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生きること:過去と未来とエスペラントと

花花カフェ

2010-04-26 10:04:33 | 福祉と教育
 2年ほど前紹介した事があると花花カフェについて再びお知らせします。

 花花カフェは精神に障がいがある女性が週に10時間働ける場所を作ろうとボランティアグループ『かもめサポート』が横浜のYWCAと協働で作った喫茶店です。今まで週2回午後4時間の開店でした。

 5月10日より週5日の営業となります。
 営業日:月・火・水・木・金曜日
 営業時間:12:00~16:00(4時間)

 場所についてですが、根岸線関内駅、もしかしたら横浜球場近くという方が分かりやすいかもしれません。
 関内駅出口、市庁舎側に出て、交差点を渡ったたら、そのまま真っ直ぐに球場脇の道路を通り、交差点を渡って左折します。ホテル東急インの手前を右に曲がるとYWCAの看板があります。
 この1階に花花カフェがあります。
 とても静かな場所ですし、中華街にも、山下公園にも近い場所です。横浜散歩疲れたらぜひ立ち寄ってください。

 コーヒーも紅茶も美味しいのですが、添えられるボランテイアの方の手作りクッキーの味がまた良いのです。『飲み物価格:300円』

 営業時間内でしたら、何時間おしゃべりしていても、一人で読書していても歓迎されます。お客様が多ければ多いほど今まで家に閉じこもりがちだった人たちに勇気と、働く喜びを与えます。
 皆さんの協力をお願いします。

 また、運営費を得るためにユースアクセサリーを寄付していただき、販売をしております。手持ちのアクササリーで不用のものがありましたら、ぜひご寄付ください。

連絡先

 ・中区役所    045-224-8166
 ・中区社協    045-681-6664
 ・横浜YWCA  045-681-2903
 ・かもめサポート  045-633-2065(かもサポの部屋 FAXにもなっています)


 個人的には月に1~2度エスぺラントのおしゃべり会でもできたらいいなあと思うのですがどなたか賛同してくださる方はいないでしょうか。


      

 昨日は息子親子が帰ったので久しぶりにボランティアに出ました。子ども達と楽しむイベントに参加しました。小学生とわいわい楽しく過ごしました。
 
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ドキュメンタリー: 更生学校

2010-03-31 10:49:48 | 福祉と教育
 月曜日、偶然つけたテレビに釘付けになりました。確かフロリダ州のある都市、ギャング組織が抗争し麻薬がびこる都市の話でした。
 更生学校とは昔、日本では、実修学校とか教護院とか呼ばれた施設に似ていました。日本では時々呼び名を変えるので現在なんと呼ばれているか知りませんが、いわゆる非行少年または非行傾向にある生徒の更生施設です。軽いものでは校則違反も含みます。ですから非行と言っても日本的表現では『すぐ切れる』ような子どもも含みます。
 45日間決められた成績を納めなければ修了できません。修了者は元の学校へ戻ります。ここは通学施設ですが、修了の見込みが無いとなると職業更生学校に180間収容されるそうです。

 教師、カウンセラーの一丸となった熱意に感動しました。昨日も今日も観てしまいました。教師の中に子どもの気持ちを代弁し、校長や副校長と話しあう教師もいます。問題ありと思うと駆け付ける心理臨床士もいます。
 彼らはまだ未熟な生徒たちに人との交流の仕方を教えたり、自信を持たせる努力をしていました。修了者の更生率は70%を超えるそうです。

 サブプラクィムローンの問題は学校の経費の削減となり、その運営にも悪影響を与えています。実は修了者には3ヶ月間援助者をつけ彼らの更生を助けているのですが、経済的にそれが難しくなったというのです。 
http://www.nhk.or.jp/exit/

 まあ、それはさておき、日本では校則違反の場合停学とか退学でけりをつけます。その後子どもが非行に走る場合もあるでしょう。
 非行問題に興味のある方是非、明日から見てください。

 
 テレビを見ながら先週電話で話した友人を思い浮かべていました。癌にかかって化学療法をしているそうで、会いたいというからと我が夫が見舞いにに行きました。私はそう言う事は苦手です。
 数日後電話があり私とも話したというので数分話しました。卒業以来会っていないので会いに来てという事でした。
 彼女は明るく誠実な人でした。夫と共に20数年間実修学校で寮母として過ごしました。どれほどの緊張と努力を必要とする仕事だったろうかと今彼女の過去に思いをはせています。
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子どもが育つとは

2010-03-13 11:18:53 | 福祉と教育
 今朝、なにげなくつけたテレビで鳥取市酒津で行われている『とんどう』という小正月の行事が放映されていました。子どもたちは一軒一軒の安全を祈願して寒さの中を裸で家々と海の間を走っていました。前半は見なかったのですが、祭りの準備、『とんどう』作りも2ヶ月かけてしていたようでした。昔は多くの地区で子どもが大人になれるよう、社会に参加できるよう行事を通して子どもを育んでいたのでしょう。

  昨日はエスペラントの学習の合間に友人とおしゃべりしました。子ども達の事です。
 今、小学校で問題になっているのは新入生の各クラスに大抵一人ぐらい学習に参加できない子どもがいるというのです。彼らは知能が低いとかそんなことではなく社会性が無く、他人には無頓着で気ままに行動するので、授業中も気にいらなければ教室を飛び出してしまうので教師は落ち着いて授業ができず、ひいては学級崩壊につながってゆくというのです。その子たちは小学校に入ってから急に変化したのではなく、幼稚園や保育園でもそのような行動をしていたのが見過ごされていたという事です。

 もうすぐ新学期また大変と友人は話していました。

 さてさて、学習中、私の近くで誰もなにも食べていないのに、時々するめか、燻製のイカのようなにおいが漂います。本と魚と同じバックに入れた事があったのでしょうか。私は自分の本を何度もくんくんと嗅ぎました。

 私の後ろの席に髪を金髪に染め目の周りをパンダのようにした女子が長椅子にひっくり返って寝ていました。その反対がはのイスには髪は黒ですがやはりパンダ目の女の子があおむけに寝ていました。

 数時間たち、帰る頃になって友人があの子達、もしかして中学生?私の知っている子どもかもと言いだしました。その子たちも多分こちらを気にしていたようで、私が振りかえると起き上がり友人に向け指でピースの合図をしてきました。化粧しているので分からなかったと友人は話していました。

 帰りがけに友人が、『この部屋では寝ころんではダメなのよ』と言うと『わかってる。だけで、今日は中学の卒業式だったから、二人で打ち上げしたの。だるくて座っていられない!』と答えました。あのするめのような臭いはこの子たちのげっぷの臭いだったに相違ありません。

 洗面所に立寄ったら二人がやってきて、『飲んだら気持ちが悪い』といいながら『先生さようなら』とそれでも挨拶しました。

 金髪の女の子の両親を友人も知っていて『母親はいつもがみがみ言っているし、父親は決して注意をしない。』のだそうです。この子たちはどんな人生を歩むのでしょうか。

 子ども成長過程で誰が何時どのように手を貸してやるべきなのでしょうか。子どもが育つ事がとても難しい時代になっているように感じます。
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年配者を社会資源に!!

2010-02-24 10:30:21 | 福祉と教育
 昨日は先日買ったさるぼぼを送るために郵便局に行きました。ついでに数日前に届いた『敬老特別乗車証』なるものの経費を支払いました。
 70歳の誕生日がくるまでまだ使用できませんが、とうとう私もその年齢に到達かと不思議な気分です。ボランティア仲間の一人が数年前この乗車証を手にした時、これを使うようになって、交通費がかからなくなったらボランティアしやすくなったと言っていました。彼女うは元小学校の校長です。私などより年金も多いと思うのですが、それでも交通費は気になっていたようです。

 横浜市では70歳になると希望者にこのパスを配布します。10年ほど前までは無料でしたが、市の財政が圧迫し収入に応じた額で有料になりました。バスに乗るとこのパスを持った人たちでいつも混んでいます。年配者にとっては小銭の心配もなく出かけられるのでとても便利なようです。

 外に出ると言う事はそれだけ健康を保つ事になるのでしょう。先日のA区の社会福祉大会も若い人が少ないのに熱気にあふれていました。

 元気な年配者は自分の場所を見つけられればまだまだ社会の役に立つでしょう!
 若い人や行政には年配者が力を発揮できる場所を見つける機会を沢山与えて欲しいですね。

 老人が増えると若者の負担が重くなると言うマイナス面だけでなく、彼らの力をプラスに変える事を考えて欲しいです。
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 幼児の夕食時間

2010-01-30 09:41:57 | 福祉と教育
 いつものように昨日は自由に使える場所でエスペラントの学習をしていました。
 午後4時過ぎ、幼児を連れた7~8人のグループが現れ、買ってきたと思えるおやつを広げ飲み物を出し食べながら歓談していました。
 五時過ぎても飲んだり食べたりしている。4~5歳と思しき子どもたちは、時には食べ、時には飲み時には駆け回って遊んでいました。

 Kiam ili havos vespermangxon?(いつ彼らは夕食をとるのでしょう?)

 思わず友人にもらしてしまいました。5時過ぎまでお菓子を食べていたら、夕食時間がたとえ7時であっても子どもたちはもう食欲を失っている事でしょうに…。

 定年退職した友人は今、支援学級等で非常勤講師をしています。彼女の働くある中学校の話です。

 入学当初から、学級から脱走して学習をしない生徒が2~3人いたそうですが、最近は5~6人に増えているのだそうです。

 先週、子どもたちはスキー合宿に行きました。それに支援学級に通っているダウン症の生徒など3人が参加したそうです。普通学級の生徒はおやつ時間とか規則を無視し、のべつ幕なしにおやつを食べたりふらふらしている。その中で支援学級の3人はおやつも決められた時間に15分で食べ、熱心にスキーの指導を受け、普通学級の生徒が全員すべるようになったわけではないのに、3人とも滑れるようになって帰って来たというのです。

 その話を聞きながら、幼児たちを見て考えてしまいました。
 この幼児たち全員が落ち着きのない自由気ままな中学生になると言う気はないのですがその危険性もあるわけです。なぜなら、食事というのは栄養を与えればよいと言うだけではなく、生活のリズムを育てる事でもあるのです。ですから、食事時間はとても大切です。時たまの例外は認めなければならないでしょう。でも、例外は子どもを喜ばせます。そしていつの間に子どもの要求で例外が普通になってゆく事は良くあることです。

 5時半、私たちが帰路につく頃、別の小学低学年10人ほどのグループが『この指とまれ』と廊下で遊んでいました。母親たちは室内で歓談していました。

 家で子ども達とだけ過ごすのは女性にとって耐えがたい事もあります。夕食時に母子が外出している責任は夫たる、また父親でもある男性側にも責任があるのではないでしょうか。
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子どもと遊び

2010-01-17 11:01:07 | 福祉と教育
 先日(1月11日)、ボランティアとして子どもの遊びの集いに参加してくれた親子は270名に上りました。先ずは成功といえるでしょう!

 今回の参加者は両親または父親と一緒の幼児や小学生が多かったです。伝統的な遊びは見た事があるが初めてというの親も多くいました。いろんな遊びがあるので子どもそっちのけで遊んでいる若い親もおりました。自身の身体を使って遊ぶ遊びはした事が無い世代が多かったのでしょう。羽子板、こま回し、はねつき、お手玉など結構人気がありました。幼児にはすごろくに夢中になっている子もいました。牛乳パックを使った宇宙船のような独楽はとても人気があり、この発案者に脱帽したくなるほどでした。

 

 この展示室のある大きな建物にはだれもが出入りでき使用できる広い空間があります。そこには机やいすがあります。放課後子どもったいがやってきて遊んでいます。勉強する高校生や大人もいます。私もエスペラントの学習に使っており、ここでも数回参加呼びかけのチラシを配りました。
 ゲーム機で遊んでいる大きい子にチラシを渡した時幾人かの子が言いました。『あそこ100円かかるんだよね!今は大変だからお金は使えないよなあ!』

 今の世相を表していると言えば言えるのですが、複雑な気分になりました。お金の事は別として10数人で座っているのにみんなそれぞれのゲーム機を片手に遊んでいます。時々結果を見せ合っているのでしょうか、ゲーム機をかざしたり歓声を上げたりしているのです。

 この子たちが大人になった時どんな世界が広がるのでしょうか。想像できません。

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社宅や職場の寮は徒弟制度の延長?

2010-01-08 11:31:51 | 福祉と教育
 年が明けてから年越村にいた人たちが800人ほど別の派遣村に引っ越しました。その人たち、職探しなどの交通費をまとめて2万円ほど支払ったら200余名が帰ってこなかったそうです。

 派遣村は働きたくとも職が見つからない派遣社員や解雇された労働者を救済するために造られたと思っていたので驚きでした。
 逃げた人は職など探したくなかったし働きたくなかったのでしょうね。残された人たちが同類として見られるのは何とも気の毒です。

 先日、テレビで聞きかじったのですが、職を失うと住居を失うと言うのは日本特有の現象と言う事でした。

 今まで会社に都合がいいように会社が社宅や寮を準備するのが当たり前でした。しかしその分賃金は低かったのです。そして会社を辞めると住居を失いすぐに路頭に迷ってしまう。つまり社宅や寮は犬の首輪と同じで、常に主人に忠実な働き手であることを求めるくびきだったです。
 このような社会現象を私たちはおかしいと思うべきです。

 ただ、便利だからと社宅や寮を会社に求める姿勢を働く者自らが正す時が来ているのでしょう!

 

 
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炊き出し

2010-01-01 23:58:05 | 福祉と教育
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 朝まで悩んだ挙句寿町の炊き出しに参加しました。始まる1時間以上前から長蛇の列できていました。もち米は100キロ用意したと言う事でした。
 用意された餅はきな粉と辛み餅、実沢山の雑煮でした。今年はボランティアが少なく、また餅つきになれた人も少なく例年より時間がかかりました。
 

 でも、行けて良かったです。

 咳が止まらないのでショウガ蜜の原液を小ざじ1杯飲んで出かけた所帰宅まで咳が止まっていました。

 (写真は餅つきをしようとしているボランティアたちと遠巻きに炊き出しを待つ人々)
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産後の習慣

2009-10-19 08:11:56 | 福祉と教育
 ビヤウィストックでのエスペラント世界大会の折に友人たちと食事をしました。場所は市の中心に在るレストラン。その名もエスペラント。

 プログラムが変更になってこなくなった人もいたのですが、私たちを見つけて仲間入りする人もいてワイワイガヤガヤ大騒ぎ。
 その中に4ヶ月の赤ちゃんを連れた女性もいました。みんなで子どもを代り番こに抱いてあやしたり自分達の子どもの小さかった時のエピソードも飛びだしそれはにぎやかで楽しい夜でした。

 ネパールの女性もいたのですが、ネパールの習慣では産後7日目に、日本のお七夜と同じように食事会をしてお祝をするそうです。
 このお祝が済むまでは母親以外は、例え父親であっても決して子どもに触れていけないそうです。

 帰国してから友人と話したのですが感染症を防ぐ知恵ではないかと言う事になりました。

 昨日タイの女性もと話す機会が有りました。ふと興味がわいて産後の事を聞いてみました。
 タイでは産婦は産後の9日間台所などの火ある場所で寝るそうです。
 一緒にいた人たちは『あんな暑い国で火のそばで寝るの!』と驚きました。
 『最近は薬を飲む人も多くなったけれどお腹を温めたほうが早く回復するから・・・。』と言う事でした。

 先月、ドイツにいる息子の所に第2子が誕生しました。
 息子からの電話です。
 『ああ眠い!昨夜遅く男の子が生まれてね、今朝5時に退院してきたばかりなんだ。』
 『なんですって!』と私は絶句しました。
 息子の説明によれば、ドイツでは出産4時間後母子共に異常が無ければ、退院しても良いのだそうです。その代わりと言っては何ですが、母子の健康状態を診る為に1週間助産婦が自宅訪問してくれるそうです。

 国によって産後の保護の方法も違うのですね。今度機会があったらまた別の国の人に産後の習慣を聞いてみたいですね。

 日本では最近自宅出産も増えていると聞きました。そして感じるのですが、ドイツの方式を採用すれば病院不足が少しは改善できるのではないでしょうか。また、二人目以上の子を出産した場合、例え直接手をかけてやれなくても、子供たちが目の前にいる方が安心していられるように思います。
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日本語学校(ドイツ)

2009-06-19 09:44:42 | 福祉と教育
 ミュンヘンには複数の日本語学校があるそうですが、ベルリンには一つだけだそうです。いつもは母親が途中駅まで連れてゆき、父親はその駅に車を置いて、学校まで行くのだそうです。その日は天気予報が嵐ということ告げていることと、私もいるので車で出かけました。
 アウトバンで、渋滞に巻き込まれそうになり普通道路に変更。かなり遠く感じました。息子に言わせるとたった40キロということでした。ただし、これが近いとは私には思えません。
 親たちは車で来る人、自転車で来る人さまざまでした。小学生を連れ、乳母車を押した父親もいました。

 教室は普通の学校の4階でした。これは友人のところでも経験したのですが社会教育の一貫として学校はいろいろな活動に提供されているようでした。

 孫娘は1歳過ぎからこの学校へ通っているそうです。話すという行為に出るには大きな壁があり、それを突き破ることはなかなかむずかししいと見学していて感じました。
 この子が完全に日本語で言うのは、かたぐるま、おんぶ、だっこの三つです。1年前だっこをよいしょと言っていましたがよいしょは消えていました。

 理解力はあり、話しかけると返事がドイツ語で返っててきます。ただ、日本語を教えると即座に繰り返すという積極性はありました。

 最初、生徒は一人でしたが、次々と嵐に備えた完全武装の親子が現れ最終的には7人の生徒のうちの4人出席となりました。
 年少クラスは普通3歳までですが、上のクラスの生徒は4歳以上で、その上母親がみな日本人で会話が達者。ついて行けないと可哀想なので、もう1年この年少クラスに通わすことにしたとか。
 わが孫だけではなく、みな日本語を口に出すのは苦手でした。
 大きいクラスは授業が2時間、年少は1時間30分。間にみんなで持参したおやつを食べます。
 授業が終わると5階へ。廊下の本棚には日本語の本が沢山あり、数十人の子どもたちが本を選んでいました。彼女も3冊かりました。ここでもアンパンマンが人気だそうです。

 写真は授業前、小さい子たちがステージで歌を歌いながら踊っているところです!
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ベルリンの樹木

2009-06-15 14:26:46 | 福祉と教育
 息子はベルリンのはずれの四階建て分譲アパートに住んでいます。所有者は4軒。庭はそれぞれに100坪ほどです。新築なのに隣との境界に数十年たつアカシアの木が枝を広げています。お隣の庭には真中に木が立っています。
 日本だったらこんな中途半端なところにある木はアパート建設の際に切り倒されてしまうでしょうね。良く残したわねという言葉に、息子の返事は・・・。

 それ犯罪だよ。ベルリンの落葉樹は市内の緑を守るためにすべて市当局に登録されているんだよ。監視の巡回はめったに来ないけれど、無許可で切り倒したことが分かったら、かなり高額な罰金を支払うことになるんだよ。

 ベルリンで樹木は生きる市民権を持っているということでしょうか。

 日本では古い屋敷が壊されて、庭の殆どない4~5軒の家が建つということは珍しいことではありません。その際、庭にあった木々が切り倒されるのは当たり前のことと認識されています。

 木は10年や20年ではまだ若木です。日本の都会でも、緑を残すために木を守る法律があったら良いのにと感じました。
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子どもの遊び:遊具(ドイツ)

2009-06-11 10:35:28 | 福祉と教育
 ドイツの子ども遊具は自然素材を利用したものが多かったですね。
3日目にベルリン市主催の園芸展示会が開かれているという訪れたオランベルク公園にゆきました。以前国主催の同じような展示会が開かれているポツダムに行きましたが、展示内容はそれと比べると小規模でした。
 園芸展示会は毎年、場所を変え市主催、州主催、国主催で開かれ主催者に多額の補助金を出すことでインフラ整備をさせて、その土地の経済の活性化を促すのだそうです。
 大きな森を所有するこの公園には池に囲まれた広い砂場がありました。孫はバケツに水を汲みしばし砂遊び。両親は見守りながら、そばのベンチで日向ぼっこ。木造の子どもに合わせた家があり家もあり、ベランダからすべり台で滑り降りたり、小さな子どもが楽しめる施設があるかと思うと、ミツバチの生態も見える展示もありここには大勢の小学生が集まっていました。、


 木くずで作った大きな鳥の巣
 
酒樽で作った青虫。子どもが中を這うことができます。


 ヘルツブルクで開かれたヨーロッパエスペラント大会会場近くの公園で見つけた立ち枯れた木を利用したのぼり木。
 
 大蛇かドラゴンか。まるでヤマタノオロチのように口が沢山ある木。

 別の日に通りかかったら子どもが上っておりました。カメラを向けたら3人共登ってくれました。
 下はやわらかい土で、草もはやしたまま、落ちてもショックは少ないでしょう!


 ドイツで5月に美味しい野菜といわれる白アスパラ。塩ゆでのジャガイモも美味しかったです。昼食ははこれで満腹でした。
 へルツブルクで会ったクロアチアのエスペランティストは一箱買って持ち帰ると言っていました。
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子どもの遊び:公園では(ドイツ)

2009-06-10 13:29:27 | 福祉と教育

 

土・日・月と3日も公園に行きました。土曜日はすぐ近くの公園ですが、4時間半ほどの散歩でした。
 
 森の中に遊具が沢山あり、土日は家族連れがいっぱいです。ブランコ・すべり台など固定された遊具も大小さまざまありますが、ロープを使った不安定な動きをする遊具もたくさんありました。
 ですが、低年齢の子どもはみんな大人と一緒でした。
 日本でも遊び場のない都会では公園デビューということが言われ、ある程度成長すると同じ公園に通うようになります。そして親同士も友人になります。時々、親が子どもを見守らず、自分たちのおしゃべりに夢中になっているのを見かけます。
 もし怪我をしたら遊具を設置した自冶体が悪いということになります。親が見守っていれば防げると思える事故を新聞記事で度々目にします。

 親同士がわが子を忘れおしゃべりにふける姿は全く見ませんでした。

 また、遊具の下の地面に注目してください。細かく砕いた木くずが敷きつめられていました。
 
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子どもの遊び:ラフロード(ドイツ)

2009-06-08 10:13:10 | 福祉と教育
 ラフロードとは走る車輪という意味だそうです。子ども用自転車ですがペダルがありません。両足で地面を蹴って走ります。

 写真の彼女は3歳になったばかりです。昨年は保育園の室内でこれに乗っていました。歩けるようになると訓練が始まります。保育園ではヘルメットかぶること車道では一時停止、降りて渉を徹底して教えています。先日母方の祖父より誕生祝いとして贈られました。
 子ども足といえどもその速いこと速いこと。スピードがつくと両足を地面から上げてすーっと乗ってゆきます。今では天気の良い日はこれで保育園に通っています。スピードが出ると大人の駆け足より速いのです。母親は自転車で伴走します。

 公園ではラフロードに乗った幼児を沢山見かけました。これでバランス感覚を養うので、4~5歳になると補助車輪なしで子ども用自転車に乗れるそうです。また、子どもたちは足腰がしっかりしていてます。

 さすが自転車大国ドイツです。車道できちんととまるという安全教育が徹底していました。


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子どもの遊び

2009-03-28 09:46:05 | 福祉と教育
 昨日久し振りにボランティアに出かけました。

 帰り斜面にそった障壁の上を楽しそうに渡り歩いている小学低学年の女の子二人を見ました。下から見ると最後の高さは2メートルほどもあります。

 危ないからやめなさいと言うべきかどうかふと迷いました。

 子どもの頃、駅の広場には山から切り出され、トロッコで運ばれてきた秋田杉の丸太が私たちの背丈の2倍ほどの高さに積まれていました。学校の帰りそれに上ってよく遊びました。
 大人たちは丸太が崩れて怪我をした子もいる、危険だから上ってはいけないと事あるごとに注意しました。危険をいかに避けるかそれを考えながら上がりました。下りるときのほうが危険に思われ、頂上に着くと地面に飛び降りました。
 今度は足を折ると叱られました。

 3男が1年生の時、友人たちと3メートル以上もある擁壁の上から飛び降りて遊んでいました。危ないとは言ったけれどわが子ならすんなりと止めるはずもない…。
 道路の反対側にある丘の斜面をさして、あそこを滑るほうがまだ危なくない!

 数10分後、半ズボンの息子が脛や、太ももに擦り傷を沢山作って帰ってきました。木につかまりながら斜面を下って遊んでいたら、滑り、すりむいたとお言うことでした。

 こうした経験を通しながら子どもたちは危険を避ける方法を学んでゆくのではないか。むやみに止めさせるより、足の骨折で済むほうが学習になるかもしれません。でも、危ないことをしているという自覚が自身の注意を促すでしょう!

 『落ちたら危ないわよ!』
 私は一声かけるだけにとどめました。
 『はい!』
 彼女たちは遊びを続けていました。
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