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glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

この子らをのこして

2021-08-09 23:59:08 | 平和
 今日は長崎に原爆が投下された日。

 小学1年生の頃永井隆博士のこの子らを残してという随筆が新聞に連鎖されました。毎日だったのかそうでなかったのか記憶はない。母はこの記事をいつも読んでくれました。カヤノさんはあなたと同じとしなのよと幾度となく聞かされました。彼女は学年は同じでしょうが、多分昭和14年生まれだったような気がします。数年前、彼女の死亡記事を読みました。
 中学生になって、この本を見つけて読みました。妻を原爆で亡くし、自分も倒れてしまった親の悲しみは計り知れませんでした。

 2010年長崎で日本エスペラント大会が開かれた時、姉と永井博士が暮らした家というより、庵といった方が良い住まいを訪れました。亡くなった人の悲しみや親を失った兄妹の寂しさが残っているように感じて動けませんでした。

 放射能による被害者の個々の悲しみや苦しみは想像を絶します。私たちは今後このようなことが起こらないようにと願うだけではいけないのです。今、私にできることは何かと自問しますが、答えが見つかりません。ですが、みんなで考えることはできるのではないでしょうか。

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待ちに待った雨だったけれど

2021-08-09 08:36:17 | ひとりごと
 仙台の親戚から大きな甘い桃を頂いた。土曜日の午前中、桃を持って一人暮らし息子のところに出かけた。3月以来だから4カ月ぶり。彼は人と接する仕事なので長居はしない。トイレ休憩というところで帰途に就いた。途中突然の強い雨。久しぶりの雨でした。

 日曜日、朝からしとしとと雨が降っていた。こんな日は何をしましょう。翻訳をしようと思ってもことばが浮かばない。唯々頭が重い。台風の気圧のせいだろうか。

  昼頃、隣の敷地で茂った枝を切り取っている音がした。この隣接する木はもう、4メートルほどに伸び枝を張り、その枝は風が吹くたびに我が家の壁を撫でている。そろそろどうにかしてもらはなくてはと思っていたので、そのことを話したら’ハイ’と言ってくれた。台所が嫌に明るくなったのでよく見たら・・・ななんと・・・葉はすべ切り落とされて、2メートルばかりの幹だけが残っていました。高いのはかまいません、日陰を作ってくれますからと言い添えた置いたのだけれど!
 この木はスズメやシジュウカラの遊びの場でもありました。小鳥たちの遊び場も消えてしまった。

 今日の空は灰色。風もある。また雨が吹き込んできました。

 時々なにもしたくない気分になる時がある。今日こそ自分に気合を入れようと思う。
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