glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

小学生のための人口問題ワークショップ

2008-05-23 10:39:33 | 平和
 小学生に環境問題について関心を持たせるためのワークショップです。

 自分達もしたいと模索している人がいるかもしれません。互いに知恵を出し合って練り上げて行けばもっと良いものになるだろうと思います。

 若い職員が考えた方法
 1.年代別の人口の変化を紙並べてその枚数を示しました。
 2.ヨーロッパを除く4大陸を地図入りボードにし、人口が多いと思うか所に異動させたり、人口が現在多い国や、これからも増え続ける国などクイズ形式で設問し、移動することで子ども達に自分の考えを表現させました。
 3.その後グループに分かれた数名で話し合い、発表。

 前段階として、環境破壊の映像等を見ていたので、人口増加が環境破壊につながってゆくという認識が生まれました。
  スタッフやボランテイアの中では途上国の人口増加と先進国とりわけ日本の人口減少の問題をどう伝えるかも議論になりましたが、地球全体に限定しました。
 小学生が現在の人口問題(2008年発表では66億人、このまま増加すると2050年見通し90億人)を感じることができたことは有意義だったと思います。

 人口問題と食糧不足が出てきたので、食料問題としてはWFPのハンガーマップも使用。食糧不足地域として赤く塗られたアフリカが一番人口増加の激しい地域であることはかなりのインパクトがありました。

『いま、地球は大変なことになっている』と感想を述べた子がいました。

 このワークショップの良かった点は、1.視覚に訴えたこと、2、移動するので自分で判断し移動しなければならない:つまり、参加することを全員に促したということでした。

 練り上げればもっと良いものになると感じました。
コメント (5)
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