立秋である。
ウィキペディアの「立秋」の項に「(立秋の)翌日から暑中見舞いではなく残暑見舞いを出すことになる。」と書かれているのだが、同じウィキペディアの「暑中見舞い」の項の中で残暑見舞いに触れた部分には「立秋以降に、人を見舞うことや手紙を出すこと、または、その手紙や贈り物のことは残暑見舞いという」と書かれている。
「立秋の翌日からは残暑見舞い」と云う記述の一方で「立秋以降は残暑見舞」とも書かれているのである。「以」は「ある時・所を起点としてそれより」と云う意味だから、「立秋以降」と書けば立秋のその日を含むことになる。果たして今日お出しする季節のご挨拶には「暑中お見舞い」が良いのか、「残暑お見舞い」と書くべきか・・・。
追記:ウィキペディアの「立秋」の項の脚注に「天気予報などで「今日は立秋。暦の上では秋に入りましたが、相変わらず暑いですね」などというコメントがあるが、暦の上では立秋こそ暑さの頂点であり、徐々に暑さが緩むのはその翌日からなので、このコメントはおかしい。」と記されていることを紹介しておく。
と云う訳で今日の一枚は、2年前のいま時分に奥州白河甲子(かし)高原で撮影した夏から秋へと向かう空、そして雲。
Website「恩田の森Now」に、5日撮影した写真を掲載いたしております。真夏の森の様子をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/