帰ろうとしていましたので、直ぐに家に帰って車で病院に向かいました。 東京スポーツ新聞をコンビニで買って。
棟梁の顔は少し赤みがかった顔色で、健康そうな雰囲気でしたが、肺に溜まった水を抜くと楽になるとのこと。
8月の定期健診でX線写真で怪しい影があるので、精密検査を当病院で受け、肺ガンであると告げられたといいます。 足元が時々ふらついたり、息が切れたりするようになったと言います。
昨年末に会ったときには何でもなかった棟梁ですが、人は分からないものです。 ちょうど主治医の女医さんが来られて話をしましたが、ステージ4だというのです。
1週間入院して抗がん剤の治療を行ない、その間に体にどのような変化を与えるかを診て、その後は外来で抗がん剤の点滴治療を行なうという。 改めてがん治療の現状の一部を知ることになりました。
棟梁には、いつも前向きに明るくいるように話し、決して悲観するような後ろ向きな考えを持つと、病状が悪化するからねと言葉を残して、病室を出ました。
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