近時雑感 : 想像力

2014-05-04 15:01:01 | 近時雑感

今、桐の花が盛りです。葉はこれからです。
淡い紫色が空に溶け込んでしまい、
地面に落花を見かけなければ気が付きません。


昨日は憲法記念日。

その前日、5月2日の東京新聞社説は、憲法が定めている「文民」統制について、現在の《文民》の「統制力」に疑義を、むしろ危惧を感じる、との内容でした。
それは、多くの論者が、これまで語ることを避けてきた、しかし、「実際に起り得る、起きてはならない事態」についてです。

TOKYO Web から印刷、転載させていただきます。

文中に、2003年の「自衛隊のイラク派遣」の際、派遣した輸送機が地上から常に攻撃されている、との報告を受けた当時の官房長官、すなわち現首相の答えが「撃たれたら騒がれるでしょうね」だった、という一節があります。
この「反応」にはいささか驚きます。しかし、「福島は安全にコントロールされている」という「反応」を見れば、むべなるかな・・・・・。
こういう方がたに本当の意味での「文民統制」は委ねられない、これがこの論説の主旨と思われます。
それにしても、ひどい「想像力」です。


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