母校の礼拝堂

 台風一過の青空に誘われて昼休みの散歩。風が強くて写真にはちょっと不向きでしたが(^^;


 幾度かご覧いただいている母校の礼拝堂ですが書くのは久しぶりでしょうか。1930(昭和5)年の献堂ですので既に87年を経ていますが数度の改修・補強工事が施されいまだに現役で、大学生の礼拝・講話、オルガンの練習の他、卒業生の結婚式にも使われています。

 献堂の翌年にはアメリカ・キンボール社(当時のパイプオルガン最大手、1960年代にはピアノの名門、ベーゼンドルファーを傘下に収めていた)のパイプオルガンが設置されました。当時は上野の音楽学校(現在の東京芸術大学)や三越など、日本にまだ4台しかなかったと記されていますので、日本で5番目のパイプオルガンと云うことになるでしょうか。

注:「日本にまだ4台しかなかった」のくだりは下記「パイプオルガン」のページに記されておりますが、明治期の横浜のいくつかの教会では既にパイプオルガンを備えていたとの記録もありますので「日本にまだ4台」は、教会以外では、と云うことなのではないかと思います。

 1978(昭和53)年には2台目のオルガンとして辻宏氏によるバロックオルガンが設置されましたが、この辻オルガンは2000(平成12)年に幼稚園児・小学生・高校生が使用する「チャペル」の竣工に合せて移設されました。先のキンボールはロマンティックオルガンですので、異なるタイプの二つのオルガンが一つの礼拝堂に22年間同居していたことになります。

 卒業生の皆さんには懐かしい母校の礼拝堂とパイプオルガンについての詳細は下記をご覧ください。
礼拝堂
http://www.tamagawa.jp/introduction/enkaku/history/detail_11063.html
パイプオルガン
http://www.tamagawa.jp/introduction/enkaku/history/detail_11715.html

 「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは 9月24日に撮影した写真を5点掲載いたしております。稲刈りの時を迎えた森の様子をどうぞご覧ください。今週末には久しぶりに撮影に行けるかと思ったら雨の予報です。残念無念。

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