ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

仏壇が無くても水と線香があれば故人を偲べるが

2013-04-05 06:50:54 | 家族

 親しくしている友人は三男ですが、もう既に上の二人は天に還っていて、長男の家に仏壇があります。 私は友人にはいつも、「貴方は三男だけど、上の二人が居ないのだから長男とおなじですよ。 したがって長い間、お母さんと体が弱かった次男の面倒を見てくれていた長男の嫁さんには、何かとお世話できることがあれば、することが大切ではありませんか」と話しています。

 また、自分の父母や祖父母のことを思い、仏壇が無くても水とお線香をあげて、拝むことも大切ではありませんか、とも話すのです。 友人は最近になって、極力、生まれ故郷に帰って、それなりのことをされているようです。

 また別の友人は、故あって子供達と別れて暮らしていますが、時々、父や天に還ったご主人が、自分の前に現れる(夢の中ですが)という話をします。 そんなときにも、仏壇が無くてもよいから、水とお線香だけでよいので、毎朝、故人のことを思い、拝んだらいいのではありませんかと、話します。

 故人が自分の前に現れるということは、故人の思いがこの世に残っているからなのでしょうか。

 私の姉が、父が交通事故で天に還って行った時に、49日のお参りの時に参加できませんでした。 すると暫くして、姉の枕元に現れたそうです(夢の中ではなく)。 姉から気持ちが悪いと電話がかかってきました。

 父は、姉のことが心配で仕方が無かったようです(様々な事情があるのですが)。 私は、「秩父まで行ってお墓参りをして来なよ。 心配しなくていいよってね」と話しました。 間もなく姉は、お墓参りをしたそうです。 その後は、父が現れたという話は聞いてはおりません。

 芹沢光治朗さんの「神のシリーズ」の本の中にも、故人は天からいつも見守っているという記述がありますが。