狗尾草


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 狗尾草と書いて「えのころぐさ」。狗は犬のことですから狗尾は犬の尻尾(しっぽ)のこと。そう云われれて見れば確かに犬の尻尾ですが、別名「猫じゃらし」とも云うのが可笑しい。本物の犬の尻尾で猫は遊ばないだろう。本物の犬とは関係なく、猫は犬の尻尾に似ているこの「猫じゃらし」が好きなのでしょうね。

 ちなみに狗尾草はイネ科エノコログサ属。五穀の一つである粟(あわ)の原種であると云われております。

 横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは6月29日に撮影した写真を5点掲載しております。雨上がりの森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/28f1e236f6186adc7b0ea575101aec56

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#道端の雑草 #狗尾草 #えのころぐさ #イネ科エノコログサ属 #五穀の一つである粟 #アワ

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最近気になったおかしな言葉(2024年前半編)


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 何処かの誰かが発した言葉、どこぞの何方かが書いた言葉が、どうも気になって仕方がない郷秋<Gauche>です。気がつけば2024年も折り返し、良いタイミングなので2024年前半に気になった言葉についてちょっと、書いてみました。

その一:日本のGDP、世界3位から4位に「転落」
  2023年の日本のGDPが世界3位から4位になったと云うニュース。3位から一気に10位になったのなら「転落」かもしれないけど3位から4位なら「後退」だと思う。メディアは耳目を引くために得てして大げさな、過激な表現を使う。メディアのライターや編集者には自らの影響力をよく自覚し、より正しい日本語を使うことを心がけて欲しいものである。

その二:「どうせカットされるんだからカメラ回すのやめて!」
 バラエティ番組の撮影中、タレント(芸人?)が「どうせカットされるんだからカメラ回すのやめて!テープの無駄だから!!!」と叫んでいた(カットされなかった)。あなた、昭和の時代からワープしてきたの?と私は云いたい。カメラは回っていないし、もちろん「テープ」なんか回っているわけもないのに。新しい言葉や三(四)文字略語が次々に生まれる時代になっても筆が入っていなくても筆箱、下駄が入っていなくても下駄箱、テープが回っていなくてもVTR(Video Tape Recorder)。しぶとく昔の言葉が残っている不思議。

その三:式は教会でと云う訃報の最後に「ご冥福をお祈り〜」
 クリスチャンであったことが知られていた方の訃報。式場はもちろん○○教会。そのお知らせの最後に「心から○○さんのご冥福をお祈りいたします」。冥福とは仏教(浄土真宗を除く)における死後の世界での幸せを祈る言葉ですので、キリスト教徒であった方の死に際しての言葉としてはまったく不適切なのです。私たち日本人は宗教に対しての意識がいささか低いような気がします。最近はムスリムの存在も身近になりました。彼らの宗教や文化を知り尊重することは、私たち日本人の文化や心のあり方を尊重してもらうことにもつながるのではないでしょうか。

 例によって記事本文とはなんの関係もない今日の一枚は、西洋人参木(せいようにんじんぼく。シソ科ハマゴウ属)。南欧から中央アジアが原産地の落葉低木で、花が朝鮮人参に似ていることからの命名とのこと。鬱陶しい季節に水色の花は一服の清涼剤。

 横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載している(先週はお休みいたしました)blog「恩田の森Now」に、ただいまは6月29日に撮影した写真を5点掲載しております。雨上がりの森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/28f1e236f6186adc7b0ea575101aec56

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#可笑しな言葉 #変な言葉 #生きている昔の言葉 #宗教 #生死観 #文化 #異文化 #冥福を祈る

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ニコンがキャッシュバック・キャンペーンを実施


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 Nikonファンお待ちかねのZ6IIIが17日に発表されたことは既に書きました。Z6IIIの登場によって、Nikon Zシリーズは性能、価格共に下克上状態となりました、とも書きました。Zシリーズの主なモデルの価格を並べてもみました。ここまでは6月26日に書いたこと、そのままです。

 ところがところが、そんなニコンが「Nikon Creators 応援サマーキャンペーン2024」、要するにキャッシュバック・キャンペーンを始めたのです。
  Z9    694,980円 ー      0円=694,980円 
  Z8    539,550円 ー 50,000円=489,550円
  Z7II   386,100円 ー 70,000円=316,100円
  Z6III  386,100円 ー      0円=392,040円
  Z6II   258,390円 ー 30,000円=228,390円
  機種名直後は、いずれも郷秋<Gauche>調べの量販店の最安実売価格。

 Z6IIIの登場により商品力劇落ちとなってしまった旧モデルたるZ6IIとZ7IIの在庫を早期に払拭したいのはわかりますが、発売後1年しか経っていないZ8まで5万円のキャッシュバックと云うことは、本来15万円あるはずのZ6IIIとZ8の価格差が10万円となっていると云うことです。どうも解せません。

 郷秋<Gauche>の都合の良いように解釈すれば、旧モデルたるZ6IIもZ7IIも Z8も売り切って、Z8よりも小型軽量化かつ廉価なZ7IIIが近々登場ということですか? となるとZ8は1年少々でお蔵入り&欠番ですか???
注:後段、つまりZ8の行く末に関しては郷秋<Gauche>の勝手な妄想です。決して信じたりしないでください。

「Nikon Creators 応援サマーキャンペーン2024」の詳細については
https://www.nikon-image.com/event/campaign/summer_2024/
でご確認ください。

 一部の項目ではZ9、Z8をも凌駕する高性能ぶりは下記サイトでご確認ください。
https://www.nikon-image.com/sp/z6_3/
https://www.nikon-image.com/products/mirrorless/lineup/z6_3/spec.html

 と云う訳で記事本文とはなんの関係もない冒頭の写真は、今や旧式となってしまったDSLR(旧式人間には旧式機械が良く似合う)で撮った、咲き始めた夏の花、木槿です。

 横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載している(先週はお休みいたしました)blog「恩田の森Now」に、ただいまは6月22日に撮影した写真を6点掲載しております。梅雨入りの翌日に、さっそく梅雨晴れ間となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/fc49dfb7b8caa7c431d8517f65dd2ca8

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#Nikon #ニコン #ミラーレスカメラ #Zシリーズ #Z6 #Z7 #Z8 #木槿 #ムクゲ # NikonCreators応援サマーキャンペーン2024

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半夏生


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昨日に続いて証拠写真

 今日は文月朔日、そして夏至から数えて11日目の半夏生(注)。本州の大部分では梅雨時ではありますが、梅雨が明けたら暑くなるよ〜、と云う区切りの半夏生なのでしょう。もっとも今年はもう半月前から高温が続いているけれど。

 この日に関西では蛸を食べるとか、福井県あたりでは鯖を食べるとかあるようですが、少なくとも郷秋<Gauche>が知る限り関東・東北地方では特にこの日に何かを食べると云う習慣はないように思いますがいかがでしょうか。

 と云うわけで今日の一枚は半夏生(はんげしょう。ドクダミ科ハンゲショウ属)。以前は近所の公園で群生していたのですが、今日見に行った限りではこのひと株だけ。どうしたことでしょうか。

注:Wikipediaによれば、かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている、とのことで毎年7月2日頃にあたるそうだ。よく判らんが(^^;

 横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載している(先週はお休みいたしました)blog「恩田の森Now」に、ただいまは6月22日に撮影した写真を6点掲載しております。梅雨入りの翌日に、さっそく梅雨晴れ間となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/fc49dfb7b8caa7c431d8517f65dd2ca8

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#半夏生 #はんげしょう #ドクダミ科ハンゲショウ属 #七十二候の一つ #夏至から数えて11日目 #梅雨のさなか #本格的な夏の到来

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