処分しました。
富士フイルム社の製品ではImmpossible Projectが起きないようなので、処分です。
FOTORAMA 880 Hi-CRYSTALです。
横から見るとなんだかなあ?なカメラですが・・・
持ち運ぶときはこのように折り畳まれてコンパクトです。
ケースもあります。
SLIM ACE 加水分解していて、取っ手はもげているし、表面はベタベタです。専用ケースもなんとなくしっとりしています。(笑:ベタベタしているってことです)
Mr. HANDYの外箱です。
これはPivi(ピヴィ)MP-70です。(2005年発売) 初号機(MP-100:2004年発売)はプリント速度がやや遅かったのですが、MP-70で改善されて少し早くなりました。
チェキのような構造です。
フィルムも残っていました。
裏側です。期限は2006年です。
開けてみました。ただそれだけです。(笑)
仕事で大量にフォトラマを使用する部署があってカメラも何十台もありました。ですが、カメラを開くときの所作が面倒なカメラ(写真を撮りませんでしたが、Mr. HANDYのギミックはすごい)だったので故障が多いカメラでもありました。そのたびに修理をするのですが、修理の上りを待っているとカメラが足らなくなるのでバッファーとして我々の部署で何台か保有していました。
カメラがもう少し使いやすく進化していればフォトラマの寿命はもっと延びたような気がしますが・・・ポラロイドが倒産した時に富士フイルムが感材を供給していれば・・・などと色々と妄想が膨らむのです。敵に塩は送らないというのは商売の基本なのでしょうが、結局良いものが残らなくて消費者が不利益を被るという・・・
チェキの感材を使うチェキプリンター NP-1が2003年に発売されたのになぜ感材を変えてPiviが出てきたのか全く分かりません。何かメリットがあったのでしょうか?それとも政治的なものだったのでしょうか?
現在はカメラもプリンターも色々な機種が発売されていて、良くなりました。特にチェキ(カメラ)はデザインが洗練されてとても良くなりました。昔のデザインはギャグです。
1999年に「デジタル インプリンター カメラ FinePix PR21」“プリンカム”が発売されたのですが、チェキスクエアのinstax SQUARE SQ10が出た時にはようやくかと思ったものです。今はデジカメ機能のあるチェキは無くなりましたが(多分)、ハイブリッドと称してスマホの写真をプリントアウトできるチェキが発売されています。ネガが残らない(焼き増しが出来ない)のがインスタント写真の良いところなので、スマホのカメラや通信の性能のアップに伴い棲み分けするようにしたのでしょうね。そんなわけで逆にinstax SQUARE SQ10は貴重だと思います。すごく持ちにくくて使いにくいですが。(笑) しかも当初黒一色のみの発売で、後から白を出すし。