glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

もしもクマに出会ったら?‼

2023-10-19 10:35:55 | 日記:Taglibro
 最近、私の故郷ではクマによる人的被害が多いらしい。今月すでに18人がクマに襲われたと今朝のニュースが伝えていました。

 さて、クマに出会ったらあなたならどうしますか。子どもの頃聴いたお話です。

 横になって死んだふりをしなさい。その時片手を伸ばし親指と人差し指で輪を作りなさい。クマは寄ってきてあちこち触るかもしれないけれど決して動いてはいけません。そのうち熊は親指と人差し指で作った輪に気が付き考えます。待てよ、オレは鮭を取ったのだったろうか。木の枝とか藁とか落ちていないか探します。藁とか二股の枝とかを輪に通して、クマは獲物を取ったと満足して歩きだします。そしたら、輪を開きます。クマは獲物を持ったつもりで去ってゆきます。クマが見えなくなるまで死んだふりを続ければ、クマに危害を加えられることはありません。

 内容はこんな話です。どこにでもある子どもだましのホラ話と思って間抜けなクマの話を笑いながら聞いたものでした。

 さて今朝のニュースの続きです。
 熊のテリトリーの範囲は30平方メートルだそうです。クマとの位置が自分から30メートル以上離れていたら、そっと離れる。30メートル以内だったら、動かずにクマが去るのをじっと待つの良いということでした。

 昔の人の経験を伝える方法は素晴らしいです。逃げる自信がなかったら死んだ真似をするように私たちに伝えていたのは本当のことだったのですね。

 ついでに蛇に襲われた時にどうするか。

 まっすぐに走って逃げると蛇に噛まれる。蛇は蛇行して走るのが苦手なので右左と蛇行して走ると蛇は追いかけてこれない。
 これは小学5年生の時に経験しました。通学路の一部に一直線と呼ばれる元トロッコ線の道があったのです。雨の日に大きな蛇と出会いました。釜首をもたげて向ってきたので、枕木と線路が邪魔でしたが、線路を超えて右に左に牛若丸のように走ったら蛇は草むらに消えました。

 お話を馬鹿にする人もいるけれど、時には真実を伝えてくれることもあります。
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