ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

静かに入っているだけなのに上半身が汗でびっしょりになる半身浴ですが

2019-01-03 07:45:25 | 半身浴

私は生まれて初めて座禅を始める1年前に、知人から半身浴のことを教えてもらいました。 お湯の面がお臍のちょっと上ぐらいになるように、お風呂に入ると言うのです。

頭部が汗でびっしょりになると云うのです。 丁度その頃、どのようにして体を動かし、汗をかこうと思っていた時期でした。 走るのは直ぐに右膝の古傷に、水が溜まり痛くなるので、歩くことを考えておりました。

然し乍ら多分、歩くのも3日坊主になるだろうなあとも、考えて躊躇していました。 そんな時にお風呂の入り方ひとつで、汗がかけると云う話を聞いたその日の夜から、早速、半身浴を実践したのです。

それまでは私は、湯船には3分ほどしか入っておりませんでしたので、ちょっと抵抗がありましたが実践するのみと、直ぐに実行に移したのです。 

当初はお風呂で使う椅子を湯船に沈めて座っておりましたが、間もなくお湯の量を減らして追い焚きすれすれになるようにお湯の量を決めて、胡座を組んでお風呂に入るようになりました。

フタをしてタオル2枚用意して、1枚は汗を拭くようにして新聞や雑誌を読むようになりました。 知らぬうちに汗で頭髪部がびっしょりになるようになりました。

はじめの内は直ぐに汗でびっしょりにはなりませんでしたが、慣れるうちに自然と汗が出るようになりました。 半身浴を始めて以来、肩までどっぷりと湯船に入ることはありません。

お風呂に入るということは、考えてみると下腹の臍下丹田を温めることになっておりました。 汗が出ることによって、新陳代謝が促進させ、また血流の流れを良くしているのです。 胸まで湯船に入らないことで、心臓の負担にもなりません。

いい湯だなあと云って、肩まで湯船に入ることなく、いい湯だなああと云って、半身浴だけでお風呂に入ることも、慣れてしまえば当たり前の入り方になるのですが。



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