?・・・・この花、見たことありますか

2009-05-19 11:56:32 | その他

「日本の建物づくりを支えてきた技術」シリーズ、そろそろ終ります。

要は、「継手・仕口」は何のための、何を目的とした工夫だったのか、
それを知ることでした。
そして、それを基に、
「近・現代の科学者」たちが、なぜそれを無視・黙殺してきたのか、彼らは本当に「継手・仕口」を知ってはいなかった、知ろうとしていなかった、
それでいて、今になって、「いい加減な実物大実験をする」など「伝統」に「興味」を示しはじめた、それでもなお、学び直そうともしていない・・・、
その「いい加減さ」を広く開示することでした。

私は、「今」、私たちは、これからの建物づくりの重要な岐路に立っている、と考えます。
なぜなら、科学者を自称する人たちが、これまで以上に、いい加減な実験、いい加減な理論をもって、「日本の建物づくり」を規制したがっているからです。

今、この人たちは、「木造建築の耐震化」に躍起になっています。
ここで気をつける必要があるのは、もし、この人たちの推奨する「耐震補強策」を実施して、地震で壊れたら、どういう責任を彼らがとるのか、ということです(私は、耐震補強の結果、かえって壊れる建物が続出するのではないか、と危惧しています)。
彼らは絶対に責任をとらないでしょう。責任は、多くの前例が示しているように、彼らの「指針」にしたがって設計・施工した設計者・施工者になすり付けられるはずだからです。しかし、建築士のなかには、彼らの主催する講習会(有料です!)に出て「耐震補強技術者」になることを望む人たちが大勢いるようです。本当に責任をもって「補強」ができると、お考えなのでしょうか?

今こそ、それぞれが、「偉い人」の言いなりにはならず、自ら理詰めに考えることを励行する時期なのだ、と私は思います。
それはすなわち、「王様はハダカだ」、あるいは「王様の耳はロバの耳」・・、と「臆面もなく、言い続ける」ことなのだ、と思います。


さて、上の写真は、アザミのようですが、ラッキョウの花畑!なのです。
このあたりでは、ラッキョウ(の根)を収穫するのではなく、「ラッキョウの種」の栽培?をする農家が最近増えています。
ラッキョウの収穫なら、とっくの昔に掘り出すのですが、そのため花が咲くのを目にすることもないのですが、種を採るには花を咲かせなければならない、その畑と花の詳細の写真です。
ラッキョウは、ユリ科の植物とのことです。

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