彷徨えるEudora

 「郷秋<Gauche>とライブドアとの関係」という記事を今年の1月31日に書いた。別に関係なんてないんだけれど、ライブドアが販売しているE-Mail Soft、Eudoraと使っているというお話だ。そして、そのライブドアから最新バージョンであるEudora 7J for Windowsの登場がアナウンスされながら同社内から「容疑者」が続出したあおりで発売が延期されているというところまで書いた。

 延期のままで、いつまで待っても新バージョンが出ないなと思っていたら、Eudoraの営業権譲渡のニュース。しかも無償で。郷秋<Gauche>が知っている限り、ディーラーの変更はこれで2度目だ(詳しくは1月31日の記事を参照 いただきたい)。

 一つの商品のディーラーが短期間に2度も変わるのは通常考えられない。もしあったとしてもおそらくはその商品は売れなくなるのではないかと思うのだが、あるいは売れるという読みがあるからこそ新しい引き取り手が現れるということなのだろうか。

 今は売れていなくても、その商品が良い物、つまり商品力のあるものであれば、うちがやれば売れる、成功すると考える経営者もいるだろう。そう思えばこそ高額でその販売権を買い取る。しかし今回発表されたEudoraの新しいディーラー(ソニック・ソルーションズ)はそれを無償で手に入れているのだ。これからも売れるかもしれないけれど、これまでのEudoraへのサポートも引き受けることになる見返りに無償なんだろうな、きっと。

 郷秋<Gauche>はもう10年以上Eudoraを使っているけれど、これはなかなか優れたMailerだ。そんなEudoraにとってソニック・ソルーションズが安住の地となるといいんだけれど。そうじゃないとEudoraユーザーは安心して使えないからね。


 今日の1枚は、桃色昼咲き月見草(ももいろひるざきつきみそう)。本物の月見草とは違い、その名の通り昼間に咲きますが、原産国は同じく北アメリカです。
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