続・とり急ぎ、ご案内

2009-09-10 09:39:18 | 煉瓦造建築
[写真追加]

今年の「喜多方・煉瓦焼成事業」、
実行委員会から、次のようなメールが入りましたので、全文をコピーしてお知らせします。

写真は、昨年、修理中の登り窯、断面が分ります。現在は完成しています。

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皆様こんにちは。

9月に入り、いよいよ本年第一回目の焼成が近づいて参りました。
今年は安定した焼成を目指し、より元々の樋口窯業の技術に近づくべく、努力して来ました。

窯内部の修復、薪の段取り、釉薬のかけ方等も、事業化を図った場合のコストバランスを
ある程度念頭に置きながら作業を進めております。
昨年一通りの経験を積んだことが、非常に役に立って居り、樋口さんや中森さんが
語ってくれる一言一言の意味が、やっと本当の理解に結びついて来ています。

昨年、養成コース、体験コースで参加してくれたメンバーが、今年は中心になって活躍してくれています。
それぞれが個性を発揮できる分野で、部門責任者として、作業を仕切ってもらっています。
例えば、窯の修復に関わる事、バーナー及び焚口のコンディションに関わる事、
煉瓦に関する事(仕入れから施釉、窯詰め、梱包に至るまで)、薪づくり全般に関わる事、等々です。

本年も作業を開始するまでの、机上での話し合い段階では、喧々諤々でしたが、
現場での作業を通して、徐々に意思疎通がスムーズになり、チームワークが醸成されてきています。

ここに来て、煉瓦の注文も次々と入り、(現在6000個程のオーダーがあります)
新たに作業に参加したいという方も数名加わり、勢いが付いてきた感があります。

昨年は新しい事への挑戦といった、誰もがワクワクするようなエネルギーが充満していましたが、
今年は静かに腰を据えて、じっくりと取り組んで来ました。
9月の第一回焼成までは、このスタンスでしっかりと進めていきたいと思います。
今回の焼成が成功すれば、11月の第二回焼成では、新たな展開に向けてのチャレンジを開始できます。

天候の不順により、煉瓦素地の搬入が予定より1週間遅れの、9/12になった為、
施釉、窯詰の作業日程がタイトになってしまいましたが、それでも昨年の状況よりは、
楽観していられます。メンバー内には「何とかなるだろう」という空気があります。
(皆さん逞しくなりました。)

それにしても厳しいのは確実ですので、9/12、9/13 は応援がいくらでも欲しい状況です。

参加可能な方は、たとえ1、2時間でも構いませんので、応援の程宜しくお願いいたします。

今回の焼成時には、炊き出し方面を充実させるべく段取りを始めています。
市内のビストロさんや、農家の方の協力が得られそうです。

窯場では厳かに、外ではお祭りのように参りたいと思います。
(窯屋の外もきれいさっぱり広場の様になりました。)
是非是非、皆様のご協力と参加をお待ちいたして居ります。

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連絡先などは、下記記事をご覧ください。

「とり急ぎ、ご案内」
コメント (4)
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