１１日１４時５４分に神奈川県の妹から「こわい、じしん、こわい、停電」の携帯メール。
私「ひどいの？」妹「死ぬかと思った」（妹は怖がりです）
阪神大震災を思いっきり経験しましたが、
すぐに安否を連絡しそびれて、その日の夕方になってやっと公衆電話にたどりつけました。
それも、道なき道を瓦礫をかきわけながら。
地震直後何分かは家庭の電話が通じたので、賢明な友人は早朝に大切な人達をたたき起こして無事を伝えました。
とっさの判断力の違いで、ものすごく心配をかけてしまいました。
それにしても阪神大震災とケタ違い。
地震プラス水、火、放射線物質。
報道が悲惨な現状一色で、１６年前がフラッシュバックしたりで落ち込みそう。
だけど、神戸もたくさんの応援で復興できたのだから、いっしょにがんばろう！
義援金くらいしか思いつかないけど。
今、ここに生きて、普通に生活していることに感謝します。
１６年前と違って、情報も豊富で、海外にいるものにとっては助かりますが、私もあの時がよみがえり、精神的につらいです。
音楽と義援金を送ることしか出来ないけれど、学生だったあの頃には何も出来なかったので、その分海外でもチャリティ活動がんばります。
しかし、海外では過剰報道というか、悲惨な部分ばかりを取り上げてる気がします。もちろん、日本人の冷静な行動力と助け合い、思いやりを絶賛しておりますが、原発問題がおこってからは、まるで日本全体が放射能に侵されたような反応です。
海外の演奏家がばたばたと日本公演を（しかも関西！）キャンセルするのは本当に悲しいことです。今だからこそ、私達音楽家が頑張って日本の皆様を励まさないと行けないのに！！！！
今、とても日本に帰りたいです。
速攻でチャリティコンサートなさるとは、頼もしい限りです。
がんばって下さいね。
東京は計画停電とやらで、電気が使えないので様々な催しが中止です。
関西での海外演奏家の公演も、たいがい東京とセットになっているので中止になってしまいますね。
日本全体過剰に自粛ムードになったり、必要以上に物を買い占めに走ったり、情緒不安定です。
私も冷静に自分のすべきことをこなして行かねばと思います。
しほさん、音楽ってすごい力です。
被災者の皆さんが音楽を求める時期がすぐ来るはずですよね。
しほさんの渾身のフォーレ・エレジーを思い出します。
また聴きたいです