頑張る同業

 皆さんご存知の通り、(新聞の)全国紙には本体よりも多いんじゃないかと言うほど折り込み広告が入ってきます。でも地元紙(もちろん神奈川新聞のこと)の方には多くても3、4枚です。で、今日も地元紙の折り込みもやっぱり3枚。ひとつはマンションの広告、もう一つがスポーツクラブ。定番です。で、で、もう一枚が今まで目にしたことがないちょっとビックリの広告なんです。

 なんと銀座コージーコーナーのものなんです。B4カラー両面刷。1/19~1/28まで「苺まつり」で10%OFFだそうで、対象となる76品の小さな写真と通常価格、「苺まつり」期間の特別価格が載っています。苺がたっぷりのっている「ナポレオンパイ」が通常税込価格609円が549円とか、定番の銀座シュー(バニラ)ジャンボシュークリームが通常税込価格105円が95円!てな具合です。時節柄、バレンタインデイ用のチョコレートの紹介もありますが、こちらは割引対象外です。「生チョコ“銀座のレンガ”は525円です。昨年いただきましたが、これはなかなかいけました(実は郷秋<Gauche>、チョコ好きなんです)。

 まっ、チラシの中身はどうでもいいんです。今日の本題は、今まで見たこともない銀座コージーコーナーのチラシがなぜ入ってきたのかと言うことなんです。そう、勘のいい“郷秋<Gauche>の独り言”ファンの諸兄諸姉はもうお気づきですね。不二家が洋菓子類の販売を中止しているからなのです(生菓子以外の商品も販売店の撤去拡大中)。他人の不幸につけ込んでとは思いたくないですね。

 洋生菓子の販売を中止する同業がいることで消費者が不便な思いをしないよう、肩代わりしてあげようと言うことなのでしょう。業界として、洋生菓子離れを防ぎたいと。全部で何店舗あるのかわかりませんが(ちなみに長津田とつきみ野にはありますが、郷秋<Gauche>最寄の青葉台にはない)、首都圏の電車路線の略図にコージーコーナーの店舗を加えた図がちゃんと掲載されていました。

今日の1枚は「首」、が無い。
コメント ( 4 ) | Trackback (  )
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コメント
 
 
 
洋菓子離れ (mitamura)
2007-01-19 22:25:49
私の住んでる町の駅前にもコージーコーナーがありますが、ずさんの品質管理体制は不二家だけじゃない気がして、ケーキとかを買う気にはなれません。こういう人は他にもたくさんいるんじゃないですかねえ。洋菓子離れは確実に進んでいます。。
 
 
 
洋菓子離れ (郷秋)
2007-01-19 23:30:53
mitamuraさん、初めまして&コメントありがとうございます。
>不二家だけじゃない気がして
確かにそれはありますね。でも、それを言い出すと洋菓子だけではなくすべての食品が食べられなくなってしまいそうです。
不二家の問題について言えば、次から次ぎへと新たな問題が出てきて、企業体質・企業ぐるみであることが明るみに出つつありますが、この手の報道は過剰反応になりが勝ちなところもありますのでマスコミ各社には自制を促したいところですね。
 
 
 
ほぉ… (考える葦)
2007-01-21 17:18:28
洋菓子は甘過ぎなければ好きなのですが、不二家はあまり食べた事が無かったので、今回の騒動は蚊帳の外です…。でも、こう言った同業他社の動きは、世の中の栄枯盛衰を感じずにはいられませんね…。



消費者の目が厳しい昨今、TV番組だろうと商品だろうと消費者を欺く様な商売は致命傷ですね。もちろん、大抵の会社はまじめに商売をしているのでしょうが…。

 
 
 
事実はどこに (郷秋)
2007-01-21 21:25:45
考える葦さん、こんばんは。
>消費者の目が厳しい昨今
厳し過ぎるのではないかと感じることもあります。厳しいのはよいのだけれど、騒ぎ過ぎではないかとも。
納豆ダイエット問題もそうですが、「マスコミが言うから」ではなく、私たち一人ひとりが常に問題意識を持って、何が本当なのか、嘘が潜んではいないのかと、真実を見極める目を持たなければならないと言うことですね。
 
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