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生きること:過去と未来とエスペラントと

鎮魂の歌

2013-01-28 09:52:29 | エスペラント
  昨日は私たちのエスペラント会の総会でした。総会はともかくその後がとても疲れました。というのはなれない歌を歌わされたからです。幾十年も歌らしい歌を歌っていないのですから発声から教えられる歌に疲れました。歌った歌は:
東日本大震災犠牲者にささげる『鎮魂の歌』


 岩手県公立学校退職校長会製作のもです。この歌を3月に同じ日同じ時間に日本全国で歌おうという運動が今広がっています。途中からエスぺランティストがかかわった事もあって新訳のエスペラントの歌『希望』( La Espero )も歌われるようです。その前に横浜少年少女合唱団が2月10日だったでしょうか横浜港の氷川丸前(山下公園)で初めて歌うのだそうでエスぺランティストも参加するようにという要請で歌の練習となったのでした。
 この歌は犠牲者にささげられています。人は2度死ぬと言われています。一度目は命を失った時、2度目は世間に忘れられた時!
 犠牲者が家族にいない者の記憶は薄らいでゆきます。大災害とあの未曾有の犠牲者を忘れないためにこのような運動は必要です。声は出ないながらも懸命に練習しました。エスぺランテイストの中には日本だけでなく世界の人に歌って欲しいと活動している人もいます。これを読んでくださる方に歌詞の紹介をと思ったのですが、歌詞がネットから取り出せず仕方なくここに打ち込むことにしました。


東日本大震災犠牲者にささげる『鎮魂の歌』

 
 1.ああ やまゆれて うみ さわぐとき
   わかれの ことばも かわさずに
   いそぎゆきたる おやよ こよ ともよ
   たぐるおもいに かなしみよせる
   こころっしずめて てをあわせ
   みひかりのくに やすらぎたまえ

 2.おお そらはれて くも あそぶとき
   みちべのおじぞう えみおわす
   みたまのくにの おやよ こよ ともよ
   いどむわれらが まちたてなおし
   よみしたまいて さきざきに
   うるわしのはな ひらかせたまえ

 3.さあ おおわざにすすみゆくとき
   われらは わすれじ いのちもて
   おしえのこせし おやよ こよ ともよ
   つなみしゅうらい さんのいちいち(三の一一)
   つたえちかわん いつまでも
   みたまよみたまよ やすらかにあれ
   やすらかにあれ


 漢字は難しい表現でしたでのひらがな表現にしました。漢字で思いが伝わる事もあります。YOUTUBEに歌詞が書き込まれていますのでそれを聞きながら読んでみてください。

 『日本語版』
 https://www.youtube.com/watch?v=s5_bfL53eMw
  
『エスペラント版』
 https://www.youtube.com/watch?v=s5_bfL53eMw
コメント (2)
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