D300よりCOOLPIX S52の方が高い

高いか低いかではなく、高いか安いかの話しであるが、実は、D300よりCOOLPIX S52の方が高いのである。それもかなり。

 

COOLPIX S52は名前からわかる通り、今から3年半前の20084月に発売になったニコンのコンパクトタイプのデジタルカメラで、900万画素にVR3倍ズームレンズが付いている。発売当初の価格は35,000円程度だったと思うが、郷秋<Gauche>は2009年の4月頃に、キタムラで中古を、定額給付金(今や、何だそれ?の世界だ)で買った。お釣りをもらったから、多分11,200円だったと思う。郷秋<Gauche>は定額給付金を貯蓄に回さず、当時の景気浮揚に僅かながらも協力したのであった。

 

さて、一方のD300は、現行(つい先頃出荷終了のアナウンスがなされたが)のAPS-CフラッグシップであるD300Sの前モデルで、20071123日に発売になっている。郷秋<Gauche>は発売日の前日に(予約していた店から、ニコンが発売日だとアナウンスしていた前日から引き渡し「可」との連絡が来ていた)236,270円で入手したのだが、それ以来丸4年間(D800、早く出ろよ!って感じだ)、メインのカメラとして愛用している。

 

さて、11,200円のS52236,270円のD300なのに、何故S52の方が高いのか。それは2台のカメラで撮った写真の枚数(コマ数)の違いによるのである。S52を入手しからの3年半で撮った写真は569枚(コマ)である。これはファイル番号が連番になっているのですぐにわかる。11,200円で569コマだから、1コマ当たり19.7円だが、もし新品を買っていたとしたら1コマ当たり61.5円となる。

 

対するD300は、4年間で53,822枚(コマ)だから、1コマ当たり4.4円。だから、D300で撮る1コマの価格は、中古のS52と比べても1/4.5、新品のS52と比べるとなんと1/14と云う超低価格である云う事になるのである。道具は何でもそうだが、使って「なんぼ」。100万円の軽で5万キロ走るとの、1000万円のメルセデスで50万キロ走るのは、1キロ当たりの価格は同じだ。だったら1000万円のメルセデスの方がいい郷秋<Gauche>だぞ。って、買えないけど(^^;

 

1:郷秋<Gauche>のD300は一回の撮影が終わる(データをPCに転送する)たびにファイル番号をリセットするように設定してある。なのに何故、撮影枚数(正確にはレリーズ回数)が判るのかと云えば、勿論、数えている訳では無く、JpegAnalyzerと云うソフトを使って調べるのです。詳しくはこちらをご覧くださいませませ。

2:郷秋<Gauche>がメルセデスを欲しいとか、好きだと云う事ではない。単に高価格車の代名詞としてのメルセデスである。フェラーリでも良かったのだが、1,000万円なんて安いフェラーリはないから、メルセデス。

と云う訳で今日の一枚は、郷秋<Gauche>のD300が確かに53,822回シャッターをレリーズしていると云う証拠写真(と云うか、PC画面のコピー)。画像をクリックして大きな画像をご覧ください。真ん中より2行ほど下に、「総レリーズ回数 53,822回」と表示されているのがお判りいただけますでしょうか。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )
« 光学ファイン... ドイツ語で「... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。