横山幸雄さん&矢部達哉さんです。
横山さんは長谷川陽子さんとのコンサートで、
矢部さんはバロックアンサンブルで、
拝聴ずみ。
デュオより、印象に残ったのはピアノソロ。
なんでだろ。弦はチェロ贔屓になりすぎたみたい。
「春」と「クロイツェル」を楽しみに行ったのにね。
矢部さんの音は、すごく繊細で上品だった。
コンビニでチケットを買ったら、前すぎ、左すぎ。
(席は選べない)
お蔭で、横山さんの大迫力「熱情」を弾く手の動きがよくわかった。
ベートーベンの濃さ、暑苦しさに、ノックアウトされた。聴けてよかった。
ピアノってやっぱりすごい楽器だ、とも思った。
前に座っている男性の肩が、横山さんの連打に合わせて激しく上下するのが気になった。
実際、弾き真似してたのかもしれない。
ワタシの横の人も、ひざの上で指が、う、う、うごいてる。。。。
休憩中など、せんせ~、せんせ~、という呼び声もチラホラ。
ピアノやバイオリンの先生業の方が多かったみたい。
出演者は何も話されません。お声が聞けたのは矢部さんのみ。
「もうこれでほんとに最後の曲です。笑」とおっしゃってました。
前回横山さんの巧みな話術を経験しているので、ちょっと残念。
ホールのミニコミ誌によるとテニスとワイン、美食にも精通。
テニス&ピアノって文字通り手強いですね。
余談:藤原真理さんのお話では、席が余り近過ぎると頭の上を音が通り過ぎるし、弓の摩擦音、息の雑音が聞こえるので音的にはホールの中央より後ろがいいそうだ。
空席があったけど、シンフォニーホールは(安い席に行くにしても)移動厳禁だそうだ。
以前行ったK文化ホールはひどくて、安いチケットを買った人がどんどん値段の高い席に移動していた。
ずるい!客席でサンドイッチを食べる人もいた。係員もすっごい怠慢。
公営の悪いところだね。
充実のプログラム!!!
ベートーヴェン :ヴァイオリン・ソナタ 第5番「春」
ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」(ピアノソロ)
休憩
ショパン :バラード 第1番 ト短調(ピアノソロ)
マスネ :タイスの瞑想曲
フォーレ :夢のあとに
ベートーヴェン :ヴァイオリン・ソナタ 第9番「クロイツェル」
アンコール
フォーレ:子守唄
ショパン:ノクターン20番 嬰ハ短調(ピアノソロ)
ドビュッシー:美しい夕暮れ
於:大阪ザ・シンフォニーホール
羨ましいのはこちらの方でゴザイマス。
いつも東京公演のみの催しに、涙をこらえていますヨ。
ただ、今回のように楽々すてきなコンサートに行けることもありまして。
席が埋まらないのか、ずっと広告が続いていて、プログラムの曲も増やしたり関係者のご苦労が忍ばれます。(ほぼ満席でした。)
そらマメだったのですね。
ずいぶん凛々しくなられた横山氏ですこと。
矢部氏はこの日、本調子じゃなかったような気がします。
「春」の出だしでちょっとコケちゃいました。
弦楽器は音程が本当に難しいですねぇ。
関西でのデュオ公演、是非またお願いしたいけど、もし懲り懲りだったら残念だわ。
hippocampiさんのブログは、圧巻の美の追求ですね。守備範囲がひろ~い!
楽しみに読ませていただきますね。
チェロを習われていらっしゃるとか?素敵です!私も弦楽器をら習っています。一緒に頑張りましょう