そう、日産のGT-Rは1000万円もするんです。一番高い”NISMO”は1780万円もします。ほとんどポルシェが買えるほどのお値段ですが、これ、新車のお値段。
実は中古車、しかも28年前の大古車でも1000万円で売買されるGT-Rもあるんです。正しくはスカイラインGT-R。マニアの間ではR32と呼ばれている1989年から1994年に販売されたGT-Rです。当時の価格は500万円程度だったかと思いますので、28年も乗ったのに新車価格の倍の値段で売れると云う、国産車としては非常に珍しいクルマです。
日本国内よりもヨーロッパや北米での人気が高く、程度の良いクルマが出品されるオークションでは1000万円前後で落札されることも少なくないとのことです。フェラーリなどと同様に、美しさを兼ね備えた機械技術・文化遺産として評価された、つまりヒストリックカーの仲間入りを果たしたと云うことになりますね。
ヨーロッパなどではヒストリックカーには税制上の優遇措置など、価値あるクルマを残すための仕組みができていると聞きますが、わが国では車齢13年超のクルマの自動車税が割増となるなど、全く逆の制度となっております。古き良きものに価値を見出そうとせず、目先の新しさにだけ振り回される政治家とお役人の成したこと。全く嘆かわしいことです。
画像はWikipediaより
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは1月21日に撮影した写真を5点掲載いたしております。厳冬期の森の様子をどうぞご覧ください。
「恩田の森Now」 http/:blog.goo.ne.jp/ondanomori
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